チーママの庭とウサギたち

チーちゃんのママことチーママです。植物とウサギと戯れ、マイペースでハンドメイドをしています。

きれいなトンボも・・・

2009-08-03 23:11:57 | 庭のお客さん
土曜の事です。
午前中水遣りをしようと思ったら、出入り口の目の前の棒に、シオカラトンボのメスが止まりました。

「あらあら せっかくお休みしているなら、出られないわ」

そうそう 写真を撮っておきましょう。


ん? 


あら、何か持ってるわ


レンズ越しだとセミかと思ったのですが、実際には小さな獲物。
どうやらハナアブか何かのようです。


かなり残酷な気もしますが、トンボだって霞を食って生きているわけではないのです。
やっと捕まえたご飯を食べて、産卵する力を蓄えるのです。
それにしても、トンボのお食事シーンは初めて見ました。
飛んでいるのを捕まえるのですから、苦労するでしょうね。
それに、トンボだって危険がいっぱい。
その証拠に、この子の羽 くもの巣がまとわりついています。


大きなジョロウグモ辺りの巣なら、反対につかまって食べられてしまいます。
上手くくもの巣から逃れても、くもの糸が絡まって上手く飛べなくなる事もある。
ヤンマなどの大型トンボや鳥に、狙われる事もあるでしょう。
そんな危険を潜り抜けてきたのかと思うと、これからも頑張って生き抜いて、無事に子孫を残して欲しいと思います。

しかし、トンボの羽って、ホントに美しいですね。
まさに天女の羽衣といったところです。



この背中の複雑な筋肉が、急旋回・急降下・急停止などの高機能を作り出す元なのです。
4枚の羽を、それぞれ別々の角度に動かす事ができるのです。
まさにハイテクマシンです。いまだ人間は及ばない技術です。


食べ終えて、食後の一休み。
ますます お庭に出られません(^^;;


その後も、飛び立ったと思うと戻ってきて、かなりこの場所が気に入った様子。



羽をこの角度にした時は、完全にお休みモード(^^;;

かーさんが子供の頃は、このタイミングを待って、素手で捕ったものです。
アキアカネあたりだと、簡単に捕れます。
トウスミ(イトトンボ)も、素手でOKでしたね。
オハグロやカワトンボは、とても敏感で難しい。
子供の方が考えなしに体が動くので、そんな離れ業も造作がなかったようです。
そんな子に捕虫網を持たせたら鬼に金棒で、網使いテクに磨きをかけたものです(笑)

少しうなだれたサルビア・セージが気になりつつも、つかの間の休憩をゆっくりとって欲しくて、出るに出られない・・・

しばらくしてお外を見たら、トンボはまた空へと飛び立っていました。
がんばれ~!!


コメント (3)
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