前の記事でも書きましたが、ここはオーベルジュです。
宿泊の出来るレストランです。
時期になれば、このホテルも満室になることでしょうが、今はオフシーズン。
ゆったりとお食事を楽しめました。
最初、このレストランに案内されたときは度肝を抜かれました。
何!この異次元空間!!
大きな岩をガシガシとくりぬいたような天井。
その素朴感とは対象に、きっちりセッティングされたテーブル。
ほんと、ぐっときます!
さすがにちょっとどきどきしてきました。
でもあの女主人のおかげで、席についた途端、あったかいおもてなしを受けました。
お勧めのワインの説明を聞き、アオスタの地元のマスカットワインを選びました。
これがいい香り!
何杯でもいけます。そう旅先ではガンガン飲める。幸せな時間。
正直、お料理は美味しくて文句なし・・・・という事は覚えてますが、ワインをほどほどに頂いていて、途中疲れもあってか・・・・記憶が飛んでいます。
ほんとに申し訳ない!!
全て頂いて、感じたことは圧倒的にスイス、フランス寄りのお料理だということ。
そして素材が抜群によく、生ハムなんかは、間違いなく感動できます。
これからボイスレコーダーでも持っていくことにします・・・・汗。
デザートもとっても洒落てます。
こんなに可愛くて美味しいドルチェたち。
ちょっとお目にかかれません。
小菓子のラインナップも素晴らしい。
スタッフのお兄さん達もスマートで、いつもそつなく動いてらっしゃる。
なんとも、完成度の高いオーベルジュです。
私が雪山スキーでも嗜むのなら、この土地はまるで夢のような場所でしょう。
しかしちょっと覗くと、この雪山・・・・・。
おー・・・想像できないほど寒そう。
美しい山にはそれなりの危険も伴うので、私はおとなしく暖かい土地にへばりついているとしましょう。
「La Clusaz」、最初から最後まで暖かいおもてなしを提供して下さいました。
ほんと幸せな時間でした。
すでに一年近く前のお話となりますが、いまだにこの日の空気、お料理の香りを思い出すことが出来ます。
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「2013年北イタリア美食旅36」へ続く・・・・・