♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

「イタリア・フィレンツェ旅行」  PISA & LUCCAへ 其の六 「ルッカを後に・・・」

2012年04月16日 20時45分05秒 | @シエナ・ピサ・ルッカ

 

 

 小さい街ルッカですが、城壁内は本当にロールプレイングゲームのステージ!って感じですごく可愛いです。
広場も大小たくさんあり、それぞれとても素敵な雰囲気です。

 



上の画像は「サン・ミケーレ・イン・フォロ教会」(San Michele in Foro) 。
ロマネスク様式の美しさ、アーチの繊細さ、真正面からみる迫力はなかなかのものです。

彫刻が細かく、綺麗だけでなくなんか恐ろしいほどの執念を感じる。
教会のてっぺんにいる 大天使ミカエルが見下ろすルッカの街はさぞ美しいことでしょう。

 

 

市場の目の前にあった靴屋さんで、ふと楽な靴が欲しくなり購入。
可愛さもあって、普段使いにいいかな!と。

 

 

こちらの広場(ナポレオン広場)には珍しくタクシーが停まっていた。
そろそろ、フィレンツェへ戻らなくてはなりません。
一泊くらいしたかったかも・・とちょっと後悔。

 

 

ルッカの駅前。

こちらもアーチがとても可愛いです。

 



今回のイタリア旅行でヴェネツィアの次に思い出深い町となりました。
何よりも美味しい町だと思う。
こぢんまりしているし、人々がスローリーな感じもする。
猫にも会えたし絶対に再訪したいんだけど、立地的になかなか難しいだろうなあ。

 

 

お土産をたんまり買い込んで・・・・

 

 

さて!ピサ&ルッカ編はこれで最後です。

 

 

 


「イタリア・フィレンツェ旅行」 PISA & LUCCAへ 其の五 猫たちとの出会い

2012年04月15日 18時16分43秒 | @シエナ・ピサ・ルッカ

 

 

時間は少し遡ります。

主人と私が「別行動」をしているときにその出会いはありました。

主人がグイニージの塔から下りて散策していると、グイニージの塔の地下(床下)へと入っていく第一猫様発見。

おお!これは!と感動し、猫を追うため 路地へと向かいました。


 

いたいた!

 

闊歩しているちょいボリューミーな猫です。
しばらく行くと、いるわいるわ!

半狂乱でシャッターを切る主人が目に浮かびますね。

 

 

 

 

私と合流し、テンションMAX状態で路地へと連れて行かれました。

 

お店の看板猫なのか、はたまた野良ちゃんなのかはわかりませんが・・・・。

 

綺麗な雑種の猫ちゃん。
お店のおばちゃんに話しかけられていましたがガン無視。(笑)

 

そうっと撫でさせてもらいました。

 

こっちはこっちで凛々しい感じ。

 

近寄っても逃げない!人なつっこい猫です。

まさかルッカで出会えるとは思ってなかったのですごく嬉しかった。

 

 

 


イタリア・フィレンツェ旅行」  PISA & LUCCAへ 其の四 「Buca del S.Antonio」 de ランチ

2012年04月15日 17時58分34秒 | @シエナ・ピサ・ルッカ



ルッカは美味しいレストランが多い街と噂では聞いていたので、今回予約したレストランにも多少なりとも期待します。

 


Buca del S.Antonio

Via della Cervia 3 - Lucca
+39 0583.558.81

 


オンシーズンは予約したほうが良いと思われる




1782年創業の老舗レストランです。
内装もかわいく、それでいてシック。
リストランテらしく、ホールスタッフの方達もピシッとスーツを着て格好いいですよん。
若くて背の高いお兄さん・・・いい顔してました。

 

 

 

さて好みのワインを頂き、気分良くスタート!
今回は日帰りということもあるので、ここでガッツリ食べるぞ!と気合いいれてきました。 

 



Sella do coniglio lardellata su radicchietti  11ユーロ

 

主人が選んだ前菜はフィレンツェでもはまっていた「ウサギさん」です。
ラディキエッティという野菜の上にドーンとたっぷり乗っかっています。
前菜のボリューム、多いな。

しかしこれが見事に旨い!

ウサギの淡泊な味が、ギュッと凝縮された感じでいくらでも食べられる。
冷菜なんだけど不思議とあったかみを感じるお料理でした。

 

 

Lardo di Combitelli su pane tostato 10ユーロ

卯月の前菜はコレ!
大好きなラルド!

