まだちょっと過敏になっております(^^;;;
まぁ こゆのばあいは、仕方がないかな?
でも 声をかけると耳を向けて聞いています。
外部情報に耳を傾けるだけの余裕は、出てきたようです。
食べませんが(--)
ユキが避妊手術をした時は、3日目にやおら起き上がって「ご飯食べるわよ!」でした。
こゆきの手術の時は、どうだったかなぁ?記憶がありません。
人も二番目の子供って、気が付かないうちに育つじゃありませんか。
それと同じで(^^;;; (言い訳するな!)
ともあれ、状態は下降線ではないようです。
部屋の温度が保たれるように、ドアを少しだけあけて出社。
(閉じ込めると、今度はシジミが不自由になってよろしくない)
夜。帰宅したら、ねんねの椅子の下からは出ていたが、部屋はそれなりに温かい。
それにもう24時間はたったので、低体温は大丈夫でしょう。
発熱もなし。
顔色は悪くないけど、やっぱり食べていない。
昨日強制給餌をしたり、術中の補液などで、わずかなおしっことミジンコうんちがおしるし程度。
ヤレヤレ 食べさせなくちゃ。
以前は投薬もスプラッタだったけれど、お味噌の熟成が実感できたので、しっかり言い聞かせれば違うはず。
それにここ数日、強制給餌をしてもらっているので、何が起きるか多少は理解しているはず。
まずは投薬。
「こゆちゃん お薬飲みましょう。お利口さんね」
膝の上に仰向け抱っこ。
傷に触らないか気になりますが、仰向けだろうとうつ伏せだろうと、暴れるのは同じだもの。
ならば山下先生が強制給餌したように、仰向け抱っこの方が暴れられない。
こゆきの得意技「頭はね上げ頭突き」も、かーさんの胸が後ろにあるので出来ない。
というわけです。
もう一つ、今回いろいろな先生のやり方を見たのも、役に立ちました。
こゆきはシリンジが見えるように前から出すとダメ。
斜め後ろ、下からやるとどうにかなる。
プリンぺランと抗生物質をまとめて、かつぬるま湯で溶かして投与。
多少嫌がりましたが、スプラッタにならずに飲んでくれました。
体温の高いウサギには、薬もできるだけ暖かめの方が無難な気がします。
特に敏感な子は、強制給餌も投薬も、せめてぬるくした方が受け入れやすいかも。
薬はお湯で成分に影響するのでぬるま湯ですが、強制給餌はもう少し暖かくてもいい。
クリティカルケアは粒子がパウダーではないので、成毛先生のように小さなシリンジで吸ってというわけにはいきません。
強制給餌用の大きなシリンジで、後部から詰め込んで与えることにしました。
こちらも慣れないので、山下先生式にこゆきをおくるみして仰向け抱っこ。
だいぶ嫌がりましたが、シリンジを入れるとそれなりにクチャクチャと口を動かして食べました。
もう ほめまくりで続けます。
わぁー いいこだぁ~
おいしいねぇ
やっぱりお姉さんになったわね。賢い賢い♪
こゆきちゃんは なんてお利口さんなのかしら
親ばか丸出し(爆)
ずっと声をかけ続けて、どうにか10ml。
寝る前に、もう一度かな。
何しろ水を飲んでいませんから、今度は脱水が気になります。
脱水が進むと、ますます食欲がなくなります。
その点では、強制給餌は水分も取れるので助かります。
また うさぎは体内で水分を作る動物と聞きますので、強制給餌で補われた分以上に水分が取れるはず。
回数分けて、なるべく食べさせなくちゃ。
食べさせ終わったら、お約束の「かーさん バリバリ」(^^;;
多少元気はあるようです。
どれくらい元気かな?
試しに、庭を見せてみました。
車の音や電車の音、耳を立てて聞いています。
時々ちょこっと身を乗り出して、見まわしています。
うん これなら大丈夫(^^)
傷は一日一日と良くなるからね。
痛みもどんどん無くなるからね。
早く自分で食べるのよ。
こゆ うごきたくないのに!
ひるま こゆはいい子にしてたよ。まだ痛いから、食べないんだって。
おにーちゃん 明日もよろしくね。
で、君もたくさん食べるようにね。
あ あなたもお薬飲まなくちゃ!
