♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

「イタリア・フィレンツェ旅行」 モデナを後に・・・

2012年03月13日 13時49分02秒 | @モデナ

 

 

 

おなかもたっぷり膨れたことだし、帰りますか!

帰りはボローニャで乗り換えです。

 

 

こちらがそのボローニャ駅。

もちろんボロネーゼが有名です。
一瞬、一泊くらいボローニャで楽しんでいこうかな・・・とも思ったのですが、
「あ、パスポートないわ・・・」と気づき断念。
※基本ホテルに宿泊の際、必要です。

後ろ髪ひかれる思いで、ボローニャ駅を離れました。

 

フィレンツェ駅についてテクテクといつもの道を歩いていて
たくさんの日本女性が滑り込んでいく「サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局」。
ほんとすごいよ、皆何か惹きつけられるように入店してるのだから。
決して分かりやすいお店じゃないんだけどね、表向き。

 

そうだ。なにかお土産を買おう。
大勢の中、かきわけ進むとなかなかゴージャスな造りでした。

 

 

ゆっくり店内を見学したいけどそこは置いておいて・・・

バラの香りのソープを三つお買い上げ。

疲れていたのでこれ以上の荷物はもてない・・・・。
再度来ることにしよう。

 

皆、一様にローズローションを買っていました。
人気あるね、あの商品。
ROMAで購入したやつ、まだ残ってます・・・・・

 



こちらが、Basilica di Santa Maria Novella です。

美しい教会です。
ここの修道僧たちによって薬がつくられ、その薬局がいまでも続いているわけです。
800年ってすごいわ。単純に感動する

 

つっかれた・・・・・夕飯までゆっくり休むとしましょう。

 


「イタリア・フィレンツェ旅行」 OSTERIA FRANCESCANA 其のニ

2012年03月12日 14時02分48秒 | @モデナ

 

 

 

こちらは卯月の頼んだ「The  Classics」 コース  140ユーロ

 

料理名にもあるように、天麩羅でした。
その上に、つめたーいカルピオーネ。
食べやすいようなそうでないような・・・・。
実は、この一皿だけあまり印象に残ってないんです。
天麩羅のサクサク感はなんとなーく覚えてるんですが・・・済みません。

 

 

アドリア海の鰻をこちらも「Saba」と呼ばれるバルサミコで蒲焼にしたもの。
やわらかくて、本当に不思議な感覚に陥る。
鰻なんだけど、鰻じゃないような・・ちょっと脂ののったブリみたいな味わい。
美味しかったです。

 



少しパンを食べて、しばらくしたらどんどん違う種類のパンが籠にのって登場するこのお店。
あ・・・あれもちっと食べたかったかも・・と思っても後の祭り。
美味しかったものはとり置いておきましょう。

 

 

真っ黒のスープは・・・イカスミとそのほか鰹の出汁の風味がしました。
白身魚の美しさが引き立てられる一皿。

 



英語のメニューにはこう記載されている

「Along the Po river from Cervia to Modena」

 

・・・・で、こちらのお料理、「なめろう」みたいな感じで濃厚なミソっぽさ。
小魚がたっぷりといってらっしゃったような・・・。

 

ちょい苦手系でした。

 

 

5年もののパルミジャーノ・レッジャーノのチーズをそれぞれ違う温度と形でいただく、
これまた複雑なお料理。
とても美味しくて、
それ以上にこの料理を考え出したボットゥーラさんはすごいなと感じた。
きちんと温度差も感じたし、チーズだけとはいえ飽きない工夫がされていた。

 

 

すでにかなりおなかが一杯になってきた・・・
全ては味のよいパンの所為だ。

ここで口休め的な御料理が登場。
しかし想像したよりも重かったので主人にスライド。

 

 

メインはお肉。サイコロ状でほっとした。
それぞれ火の通し方を変えている。
もちろん部位も違う。
ソースが爽やかで食べやすかった。 

 

 

こちらが有名な「MAGNIUM」というアイスバーを模したフォアグラムース。
中にはバルサミコ酢がじんわりと入っている。

皆が絶賛する一皿。

確かに美味しかった。
バルサミコの香りがたまらないし、ナッツも香ばしくて一粒ずつ味がきっちり広がる。

しかし・・おなかが膨れすぎたこのタイミングでの登場。
どうも間が悪い気もした。
大きさはさほどでもないけれど、やはりそこはフォアグラ。
ドスッと胃におさまり居座ってしまう。
この後、ドルチェが待っているので、主人に半分食べてもらった。

 

 

お待ちかねのドルチェ!
ようこそようこそ!