これにはびっくりした。

 

とても上質なラルドをトーストの上に乗せ、ちょっととろけるかな?という一歩手前で登場させる。
オリーブオイルもガツン!と効いていて大好きな一皿でした。

 



Tortellini della case in brodo 11ユーロ

 

前菜を食べただけでこのお店のクオリティが計ることが出来るというもの。
次に「Primi Piatti」から トルテリーニ。
美しく上品なスープにたっぷりつかったトルテリーニパスタ。
中からはお肉が登場。<肉は淡泊だったのでチキンかウサギ?
スープはとても優しく、それでいてどこか懐かしい。

丁寧に作られているので、とても慎重に頂きました。

見た目以上にトルテリーニの数が多い・・・。
主人はトルテリーニ大好きなのでものすごく喜んでいました。

 



Tagliolini al burro foso a tartufo di primavera  20ユーロ

 

さてさて、私のテンションがあがるパスタが登場ですよ~。
タリオリーニも大好きですが、春トリュフ!トリュフがたっぷりかかっている~♪

めちゃくちゃ旨い!

 

バターソースがパスタを上品にまとめていて、かつ甘みを加えてくれる。
その上にこのトリュフのさわやかで濃密な香り。

たまらんです・・・・・・・これは夢にみる旨さでした。

 

 

Minestra di farro alla lucchise 11ユーロ

 

ルッカに来たらファッロを食べよう!
ファッロとは小麦(スペルト小麦とも言う)のこと。

豆と小麦のスープということなんですが、豆嫌いな私にとって衝撃の旨さでした。

なんだろう・・・素朴でじんわり暖かいスープです。
胃にも心にもグンと来ますね。
地元料理として定着しているのですが、あまりにも気に入ったので「ファッロ(豆混)」を買ってきました。

お肉屋さんで売っていたんだけど・・・
「これは美味しいのよ!一番美味しいんだから!」
一生懸命お客さんであるおばあちゃまが教えてくれました。
すかさず、その方も一箱買って帰られました。

私は二種類購入。
しかしこの麦、なかなかくせもの。

 

12時間ほど水で戻し、その後2時間ほどかけて火を入れるというめんどくささ(笑)。
なかなかどうして、スローフードっぽいですね。

 



Filettiono di Cinta alla crema di tartufo con sformato di porrie cavolfiore 16ユーロ

 

さて、お次は主人の一皿。
豚のヒレ肉です。

トリュフソースがかかった豚肉の柔らかいこと!
柔らかすぎず、でも口の中ではしっとり溶けます。

カリフラワーのプディングも めちゃウマ
安易にジャガイモじゃないところに技ありです。

 

 

 

 

 

 

Scaloppe di trota su verdurine al vapore 16ユーロ

 

トラウトサーモンをチョイスしたのは何故かわからないのですが、
きっとここのところ肉料理が多かったので魚を食べたくなったのでしょう。

あんまり期待していなかった・・のは失礼でしたね。

旨かった!本当に美味しかった。

 

身厚のサーモン切り身が、ふわふわでちょいバターテイストのソースとよく合います。
これでお腹が満腹状態になりました。
サーモンもなかなかいい質のものでした。


 

Frutta caramellata al forno con gelato di castagne 8ユーロ

 

もう、無理だ~!と言いながらもデザートは食べとけ!という主人の進言を受け
一皿だけ頂きました。

 

ワインをたらふく飲んでいるので、朦朧としていましたが、香ばしいクルミのジェラートが冷たくて美味しかったなあ。

 


 

 

 

ルッカの美味しさを味わえ、大満足でお店を後にしました。
二人で142ユーロとちょい食べ過ぎてしまいましたが、フィレンツェよりも安くて良かった~。

 

 

レストランの表ではおじさん二人がじっくり井戸端会議。

 

ルッカに来たらまた訪れたいレストランですね。
あ、でもきっと他にも美味しいレストランあるんだろうな~。 

 


「イタリア・フィレンツェ旅行」  PISA & LUCCAへ 其の三 「グイニージの塔」

2012年04月14日 20時55分49秒 | @シエナ・ピサ・ルッカ




LUCCA駅」からはタクシーへと乗り込みます。
何せ日帰り旅なので時間が惜しい!