シジミはてこずることなく飲むので、助かります。
体は伸ばしているようです。 あれ?
足を支えに、おなかとお尻を上げているようです。
傷が気になるのでしょう。 こゆきなりの知恵?
そうそう・・・と、どうせならば術部の様子
矢印部分、実際には本当にくぼんでいます。出てたのがなくなって、すっきり♪
(まったく どうしようもないかーさんです:笑)
まぁ こゆのばあいは、仕方がないかな?
でも 声をかけると耳を向けて聞いています。
外部情報に耳を傾けるだけの余裕は、出てきたようです。
食べませんが(--)
ユキが避妊手術をした時は、3日目にやおら起き上がって「ご飯食べるわよ!」でした。
こゆきの手術の時は、どうだったかなぁ?記憶がありません。
人も二番目の子供って、気が付かないうちに育つじゃありませんか。
それと同じで(^^;;; (言い訳するな!)
ともあれ、状態は下降線ではないようです。
部屋の温度が保たれるように、ドアを少しだけあけて出社。
(閉じ込めると、今度はシジミが不自由になってよろしくない)
夜。帰宅したら、ねんねの椅子の下からは出ていたが、部屋はそれなりに温かい。
それにもう24時間はたったので、低体温は大丈夫でしょう。
発熱もなし。
顔色は悪くないけど、やっぱり食べていない。
昨日強制給餌をしたり、術中の補液などで、わずかなおしっことミジンコうんちがおしるし程度。
ヤレヤレ 食べさせなくちゃ。
以前は投薬もスプラッタだったけれど、お味噌の熟成が実感できたので、しっかり言い聞かせれば違うはず。
それにここ数日、強制給餌をしてもらっているので、何が起きるか多少は理解しているはず。
まずは投薬。
「こゆちゃん お薬飲みましょう。お利口さんね」
膝の上に仰向け抱っこ。
傷に触らないか気になりますが、仰向けだろうとうつ伏せだろうと、暴れるのは同じだもの。
ならば山下先生が強制給餌したように、仰向け抱っこの方が暴れられない。
こゆきの得意技「頭はね上げ頭突き」も、かーさんの胸が後ろにあるので出来ない。
というわけです。
もう一つ、今回いろいろな先生のやり方を見たのも、役に立ちました。
こゆきはシリンジが見えるように前から出すとダメ。
斜め後ろ、下からやるとどうにかなる。
プリンぺランと抗生物質をまとめて、かつぬるま湯で溶かして投与。
多少嫌がりましたが、スプラッタにならずに飲んでくれました。
体温の高いウサギには、薬もできるだけ暖かめの方が無難な気がします。
特に敏感な子は、強制給餌も投薬も、せめてぬるくした方が受け入れやすいかも。
薬はお湯で成分に影響するのでぬるま湯ですが、強制給餌はもう少し暖かくてもいい。
クリティカルケアは粒子がパウダーではないので、成毛先生のように小さなシリンジで吸ってというわけにはいきません。
強制給餌用の大きなシリンジで、後部から詰め込んで与えることにしました。
こちらも慣れないので、山下先生式にこゆきをおくるみして仰向け抱っこ。
だいぶ嫌がりましたが、シリンジを入れるとそれなりにクチャクチャと口を動かして食べました。
もう ほめまくりで続けます。
わぁー いいこだぁ~
おいしいねぇ
やっぱりお姉さんになったわね。賢い賢い♪
こゆきちゃんは なんてお利口さんなのかしら
親ばか丸出し(爆)
ずっと声をかけ続けて、どうにか10ml。
寝る前に、もう一度かな。
何しろ水を飲んでいませんから、今度は脱水が気になります。
脱水が進むと、ますます食欲がなくなります。
その点では、強制給餌は水分も取れるので助かります。
また うさぎは体内で水分を作る動物と聞きますので、強制給餌で補われた分以上に水分が取れるはず。
回数分けて、なるべく食べさせなくちゃ。
食べさせ終わったら、お約束の「かーさん バリバリ」(^^;;
多少元気はあるようです。
どれくらい元気かな?
試しに、庭を見せてみました。
車の音や電車の音、耳を立てて聞いています。
時々ちょこっと身を乗り出して、見まわしています。
うん これなら大丈夫(^^)
傷は一日一日と良くなるからね。
痛みもどんどん無くなるからね。
早く自分で食べるのよ。
こゆ うごきたくないのに!
