お茶会の合間を縫って、表の池まで駆け足に、スイレンを撮りに出かけました。
だって、スイレンって10時頃から15時頃までで、あとは閉じてしまうのですもの。
急いで撮り置いて、もと来た道をもどります。
では 内苑にある月華殿まで ご一緒しましょう。
池のふちのあちこちで、キショウブが盛りです。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_p.jpg)
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_1_p.jpg)
おやおや あまりの天気の良さに、カメさんも お散歩。
どこで甲羅を干しましょうかね?
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_3_p.jpg)
いつ見ても画になる三重塔が、静かに池を見つめています。
いつかは行こうと思いつつ、まだ行ったことがありません。
はるか高みに望む、憧れの地というところでしょうか。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_2_p.jpg)
池の端のお茶屋さん。
今日はいつにもまして、観光客が多いようです。
海外の方もちらほら目立ちます。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_4_p.jpg)
さてここで、秘密の門を開けまして(単に関係者出入り口なんですけど:笑)、内苑に横入りします。
内苑に入ると、いっそう緑が豊かに肌に身近に感じられるようになります。
道を行くと目の前が急に広がり、端正なたたずまいの臨春閣が現れます。
この建物は、どこから見ても池との対比が際立っていて、広々とすがすがしいものがあります。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_5_p.jpg)
説明には「江戸時代初期の紀州徳川家ゆかりの臨春閣の景観は、京都・桂離宮と対比されるものです」とあります。なるほど・・・
手入れの行き届いた臨春閣の池に沿って道は続きます。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_6_p.jpg)
臨春閣を過ぎて、改めて行く手をみると、今までの開けた景色とうって変わった光景が目に入ります。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_7_p.jpg)
あたり一面の緑の苔と風の吹き渡る木立は、あくまでも自然にありのままに。
その向こう、まっすぐに立ち上がる青竹をすかして見える建物。
このあたりが日本庭園の醍醐味です。
場面の展開と言いましょうか。
道をたどりながら、この先に何があるのかと期待させる妙と言いますか。
面と線と曲線のおりなす、緩急自在な舞台展開を感じます。
臨春閣の池へと続く小川をわたります。
この橋には、屋根つきの望楼(?)がありまして、亭樹というそうですが、なにやら中国の庭園を思わせますね。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_8_p.jpg)
緑の合間に見え隠れする建物は、日本の美ですねぇ。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_9_p.jpg)
ここからは、自然のありのままが息づいてきます。
右側の急階段の上に、月華殿がみえています。
頑張って 登ります!(^^;;
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_10_p.jpg)
楓の若葉が、何よりのおもてなしですね♪
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_11_p.jpg)
結構な運動量の階段でしょう?(^^;;
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_12_p.jpg)
はい。 こちらが今日のお席の月華殿です。
右側の入り口は水屋です。つまり裏方。
左を回って表に参りましょう。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_13_p.jpg)
お客様は、こちらから席入りなさいます。
階(きざはし)上がってすぐが「待合(まちあい)」で、お茶席に入るまでの控えの間。
右側の欄干のあるお部屋が茶席です。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_14_p.jpg)
ほら ね? やっていますでしょ?
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_15_p.jpg)
この高欄からの眺めは、深山霊谷をながめるようで、きっと一日見ていても飽きませんよ。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_16_p.jpg)
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_17_p.jpg)
しっかし これらを作り上げた原三渓って どんなヒトよ(@@)って思います。
薄っぺらな成金趣味ではない、本当の豪商の力というものを思い知る気がしますよ。
明日は、月華殿に続く小さな茶室と、今回のお道具やお花などをご覧に入れましょうね。
だって、スイレンって10時頃から15時頃までで、あとは閉じてしまうのですもの。
急いで撮り置いて、もと来た道をもどります。
では 内苑にある月華殿まで ご一緒しましょう。
池のふちのあちこちで、キショウブが盛りです。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_p.jpg)
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_1_p.jpg)
おやおや あまりの天気の良さに、カメさんも お散歩。
どこで甲羅を干しましょうかね?
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_3_p.jpg)
いつ見ても画になる三重塔が、静かに池を見つめています。
いつかは行こうと思いつつ、まだ行ったことがありません。
はるか高みに望む、憧れの地というところでしょうか。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_2_p.jpg)
池の端のお茶屋さん。
今日はいつにもまして、観光客が多いようです。
海外の方もちらほら目立ちます。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_4_p.jpg)
さてここで、秘密の門を開けまして(単に関係者出入り口なんですけど:笑)、内苑に横入りします。
内苑に入ると、いっそう緑が豊かに肌に身近に感じられるようになります。
道を行くと目の前が急に広がり、端正なたたずまいの臨春閣が現れます。
この建物は、どこから見ても池との対比が際立っていて、広々とすがすがしいものがあります。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_5_p.jpg)
説明には「江戸時代初期の紀州徳川家ゆかりの臨春閣の景観は、京都・桂離宮と対比されるものです」とあります。なるほど・・・
手入れの行き届いた臨春閣の池に沿って道は続きます。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_6_p.jpg)
臨春閣を過ぎて、改めて行く手をみると、今までの開けた景色とうって変わった光景が目に入ります。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_7_p.jpg)
あたり一面の緑の苔と風の吹き渡る木立は、あくまでも自然にありのままに。
その向こう、まっすぐに立ち上がる青竹をすかして見える建物。
このあたりが日本庭園の醍醐味です。
場面の展開と言いましょうか。
道をたどりながら、この先に何があるのかと期待させる妙と言いますか。
面と線と曲線のおりなす、緩急自在な舞台展開を感じます。
臨春閣の池へと続く小川をわたります。
この橋には、屋根つきの望楼(?)がありまして、亭樹というそうですが、なにやら中国の庭園を思わせますね。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_8_p.jpg)
緑の合間に見え隠れする建物は、日本の美ですねぇ。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_9_p.jpg)
ここからは、自然のありのままが息づいてきます。
右側の急階段の上に、月華殿がみえています。
頑張って 登ります!(^^;;
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_10_p.jpg)
楓の若葉が、何よりのおもてなしですね♪
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_11_p.jpg)
結構な運動量の階段でしょう?(^^;;
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_12_p.jpg)
はい。 こちらが今日のお席の月華殿です。
右側の入り口は水屋です。つまり裏方。
左を回って表に参りましょう。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_13_p.jpg)
お客様は、こちらから席入りなさいます。
階(きざはし)上がってすぐが「待合(まちあい)」で、お茶席に入るまでの控えの間。
右側の欄干のあるお部屋が茶席です。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_14_p.jpg)
ほら ね? やっていますでしょ?
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_15_p.jpg)
この高欄からの眺めは、深山霊谷をながめるようで、きっと一日見ていても飽きませんよ。
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_16_p.jpg)
![](https://yaplog.jp/cv/usausaz/img/1727/img20090511_17_p.jpg)
しっかし これらを作り上げた原三渓って どんなヒトよ(@@)って思います。
薄っぺらな成金趣味ではない、本当の豪商の力というものを思い知る気がしますよ。
明日は、月華殿に続く小さな茶室と、今回のお道具やお花などをご覧に入れましょうね。