ルッカは歴史的にも古い街で、ローマ史オタクの主人にとってはとても魅力ある場所だが、長くなるのでその辺は割愛する。

16-17世紀に作られた城壁で囲まれた街並みがとても美しいらしく・・・
まず、主人の選んだ行き先は「グイニージの塔」だった。



タクシーのおじちゃんは、どんぴしゃりの場所へと連れて行ってくれた。
駅から Torre Guinigi (グイニージの塔)までは8ユーロ。

私は私で、街を散策したいので・・・お互い別行動することに。

 

チケットを買い、塔の上までは階段を上る。<これがイヤだった(笑)

ちなみに3.5ユーロと比較的 お安いチケット価格だ。

 

 

 

 

 

 

 

ところどころに可愛らしい色使いの絵が飾られていて飽きることがなかったらしい。
階段もさほど狭くもないのでのんびり上れる。

 



ラストスパートだけが狭い・・・。

 

 

 

下から見た感じ。
ちょい暗い印象だけど、アドベンチャーゲームのようなワクワク感があったとのこと。

 

 

 

塔の上には木が植えられています。
夏場の陽射しからも遮ってくれますね。

 

上りきると、ルッカの街並みがどれほど可愛くて魅力的かがわかる。

 



素敵です

 


屋根伝いに走りたくなる衝動にかられる。
ルッカは教会の数がすごく多いらしく、この城壁内に100以上もあるらしいのです。

 

 

時間があれば、あちらこちらを散策できるんだけどなあ。

 


 

 

 

ちなみに塔の一階部分では女性の方が一人で編み物真っ最中。
昔ながらの編み機を使い、ゆっくりじっくり編み続けています。

 

 

可愛いエプロンやマフラーに心惹かれました。
20分くらいウロウロと迷った挙げ句、何も買わずにさよなら!しました。

 

 

隣の手作りアクセサリー屋さんでは、個性的なものがずらり。
これもその内の一つ。
なかなか面白い方で、作業場や作品を色々見せてくれました。
このピアスは良かったなあ。

 

 

静かで細い道を歩き、嗅覚を研ぎ澄ませ?ていると、少し大きめの広場に出ました。



子供たちが不思議そうに見てくる・・・。

 



 

ふっと見上げると、そこは「市場」でした。
それもかなり年季の入った市場・・・。

 

 


この市場、肉屋、魚屋、お菓子屋、パスタ屋などなど個店舗がぐるりと配置されています。

その内の一つがチョコレート屋さん。

後々合流した主人は、ここでどっさりと購入していきました。

 

全部量り売りです。

親切そうな、ちょい強気?のマダムが「これも美味しいわよ、これはヘーゼルナッツ!」
いちいち説明しながらカゴへと放り込んでくれました。<あれ?

とてもリーズナブルな価格で買いやすかったし、種類も豊富でしたね。

 

 

 

さて、そろそろお腹も空いてきました。

ルッカの中心部(繁華街的な場所)へと向かいます。

 

 

 


「イタリア・フィレンツェ旅行」  PISA & LUCCAへ 其の二 「ルッカへ」

2012年04月13日 20時58分24秒 | @シエナ・ピサ・ルッカ

 

 

清々しい気分で駅へと戻り、さて今度は「ルッカ」だな!と切符を買い求めようと駅舎へ行く。

しかし・・そこにはダレも居なかった。

 

扉はしまり、駅舎前には「自動券売機」が二つ。

カードで購入しようとしても、何故か「出戻ってくるVISAカード」。
仕方なく、お札を取り出す。

よくあるトラブルの一つに 「釣り銭」が出てこない がある。

今回もかなりドキドキした。
何せ、駅員が居ないのだから・・・・文句を言うことも不可能だ。

 

ジャラジャラジャラ・・とお釣りは出てきたものの・・・めっちゃ細かいジャリ銭。
いや・・これでもOK。お釣りは大事。

 

さて、次の課題は「何番線ホームから出発するのか」だ。

見渡しても「駅員」は居ない。

居るのはパトカーのみ。二人の警官が乗っている。

意を決して、カタコトで「ルッカ行きはどこからですか?」と聞いてみた。

「そのホームでOKだよ。」と言われ安心。
あとは電車がくるのを待つばかり。

10分くらい待っただろうか・・・アナウンスが流れる。
かろうじて「ルッカ」という地名はきこえるが、他は全く分からない。
 でもここでいいんだよねえ とのんびり構えていると、後ろの方から警官が大声で何かを叫んできた。