ひるま こゆはいい子にしてたよ。まだ痛いから、食べないんだって。
おにーちゃん 明日もよろしくね。
で、君もたくさん食べるようにね。
あ あなたもお薬飲まなくちゃ!
シジミはてこずることなく飲むので、助かります。
体は伸ばしているようです。 あれ?
足を支えに、おなかとお尻を上げているようです。
傷が気になるのでしょう。 こゆきなりの知恵?
そうそう・・・と、どうせならば術部の様子
矢印部分、実際には本当にくぼんでいます。出てたのがなくなって、すっきり♪
(まったく どうしようもないかーさんです:笑)
(追記および諸所加筆あり)
こゆきを連れて帰りました。
普通は入院して様子を見ることが多いかと思いますが、基本当日自宅に帰すのです。
ウサギはとてもナーバスな動物だから、知らない場所、不慣れな環境で置くより、住み慣れた環境に戻した方がストレスがかからないという配慮です。
以下は、かーさん用覚書。
10:30 病院着。
シジミも歯をクチャクチャさせているし、食べ方が拾い食い選び食いしているので、歯を見ていただく。
右上の臼歯の歯肉が白くなっている。(炎症を起こした後)
下のちょっととがった歯をカットして滑らかにして、様子見。
白くなった歯肉の腫れを抑えるために、ステラロール0.1ml/朝晩/2日の指示。
こゆき 膀胱が満タン。
おととい昨日と排尿に苦労した話をする。
今まで仰向けで排尿してもらっていたが、先生は仰向けにはしない。
右わきに頭を入れ、右手で抱えて上体を浮かし、左手で膀胱部分を絞る。
あっという間に、気持ちがいいほど勢いよく尿が出る(@@)
コツ>膀胱を少し手前に引いて、尿道を伸ばして、膀胱の底から出口へと絞る。
尿の色は、全く問題ない色。安心した。
それでもやはり、ふくらみが消えずに残る。
どうして出ないのか? やはり癒着部分があるのか?
先生も分からず、首をかしげている。
耳から採血をしようとしたが、針を入れると血管を縮めてしまう。
緊張している子、神経質な子は、こういうことがあるそう。
「先に強制給餌して、酸素室に入れて・・・」と、あれこれ指示。
そうすると、血管が広がるらしい。
成毛先生にいただいたレントゲンを確認。
真ん丸に膀胱が出ているのを見て、「こんな状態とは、予想以上」とビックリなさる。
(レントゲンから書き起こした大まかな図。胃腸には、問題点は見当たらず)
昨日自宅で画像を見ていて気になった、膀胱の上のそら豆のへそみたいな白い部分(?)は何か?と、お聞きする。
二人で、あーのこうのと言っていたら、「ひょっとして膀胱が捻転しているかも」とのこと。
ふつう尿道が見えて、そのまま膀胱が続くはずが、尿道が見にくくなっているし。
「捻転して組織が二重になっている部分が、白く見えているんでしょうか?」
「うーーん そうかもしれません。」
そうなると、かなり問題がある。
捻転した下の組織が壊疽などを起こしていると、ねじれを戻した途端に組織内の毒素が放出されて、ショックを起こして、最悪亡くなることがある。
尿道が使えなくなった時に、膣経由で排尿できるようにしたことはあるけれど、膀胱を取ってしまうわけにはいかないし。
膀胱の周囲のもやもやは、炎症を起こしているからかもしれない。
「でも ほっておいてもどうなるものでもないので、やるしかないですね」
と、万が一も覚悟をする。
こゆきを預けて帰宅。
キャリーケースは術後のこゆき用に置いてきた。
シジミは、簡易バッグに入れる。以前は嫌がったけれど、さすがにこの年になると納得して入っている。
寒さ対策に、服を着せておく。
16時 先生から連絡。無事に済んだとのこと。
19時 お迎え。
状況。
思ったより単純なケースで、35分ほどで終わったので、負担はかなり軽いと思うというお話。
開けてみたら、膀胱は捻転しておらず、色もきれいだった。
ヘルニア嚢(飛び出した組織周辺にできる袋)を正中で切ってみたら、脂(脂肪です)が沢山。
ヘルニアの穴は15mmほど。
そこから脂肪が出て、脂肪の間から膀胱が出ていた。
嚢を切り取って、膀胱を戻して縫合。
恥骨部分の腹膜がかなり薄くなっていたので、テンションが入って裂けないように縫ってある。
切除した嚢を見せていただく。きれいな色をしている。
ちょうど大きな魚の胃袋のような白っぽい肌色で、しっかりしたもの。