レモンの風味たっぷりのソースに、叩き割ったデザインのお皿。
いいね!すごく斬新。


Oops! Broken fruit pie

 

これがこのお皿の名前でした。(英名)

 


 

 

Unoもお疲れ様でした。

サービス面はすごくよいです。
黒服のお兄さん達はみな綺麗な英語を早口で喋ってくれます(笑)。
魚の名前や地名とか詳しくない卯月にとっては苦戦しましたが、
なんとなーくのニュアンスで話半分に料理説明を聞いていました。

 

このお店の料理はやはり芸術です。
シェフの洗練された感覚を惜しげなく提供してくれます。

味はとにかくシンプルではありません。
逆にシンプルだったら、こんなお店来なくていいんじゃないかと。

私は「よい経験」の一つとしてこの機会をありがたく感じました。

素材にこだわり、形にこだわり、自分のセンスにこだわるシェフだから
きっといろんな人がファンになるのでしょう。

ちゃんと一席ずつ挨拶にきてくださいました。
ヒゲのある優しそうなおじ様という感じです(笑)。

 

 

 


 

 

 

 二人で320ユーロ。

お酒、コーヒー代含む

 

HPはこちら
http://www.osteriafrancescana.it/

予約必須
リコンファーム必須

 

 

 


「イタリア・フィレンツェ旅行」 OSTERIA FRANCESCANA 其の一

2012年03月12日 14時01分35秒 | @モデナ

 

 

 さて、予約時間になりました。ちなみに予約はネットから。
※予約日の一両日中にリコンファームが必要です。

 




本当にひっそりと「OSTERIA FRANCESCANA」がありました。
なんか住宅街って感じの場所です。



入店すると「黒服」をビシッと着たお兄さん達が出迎えてくれます。
そりゃ・・もう喪服のように黒いです(笑)。ネクタイも。

オステリアから始まったこちらのお店。
今ではさすがというか、すでにリストランテです。
テーブル席は6ほど。
この日のランチは4席が埋まりました。

 

 

シャンパンを一杯もらうとこれがまた旨い!
ま、一杯25ユーロですので、そりゃ良いシャンパンでしょうね。<下世話(笑)

あと、パンが何種類も登場するのだけどこれも美味しい。
もちもちのクロワッサンが大好きです。


さてコースの始まりです。
以下は主人のコース「Traditional」です。

 



美しい桃色。
一瞬、「?」が頭をよぎる一皿・・・。

モルタデッラ(mortadella)のクリームとフォカッチャ。

見た目がコレだからか、食べてみるとすごく複雑。
よく味わうと脂の風味もあるし、でもやわらかいクリームなのでサラっと消える感じ。
特別美味しいとは感じないけど、とても不思議な気分にさせてくれる。 

 

 

自家製42ヶ月もののクラテッロ
見た目のなまめかしさがいい!味ももちろん言うことなし。
モデナのプロシュートは30ヶ月もの。




主人が一番気に入っていた一皿。

トルテリーニがとても澄んだスープにたっぷり。
去勢された雄鶏を使ったスープ。

いい出汁がでているなあ。
これは本当に優しくて分かりやすい美味しさだった。

 



タリアテッレ ラグーソース

もちもちの手打ち麺。
ラグーソースもさほど濃厚すぎず、パスタとしてのパンチはないけど、
コースの一皿としてはもってこいだと思う。
綺麗に盛り付けられているのでテンション上がる!(笑)

 

 

運ばれてきたときにとてもいい香りが漂って、すごく食欲がわいてきた。

バルサミコの香りだ。
Mora Romagnola(エミリア・ロマーニャ)という貴重な豚のリブ。
とにかく旨い!
香ばしくて、ビネガーのおかげで食べやすい。
こちらも分かりやすい美味しさで主人大感激。

 

 



デザートは「zuppa inglese 温&冷」。

ここまでくると、なにがなんだか・・・・(笑)。
でも美しい色(アルケルメスby サンタ・マリアノヴェッラ薬局)の
ゼリーフィルムの下にかくされた?ココア味のケーキは上質な味がした。

 

エスプレッソで〆 

 

こちらが100ユーロのコースでした。

 

次は卯月の「Classics コース」です。

 

 

 