 

 

「あっちのホームへ渡れ!ホームが変わったんだ!!」

そういう意味らしい。
あくまでもニュアンス解釈。

しかし上の画像にもあるように、 線路を渡るな!とでかでかと注意書きがしてある。

戸惑い、ドキドキしながらも線路に下り立つ。(他の人は悠々と渡っていた)
石ころで歩きづらい。ここで転けたら間抜けすぎるだろう。

なんとか正しいホームにたどり着けた。

 

一生懸命手を振り、御礼を言った。聞こえていたかはわからないが。

イヤな汗をかいた。
なぜなら、ここで乗り過ごしたら 次の列車まで2時間待ちだからだ・・・。

ふ~・・・親切な警官に感謝!

 

無事、列車に乗り込み(この列車もガラガラ)、なんとか一息つけた。
景色はどんどん田舎に・・・そして山へ・・・。

おいおい・・ルッカってどんなとこなの?
下調べしていない私にとってはかなりの不安。
山を越え、自然の景色を眺めていると、次第に民家が増えてきた。

 

 

こぢんまりとした街並みをみて、ちょっと嬉しくなった。
ルッカは人口8万人ほどだ。

 

駅は小綺麗だし、二人ともほっとする。(笑)

 

 

 

さていよいよ、限られた時間の中でルッカ散策にでかけます。

 

もちろん美味しい物も食べますよ~。

 


「イタリア・フィレンツェ旅行」  PISA & LUCCAへ 其の一 「ピサの斜塔」

2012年04月13日 18時28分45秒 | @シエナ・ピサ・ルッカ

 

 

ヴェネツィアから帰ってきてから ぐだぐだ考えあぐねていたプランを実行することに。

ピサ」「ルッカ」への日帰り旅行です。

ま、折角だし行ってみよう!と気軽に出発。



この日もいい天気でしたね~。
本当に助かります。
どうせ写真撮るならやっぱ青空がいい!



チケットは二人で14.2ユーロ。
 Regionale(普通電車)でとにかくピサを目指します。



普通電車ですが、こんな感じでゆったり出来ます。
列車音は多少うるさいですが、広々しているし、気分はいいですね。

 

 

車窓の景色の移り変わりを楽しんでいると1時間などあっという間です。

 



UNOもくつろげます。

後ろの席の若い外国人観光客の方達が、チケットに打刻をしていなかったせいで、
まともに25ユーロずつ罰金をとられていました。
打刻!命!と心に刻みました。

 





 

1時間20分ほどで到着。

 




私達は「Pisa Centrale駅」で降りることなく 次の「Pisa S.Rossore駅」で下車しました。

中央駅からだとずいぶん歩くと前情報で調べていたからです。<主人が
タクシーやバスをオススメします。

その通り、「Pisa S.Rossore駅」は人気(ひとけ)こそありませんが、ピサの斜塔から近くて助かりました。
歩いて5分弱くらいです。



ピサの斜塔までの道では黒人の方達が一生懸命「ティッシュ売り」をしています。

 

が、もちろんガン無視するに限ります。

 


 

さていよいよ、門を潜り・・・ピサの斜塔のある「Piazza dei Miracoli」です。
芝生の美しいこの広場、「奇跡の広場」という意味らしいです。

 

 

朝早いというのに、すでにたくさんの観光客で賑わっています。



広々、整然とした広場にとても美しい建造物が点々と・・・。
思っていた以上の迫力です。

 




まず出迎えてくれるのが 洗礼堂。
青空によく映える上、じっくり見ると、その繊細な造りに圧倒されます。



円筒状の美しい形、そして白大理石で出来ています。

 

大聖堂(ドゥオーモ)の向こうににょっきり見えるのが「ピサの斜塔(鐘楼)」です。

土台作りの時に使った砂の為、地盤が弱くこういう結果を招いたらしいのですが、
今は傾斜防止作業も完了しているので なんとか大丈夫みたいですね。





やっぱピサの斜塔といえば、これを外せませんね。

 

今回はUNOで!
もちろん主人も私もやりましたよん。ちょっと難しいんですよね、角度が・・・。

 

 

大聖堂は1063年から建築された、なかなか古くて趣のある建物です。
中もすごいらしいのですが、時間の都合上断念。



電車の時間があるので、スピーディに観光しましたが、来てよかったですね。

 