広げて大きさを見てみればよかった(--)
おそらく50~60×30~40mm位かと。
(カメラを持ってくれば良かった:涙)
お願いしていた開腹時の患部写真をいただく。
画像の組織は、どれも健康そうな色で、変色したり炎症で赤くなったような部分はなし。
何しろ脂が多い(TT) 色は鶏肉の脂色。当たり前か・・・
血液検査でも、全く問題がないとのこと。
血糖値が高いのは、この状態の時は仕方ないので気にしなくていい。
確かに、見事に許容範囲に収まっている。
先生が、術後もう一度レントゲンを確認してみた。
コントラストを調節したら、嚢の中にうっすらもやもやしたのが見えてきたと。
それが膀胱。あとは脂。
嚢の周囲のもやもやは、何やらの新生組織だった。(もちろん嚢と一緒に除去)
(追記 例の?の白い部分は、嚢が肥厚した部分と考えられる)
捻転はしていなかったのか?
していたかもしれないが、麻酔をかけて体が弛緩した時に、戻ったのかもしれない。
開腹した時には、捻転していなかった。
「この状態で、本人痛みがあったのかな?」
先生は、痛みはなかったと思っていらっしゃるようす。
こゆきの状態から見て、痛みはなかったのかもしれない。
見慣れない待合室や窓の外、電車の車窓などを、興味深そうに身を乗り出して熱心に見ていたし。
「ではなぜ 食べなかったのでしょう?」
こゆきは、非常に過敏だとのこと。
麻酔をかけると、人間でいう知能の部分が消えて、本能的な部分が出てくる。
こゆきは、うさぎが本来持っている「何かあったらバッと逃げ出す」といった過敏さを持っている。
なので、なんとなく下腹に違和感を感じてナーバスになっていたのではないか。
なるほど。
確かに今年になって、明らかに様子が違ってきた。
以前なら、外に連れ出すとビビッて、キャリーケースの隅に縮こまっていた。
目も三角になって、緊張していた。
それが、特に最近は外に興味を示して必ず自分が前に出て外を見ている。
どこでもケージの戸を開けると、出てこようとする。
6歳になって、いよいよ知恵がついてきたというか、ものが分かってきたというか。
これからは、シジミ同様、もっとちゃんと話すようにしなくては。
ともあれ、開けてビックリより、開けてなーんだの方がいい。
事前にあれこれ検討したことは、無駄ではなかっとおっしゃる。
「それに新生組織が、先行き異常に変異されても困りますし」
「ええ 今回手術させてもらえて良かったです」
今は痛み止めを入れてあるので、痛みはないはず。
明日夕方(11/26)になっても食欲がなかったら、プリンぺランを投与。
抗生物質は1回/日/7日間の処方。
金曜に、一度様子を見るために診察。
「お部屋自由のウサギさんは、術部が熱を持つので、冷えたところに行きたがりますから、気をつけてください。」
全身麻酔後は体が冷える(経験済み)。
保温した方が、立ち上がりが早いのは、ユキとシジミで経験済み。
遠赤外線ヒーターとホットカーペットで、万全の構えだから大丈夫。
ただし 発熱に注意しなくては。
帰宅して、キャリーケースのまま普段置くところに置く。
一晩でもその中にいてくれればいいがと思っていたが、やはりねんねの椅子の下に移動。
ねんねの椅子は、下がホットカーペットで、椅子の周囲に毛布を垂らしてあるので、保温性は良い。
試しに「ミント、バラ、桜の葉、ワイルドストロベリーの葉」を置いたら、ミントだけ食べる。
まったく口にしないかと思ったので、少しホッとする。
表情はまだ「ビックリ」の目をしているし、体も緊張気味だが、過度ではない。
かなり怖かったよね。
次に覗くと、シジミが来たせいか、椅子の外に出ている。
下はタオル地のベッドパッドをたたんだもの。毛布を掛けておく。
しばらくしたら、今度はsusuの上に移動している。
毛布を掛けなおして、遠赤外線ヒーターを向けて、「暖かくしなさい。体を冷やしてはダメよ」と言い聞かせたら、そのままにしている。
1時。顔がだいぶ穏やかになった。
ヒーターのおかげで、体も暖かい。毛布もそのまま掛けている。
シジミもだいぶ食べだしたので、食べ終わったら寝よう。
金曜に半休もらうので、明日は通常出勤のつもり。
万が一を考えて、1時間早く早退しよう。
おにーちゃんも、しっかり食べるようにね!