「イタリア・フィレンツェ旅行」 モデナへ・・・其の二 メルカート

2012年03月06日 12時21分32秒 | @モデナ

 

 

 

人通りが多くなってるな・・と思ったら 市場!
大聖堂からすぐのところにありました。
市場好きにはたまらない・・ので早速中へ・・。

 



さすがに活気があります。
美味しそうな魚・肉、そしてお惣菜。
チーズも種類が多くてとにかく楽しい!
パン屋さんもたくさん並んでいます。どこが人気店なのかをじーっと見るのも楽しい。

 



で、お惣菜屋さんで一個だけ購入した
ズッキーニと卵とチーズとハムのミルフィーユ
みたいなもの。

 

店のお姉さんが、温めてくれフォークとナイフまでくれたのですぐにいただきました。
ズッキーニ、やっぱ美味しいね。
何層にもなっていて食べ応えあります。チーズもいい感じにとろけていて・・・・。

 

 

さていよいよ!お目当ての「ランチ」の時間です。

しかしこの日のモデナはものすごくあったかかった。
コートが無駄になったな。

 

 

 

次は「OSTERIA FRANCESCANA」へ

 

 

 


「イタリア・フィレンツェ旅行」 モデナへ・・・其の一

2012年03月06日 12時07分29秒 | @モデナ

 

 



さて、シエナに行った次の日はこの旅最大の贅沢であり目的である
モデナ de ランチ」です。

またわざわざ・・・と思われるかもしれませんが、今から紹介するお店は
ガンベロ・ロッソ最高得点「95」のお店です。
(ミシュランイタリア2012では

 
最近では「某テレビ番組」で紹介されていました。
一応主人は2ヶ月前くらいからこのお店には行きたいと目を付けていたので、
紹介されてしまった時には軽くショックだったようです。

そんなこんなで、今回は電車でモデナへ。
フィレンツェから約1時間40分ほどの旅です。

まずは中央駅(サンタ・マリア・ノヴェッラ)まで徒歩で・・・。
前日に利用したシエナ行きの長距離バスターミナルからすぐです。

チケットはインターネットでも販売しています。
http://www.fsitaliane.it/

「普通列車」以外では割引価格が設定されていまして
今回は通常「15ユーロ」が「9ユーロ」になりました。

チケットを購入した際、
メールで送られてくるPDFファイルを車内の駅員さんにスマホで見せるだけ

 

 

さていよいよ出発です。
電光掲示板に表示される列車番号とプラットホームを確認します。
これは直前(5ー10分前)に分かるので
電光掲示板に張り付いておきましょう。
ちなみに駅のスタッフなど滅多に見かけないし、その人が知っているということも
ほぼ無いので・・自分で確認しましょう。

電車が遅れることは多々あります。
そして、それは珍しいことではないので、遅延時間も一緒に確認しましょう。

今回は定時に電車がやってきました。

 

 



混雑するプラットホーム。
自分のチケットの号車番号を確認して、いそいそ乗り込む。

 



インターシティの座席。二等車

チケットの「座席番号」どおりに座ったら・・お互い離れてしまった。
連番で指定したにもかかわらず・・。
これはイタリア国鉄の特徴。
座席番号が何故か不思議にランダム(笑)。
でもほど良く近いので、他の乗客に「ちょっと変わって!」ということは出来ます。

今回も、美人なお姉さんが気づいてくださり、
すぐに変わってくれました。グラッツィェ 

 

 

さて「MODENA」に到着です。

 

途中、トンネルの中で停車したりしたので20分ほど遅れました。
もう、どうでもいいです。

駅につくと、バスチケットを購入しました。
90分内なら何度でも乗車できます。

 

 



比較的空いていたのでしっかり席に座りました。
イタリアで思うことは、運転が荒い。
立っているのがやっとで、移動するのは難しい。

バス番号を調べた上、路線図まで確認したのに・・・
なぜか、途中から思っていた道を通らなくなり慌てて下車。
歩くことに・・・・(笑)。

たぶん時間帯によるものでしょう。

 

 

 

こちら「モデナ」の大聖堂は工事中。

 

・・・・・綺麗な足場が見えますね。 

 

 

仕方ないのでぶらりぶらり。
可愛い家が立ち並んでいます。
UNO、久々の出番。

オフシーズンからか、人は少なく少し通りを外れるとひっそり住宅街。

 

ちょっと寂しい印象をうけました。



次は「メルカート」へ