次は「LUCCA」へと移動です。

 

 

 


「イタリア・フィレンツェ旅行」 シエナを後に・・・

2012年03月05日 14時23分04秒 | @シエナ・ピサ・ルッカ

 

 

 

 

おなかが膨れすぎて(アホ)、せっかくの大聖堂も観ず・・そのまま帰りのバスに乗ることに。
見上げると少し向こうに鐘楼が見えたのだけど・・そこまで歩く自信がなかった。
昼からフルコース食べるもんじゃないね(笑)。

 

 




シエナは坂が多いけど、その街並みの美しさや色合いに見惚れてしまうので
いつの間にか歩ききっているというイメージ。
荷物さえなければ比較的散策しやすいんじゃないかな。
あ、迷うこともあるので地図やGPS携帯は必要。

 

 

帰りのバスは30分ほど待ってやってきた。
シエナはなかなか良い町でした。
何よりもお天気がよく、いい写真が撮れたのが嬉しかったな。

次は「モデナへ・・・」


 


「イタリア・フィレンツェ旅行」 OSTERIA LE LOGGE  in シエナ

2012年03月05日 12時30分08秒 | @シエナ・ピサ・ルッカ

おなかペコペコでやってきたのは、シエナで美味しい!と評判のオステリア。

 



「OSTERIA LE ROGGE」
http://www.giannibrunelli.it/italiano/osteria_osteria.html

 

かわいい雰囲気のお店です。
店員さんもにこやかな上、きちんと英語対応してくれました。

 



 

お昼なのでワインは遠慮しました。
他のお客さんたちは普通に飲んでいましたが・・・。

 

 

Lingua Di Manzo In Salsa Verde E Radicchio」 13ユーロ

牛のタンをチコリの緑のソースと共に

 

最初、ちょっと臭うかなと思った牛タンは チコリのソースで払拭!
やわらかくて、タンの味がしっかり味わえる上、ソースがあまり強すぎず食べやすかった!

 

 

パンも、実はすごく食べやすくて美味しい。
塩がブツブツっと乗っています。

 

 

「Patata  Fritta con crema di Romanesco」 10ユーロ

見た目も可愛いけど、ポテトのカリカリ感と中のクリームが対照的ですごく面白い。
クリームは雲丹に似た濃厚さ。
間違いなく美味しい一皿。

 

 

「Gnocchi di Patata con calamaretti, Bloccori e Cumino」 16ユーロ

ヤリイカとブロッコリーのニョッキ クミン風味

このニョッキは絶品だった。
クミンの香りが強すぎず、ブロッコリーとヤリイカのそれぞれの味がしっかりしていて
塩気と共に箸が進みまくる。

ニョッキもモチモチでジャガイモの美しい黄色が良かった!

 

 

「Tortelli di Ricotta con Pomodoro e Origano Sicilia」  14ユーロ

 

リコッタ入りトルテッリをシチリア風オレガノのポモドーロソースで

もっちりしたトルテッリとリコッタチーズは王道ですね。
ポモドーロのソースはオレガノの効果抜群でスースーします。
おなかが膨れる一皿。

 

 

「Spaghetti 'Faella' con guanciale  di cinta 'Parisi' cipolla e Pecorino」  11ユーロ

ざっくばらんに言うと、ファエッラ社のスパゲッティを玉葱とグアンチャーレで和えたもの。

「Parisi」=パオロ・パリージさんの豚という意味らしく
畜産農家としてでは超有名な方です。
一方「ミスター卵」という愛称も。


甘い玉葱がよく絡んで・・・チーズをふんわり感じる一般受けするパスタでした。
パスタのゆで方が完璧だし味も優しく、よい豚の味がしました。

 

 

「Salsicce di Ginta Senese  Alla Griglia con Millefoglie
di castaone e Maionese al Sedano Rapa」  20ユーロ

サルシッチャの香ばしさと香りのよさは1、2を争う。
食べ応えのある大きさで付け合せのセロリはマヨネーズで和えられている。
ちょいピリ辛な部分がとてもよかった。

 

 

「Guancia di Manzo alla Glassata al Vino Rosso e Champignon Fritti」
20 ユーロ

 