< 追 記 >
先生方が「まだ尿が残っているようだが、これ以上は出ない。何でだろう?」と思っていたのは、嚢内の脂肪だったかも。
「一生懸命 脂肪を絞っていたのかも(^^;;」と、きち先生。
排尿させた後にレントゲンを取って確認した方が良かったかな?と一瞬思いましたが、まさか嚢の中の脂肪とは誰も頭になかったから無駄かな?
「もしかしてエコーで見たら、膀胱が分かったかもしれません。」
あーー その手があった!
エコーなら脂肪と膀胱の区別がついたはず。
レントゲンで組織等の異常が見つかったら、エコー検査も視野に入れなくては。
でもなんといっても一番は、肥満にさせないこと!!
もっとも こゆきの様に非常にエネルギー転換効率が良い子だと、ペレット数粒の範囲になってしまう。
それに、食欲魔人の子は食べられないストレスがかかって、精神的にナーバスになったり、手足を執拗になめる等の代償行為に走ることもある。
こゆきは、「甘い甘いがもらえない→ハンスト」「ペレットが少しで不満足→手足の先をなめて毛がなくなる」と言うことがあった。先生いわく「ご飯欲しい病」。
少ない量で満足させるには、牧草をふんだんに与える(でも牧草の食べ過ぎの食滞や、肥満もあり)
ペレットをふやかして与える。
ペレットよりカロリーの少ない野菜を与える等、これは永遠の課題(--)
(一時検討したグルコマンナンは、不採用にしている)
こゆきを連れて帰りました。
普通は入院して様子を見ることが多いかと思いますが、基本当日自宅に帰すのです。
ウサギはとてもナーバスな動物だから、知らない場所、不慣れな環境で置くより、住み慣れた環境に戻した方がストレスがかからないという配慮です。
以下は、かーさん用覚書。
10:30 病院着。
シジミも歯をクチャクチャさせているし、食べ方が拾い食い選び食いしているので、歯を見ていただく。
右上の臼歯の歯肉が白くなっている。(炎症を起こした後)
下のちょっととがった歯をカットして滑らかにして、様子見。
白くなった歯肉の腫れを抑えるために、ステラロール0.1ml/朝晩/2日の指示。
こゆき 膀胱が満タン。
おととい昨日と排尿に苦労した話をする。
今まで仰向けで排尿してもらっていたが、先生は仰向けにはしない。
右わきに頭を入れ、右手で抱えて上体を浮かし、左手で膀胱部分を絞る。
あっという間に、気持ちがいいほど勢いよく尿が出る(@@)
コツ>膀胱を少し手前に引いて、尿道を伸ばして、膀胱の底から出口へと絞る。
尿の色は、全く問題ない色。安心した。
それでもやはり、ふくらみが消えずに残る。
どうして出ないのか? やはり癒着部分があるのか?
先生も分からず、首をかしげている。
耳から採血をしようとしたが、針を入れると血管を縮めてしまう。
緊張している子、神経質な子は、こういうことがあるそう。
「先に強制給餌して、酸素室に入れて・・・」と、あれこれ指示。
そうすると、血管が広がるらしい。
成毛先生にいただいたレントゲンを確認。
真ん丸に膀胱が出ているのを見て、「こんな状態とは、予想以上」とビックリなさる。
(レントゲンから書き起こした大まかな図。胃腸には、問題点は見当たらず)
昨日自宅で画像を見ていて気になった、膀胱の上のそら豆のへそみたいな白い部分(?)は何か?と、お聞きする。
二人で、あーのこうのと言っていたら、「ひょっとして膀胱が捻転しているかも」とのこと。
ふつう尿道が見えて、そのまま膀胱が続くはずが、尿道が見にくくなっているし。
「捻転して組織が二重になっている部分が、白く見えているんでしょうか?」
「うーーん そうかもしれません。」
そうなると、かなり問題がある。
捻転した下の組織が壊疽などを起こしていると、ねじれを戻した途端に組織内の毒素が放出されて、ショックを起こして、最悪亡くなることがある。
尿道が使えなくなった時に、膣経由で排尿できるようにしたことはあるけれど、膀胱を取ってしまうわけにはいかないし。
膀胱の周囲のもやもやは、炎症を起こしているからかもしれない。
「でも ほっておいてもどうなるものでもないので、やるしかないですね」
と、万が一も覚悟をする。
こゆきを預けて帰宅。
キャリーケースは術後のこゆき用に置いてきた。
シジミは、簡易バッグに入れる。以前は嫌がったけれど、さすがにこの年になると納得して入っている。
寒さ対策に、服を着せておく。
16時 先生から連絡。無事に済んだとのこと。
19時 お迎え。
状況。
思ったより単純なケースで、35分ほどで終わったので、負担はかなり軽いと思うというお話。
開けてみたら、膀胱は捻転しておらず、色もきれいだった。
ヘルニア嚢(飛び出した組織周辺にできる袋)を正中で切ってみたら、脂(脂肪です)が沢山。
ヘルニアの穴は15mmほど。
そこから脂肪が出て、脂肪の間から膀胱が出ていた。
嚢を切り取って、膀胱を戻して縫合。
恥骨部分の腹膜がかなり薄くなっていたので、テンションが入って裂けないように縫ってある。
切除した嚢を見せていただく。きれいな色をしている。
ちょうど大きな魚の胃袋のような白っぽい肌色で、しっかりしたもの。
広げて大きさを見てみればよかった(--)
おそらく50~60×30~40mm位かと。
(カメラを持ってくれば良かった:涙)
お願いしていた開腹時の患部写真をいただく。
画像の組織は、どれも健康そうな色で、変色したり炎症で赤くなったような部分はなし。
何しろ脂が多い(TT) 色は鶏肉の脂色。当たり前か・・・
血液検査でも、全く問題がないとのこと。
血糖値が高いのは、この状態の時は仕方ないので気にしなくていい。
確かに、見事に許容範囲に収まっている。
先生が、術後もう一度レントゲンを確認してみた。
コントラストを調節したら、嚢の中にうっすらもやもやしたのが見えてきたと。
それが膀胱。あとは脂。
嚢の周囲のもやもやは、何やらの新生組織だった。(もちろん嚢と一緒に除去)
(追記 例の?の白い部分は、嚢が肥厚した部分と考えられる)
捻転はしていなかったのか?
していたかもしれないが、麻酔をかけて体が弛緩した時に、戻ったのかもしれない。
開腹した時には、捻転していなかった。
「この状態で、本人痛みがあったのかな?」
先生は、痛みはなかったと思っていらっしゃるようす。
こゆきの状態から見て、痛みはなかったのかもしれない。
見慣れない待合室や窓の外、電車の車窓などを、興味深そうに身を乗り出して熱心に見ていたし。
「ではなぜ 食べなかったのでしょう?」
こゆきは、非常に過敏だとのこと。
麻酔をかけると、人間でいう知能の部分が消えて、本能的な部分が出てくる。
こゆきは、うさぎが本来持っている「何かあったらバッと逃げ出す」といった過敏さを持っている。
なので、なんとなく下腹に違和感を感じてナーバスになっていたのではないか。
なるほど。
確かに今年になって、明らかに様子が違ってきた。
以前なら、外に連れ出すとビビッて、キャリーケースの隅に縮こまっていた。
目も三角になって、緊張していた。
それが、特に最近は外に興味を示して必ず自分が前に出て外を見ている。
どこでもケージの戸を開けると、出てこようとする。