「6時間煮込んだんだよ!」と言われて登場。
牛ほほ肉の赤ワイン煮込み。
上にのっかっているのはマッシュルームのフリット。

肉の繊維がものすごく美しくとにかく赤ワインのソースが絶品!
フリットも香りがよく味も濃厚。
これで20ユーロはお値打ち。

 

 

 

お会計は二人で119ユーロ(コペルト込み)でした。
ちょい食べ過ぎてしまった・・・

 


 

とてもよいお店でした。
居心地もよいし、料理は文句なしに美味しいです。

シエナまで来て良かったと間違いなく言えます。
メニューに中にはビステッカもありました。

素材の使い方がきちんとされていて、その上、見た目が上等です。

また行きたいと思うけど、シエナまでの1時間40分を近いととるか、遠いととるか・・・
難しいですね。




次は「シエナを後に・・」


 


「イタリア・フィレンツェ旅行」 シエナへ日帰りランチ

2012年03月04日 15時36分04秒 | @シエナ・ピサ・ルッカ

次の日(3.1)はいきなりフィレンツェから離れました。

シエナへ日帰りバス旅行?です。
旅行ってほどでもなく ランチの為に行ったようなもので、少々贅沢ですね。

 

 

 

 

テルメ・スイートから徒歩15分内。
バスターミナルにやってきました。
まずチケット購入します。

 

 

電光掲示板??に書いてある目的地と乗り場の番号を確認します。

 

 

 

片道7.8ユーロ<一人>

1時間40分の乗車時間です。<実際には短縮されることもある

 

 

イタリアにしては意外と定時にバスはやってきました。
出発時間も比較的まともだったな。

 



 

私は乗車してすぐに眠りにつきました。<時差ボケの所為
主人は移り変わる景色をみていたようです。
もやっぽくて写真はあまり美しくありませんが。

 



 

あ・・・・暑い!!

 



夏日といっても過言でないほどお日様の光はきつかった。
ま、寒いよりましですけどね。

 

 

 

 



いきなり買い物をしてしまう・・・。
お昼休みに入ってしまう可能性があるので、気に入ったときに買わねば・・。
これは卵を使用していないパスタ。

「PICI」というもの。トスカーナではかなりの頻度でお目にかかる。
発音は「ピーチ」もしくは「ピーシ」「ピシ」。

 

 

しばらく・・・10分ほどかな。歩くと見えてくる「カンポ広場」。

シエナの詳しいことはWikiへ

 


シエナの町はとにかくUPDOWNが激しい。

 



とても疲れるんだけど、細い道から覗くとステキな景色が広がっていたりするので侮れない。

 



 

この日は暖かくて、誰しも皆この広場に集まり日向ぼっこをする。
私もしてみた・・・が紫外線のきつさにそそくさ退散!

 

 

 

 

 

広場に降った雨水などがこの穴に全部流れ込んでくるようになっている。
かつては世界で最も美しい広場といわれたカンポ広場は、
貝殻の形をしていて、なだらかに下降線を描いている。

 



赤ちゃんの歩行訓練にももってこい??

 

 

 

 

シエナには「コントラーダ」と呼ばれる町内会組織みたいなものが根付いている。
そしてそれは17あるらしい。
各コントラーダには「マーク」がある。

そのうちの二つが上の画像だ。

まずは「芋虫」。
よくもまあ、芋虫なんて!って思うんだけど、町内の人たちは誇りに思っているらしい。
ちなみにこれはテレビ番組で見て知った情報だ。

下は「塔」のコントラーダ。
象さんじゃないの?と思ってしまうほど象が大きい。(汗)

コントラーダの決まりとして週一(火曜日)、町内食事会が開かれる。
これが100人規模で、皆手作りの晩餐を食べながら、語り合う?ようだ。
こんな結束の固い町はじめてでびっくりした。

年に2回「パリオ」という競技大会がある。

それは競馬(鞍無しで騎手が乗る)で勝敗を決めるのだ。
この競技大会で優勝することはとても名誉のあること。

 

コントラーダは生まれ持って死ぬまで「同じコントラーダ」だ。
結婚しても変わらない。
仲の悪いコントラーダ同士の結婚はもしかして難しいのかもしれない。

裏事情など詳しくはこちらへ
http://www.amoitalia.com/siena/palio.html

 

 

さて、シエナのお土産として前もって考えていたのがこちらのオリーブ専門店。
コスメからオリーブオイルまで揃っています。

 

 

 

 

お土産を両手に抱えて、いざ!ランチへ。