6歳になって、いよいよ知恵がついてきたというか、ものが分かってきたというか。
これからは、シジミ同様、もっとちゃんと話すようにしなくては。
ともあれ、開けてビックリより、開けてなーんだの方がいい。
事前にあれこれ検討したことは、無駄ではなかっとおっしゃる。
「それに新生組織が、先行き異常に変異されても困りますし」
「ええ 今回手術させてもらえて良かったです」
今は痛み止めを入れてあるので、痛みはないはず。
明日夕方(11/26)になっても食欲がなかったら、プリンぺランを投与。
抗生物質は1回/日/7日間の処方。
金曜に、一度様子を見るために診察。
「お部屋自由のウサギさんは、術部が熱を持つので、冷えたところに行きたがりますから、気をつけてください。」
全身麻酔後は体が冷える(経験済み)。
保温した方が、立ち上がりが早いのは、ユキとシジミで経験済み。
遠赤外線ヒーターとホットカーペットで、万全の構えだから大丈夫。
ただし 発熱に注意しなくては。
帰宅して、キャリーケースのまま普段置くところに置く。
一晩でもその中にいてくれればいいがと思っていたが、やはりねんねの椅子の下に移動。
ねんねの椅子は、下がホットカーペットで、椅子の周囲に毛布を垂らしてあるので、保温性は良い。
試しに「ミント、バラ、桜の葉、ワイルドストロベリーの葉」を置いたら、ミントだけ食べる。
まったく口にしないかと思ったので、少しホッとする。
表情はまだ「ビックリ」の目をしているし、体も緊張気味だが、過度ではない。
かなり怖かったよね。
次に覗くと、シジミが来たせいか、椅子の外に出ている。
下はタオル地のベッドパッドをたたんだもの。毛布を掛けておく。
しばらくしたら、今度はsusuの上に移動している。
毛布を掛けなおして、遠赤外線ヒーターを向けて、「暖かくしなさい。体を冷やしてはダメよ」と言い聞かせたら、そのままにしている。
1時。顔がだいぶ穏やかになった。
ヒーターのおかげで、体も暖かい。毛布もそのまま掛けている。
シジミもだいぶ食べだしたので、食べ終わったら寝よう。
金曜に半休もらうので、明日は通常出勤のつもり。
万が一を考えて、1時間早く早退しよう。
おにーちゃんも、しっかり食べるようにね!
< 追 記 >
先生方が「まだ尿が残っているようだが、これ以上は出ない。何でだろう?」と思っていたのは、嚢内の脂肪だったかも。
「一生懸命 脂肪を絞っていたのかも(^^;;」と、きち先生。
排尿させた後にレントゲンを取って確認した方が良かったかな?と一瞬思いましたが、まさか嚢の中の脂肪とは誰も頭になかったから無駄かな?
「もしかしてエコーで見たら、膀胱が分かったかもしれません。」
あーー その手があった!
エコーなら脂肪と膀胱の区別がついたはず。
レントゲンで組織等の異常が見つかったら、エコー検査も視野に入れなくては。
でもなんといっても一番は、肥満にさせないこと!!
もっとも こゆきの様に非常にエネルギー転換効率が良い子だと、ペレット数粒の範囲になってしまう。
それに、食欲魔人の子は食べられないストレスがかかって、精神的にナーバスになったり、手足を執拗になめる等の代償行為に走ることもある。
こゆきは、「甘い甘いがもらえない→ハンスト」「ペレットが少しで不満足→手足の先をなめて毛がなくなる」と言うことがあった。先生いわく「ご飯欲しい病」。
少ない量で満足させるには、牧草をふんだんに与える(でも牧草の食べ過ぎの食滞や、肥満もあり)
ペレットをふやかして与える。
ペレットよりカロリーの少ない野菜を与える等、これは永遠の課題(--)
(一時検討したグルコマンナンは、不採用にしている)
ただいま先生から連絡があり、無事に終わったようです。
19時に迎えに行きます。
詳しくは、また改めて。
ここ数日、アクセス数が多く、励ましをいただいた気がしております。
応援のコメントも多々いただき、勇気づけられておりました。
皆様の祈りをいただき、無事に終えることができたと思っております。
まだ術後安定するか、安心はできませんが、無事に連れ帰れるようにと願っています。
19時に迎えに行きます。
詳しくは、また改めて。
ここ数日、アクセス数が多く、励ましをいただいた気がしております。
応援のコメントも多々いただき、勇気づけられておりました。
皆様の祈りをいただき、無事に終えることができたと思っております。
まだ術後安定するか、安心はできませんが、無事に連れ帰れるようにと願っています。