♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

シチリア・イタリア二週間の旅(その52)

2024年01月30日 13時46分00秒 | @ミラノ


🇮🇹ミラノ二日目の朝を迎えました。
青空が広がっていますが、気温はわりと低かったと思います。
ただ、日中は暖かくなるだろうと予想し、二人とも薄着?で出かけることにしました。←浅はか
特に主人は半袖でしたね……。

非常にめんどくさいのですが、ホテルからエアポート近くの地下鉄まで歩きます。
(シャトルバスの有無を尋ねたが、このホテルは無いらしい。少し後ろにあるホテルはシャトルバス完備だった。(・д・)チッ)

歩道に付けられた横断のためのボタンは無惨な姿……。
こちらはきれいな部類ですが、スイッチが入りません。なんでやねん🤔
まあ……イタリアあるあるですね。


ホテルから徒歩一分ほどのところで、主人が急に足を止めました。

「どしたん?」

「………これ。」

彼が見つめる足下には……

これは……!!

シチリア、タオルミーナの円形劇場で買ったバッヂではありませんか。
私は慌てて肩にかけているカバンを確認しました。

無い!!
付けていたはずのものが無い!

ということは間違いなく私のもの。
恐らく昨夜、落としたんでしょうね。
奇跡の再会に喜びながら、私は主人を褒め称えました。
滅多にないくらい褒めました。笑



ルンルン気分で地下鉄まで辿り着いた我々は、乗車券を購入します。
🚝一日乗車券=7.6€
観光するなら必ず買うべき!
朝早かったので、駅はそこまで混雑していませんね。
チケット(biglietto)はここに挿入。
この一日乗車券はだいぶ使い倒しました。とっても有り難かった。

Duomo駅に降り立つと……

辺りは猫にジャックされていました!
めっちゃ可愛くて癒やされる駅構内。
控えめに言って最高です。

あまりにも嬉しくて、五分くらいウロウロしていました。
↑ 興奮しすぎ😻

そして地上への階段を上り、
ようやくミラノのシンボル、ドゥオーモに迎えられました。
Duomo di Milano
うーん、相変わらず美しいですね。
以前は側面を工事していたのですが、今回は完璧な姿を見せてくれました。
そして横を向けば、朝から賑わうガッレリア。
Galleria Vittorio Emanuele II
観光客やインスタグラマーがひしめき合うアーケードは、大都会ミラノを感じさせます。
ところどころ美しいモデルさんが立っている。
人気スポットだもんね。

何度訪れても圧倒される
美のアーケード。
モザイクタイルの繊細さと、鉄とガラスのアーチ天井。
ハイブランドなショップが軒を連ね、
ショーウィンドウのデザインはクリスマステイスト。
行き交う人の目を喜ばせてくれます。

もちろん、今回もトリノの紋章(王国時代)をモチーフにした雄牛の急所を踏みつけながらクルクル廻ってきましたよ。
天井付近にある美しいフレスコ画を眺めるのも楽しいですね。


どの店もオープン前だったので、立ち寄ることは出来ませんでしたが、この後、多くの人がショッピングに励んだことでしょう。


さて、アーケードを通り抜け、スカラ座前の広場(Piazza della Scala)にやってきました。
スカラ座
レオナルド・ダ・ヴィンチ像
(1872年に建てられたらしい)

✴Voce Aimo e Nadia✴
あまりにも寒いので、コーヒータイムとしましょう。広場の角にあるこちらのcafeは、観光客にとってはいい立地で、トイレも広々清潔でした。
主人は安定の・・・・

私は紅茶を選びました。
味は普通かな。
なかなかに優雅な建物ですね。
パスタやコーヒー、紅茶 、ケーキやチョコレートが販売されていて、お洒落なお土産としても重宝されてそう。

11€
立地の割にはお安かった。
Gallerie d’Italiaという美術館も隣接していて、雰囲気といい居心地といい、すこぶる良かったと思います。
時間に余裕があったら、美術、芸術巡りもしてみたいですね。



お馴染みのアウトレット、DMGにやってきました。
辿り着く前、ミサンガ売りにハイタッチしてきましたが、もちろん上手く?かわすことが出来ました。

DMAG outlet
タイミング、もしくは時代の流れかもしれません。以前と比べあまり良い品揃えに感じませんでしたね。
あとは私の年齢が50近いってこともあるんでしょう。
興味を惹く品は少なかったです。
為替の関係上、そこまでお得にも思えないし……何も買わずに店を出ました。

モンテナポレオーネ通りには様々なブランドショップがあり、ウィンドウショッピングを楽しめます。
その内の一つ、Pineiderでは主人の財布を新調。
とても親切(圧が強め)なマネージャーに接客してもらいました。

↑絨毯もこういう魅せ方あるんですね

細い通りをブンブン言わせながら通るスポーツカー。
ひんやりとした路地にも多くのショップが並んでいます。※開店前

そろそろ小腹が空いてきたので、お昼にしましょう。
❅Spontini❅
懐かしのスポーティーニは支店を多く展開しているようで……
※原宿にもありますね
立ち食いスタイルのお店は列を成していました。

手際よいお兄さんの作業を見つつ、主人には席を確保してもらいます。
店内はとにかくひしめき合ってますから。


ピザは本店で食べたほうが美味しかったけれど、この雰囲気嫌いじゃありません。

しかしここで一つハプニングが。
食べ終わった時に気付いたのですが、
主人のショルダーバッグのファスナーが全部開けられていました。
海外旅行仕様のバッグなので、財布は内側の隠しポケットに入っており、何も被害はありませんでしたが、さすがはミラノ………危険⚠ですね。
皆さんもお気を付けください。
スリ、かなり多いです。


さて、昨日のリベンジ……というか、チョコレートを追加購入するべく、またしてもグイド・ゴビーノまで移動しました。
👣この時点でかなり歩いてます。

クラシカルな車……💞かわいい💞
運良くテラス席に座ることが出来、メニューを吟味。




濃厚なチョコレートドリンクを堪能しました。


その後、もう一つのアウトレットにいくも、思ったテイストと違った為何も買わず………

次に向かったのはこちらもお馴染み、
EATALYです。
バス路線に迷った挙げ句、結局地下鉄で移動。
その後、なんとか路面列車をつかまえることができ……


レトロな車内……いいね


EATALYに到着!
歩き過ぎで足も腰もヘロヘロです。

……とはいえ、一歩入ればテンションの上がる店内。
そうだ、クリスマスだった!
俄然やる気(買い物モード)が出てきましたよ。
チーズ、飲み物、パスタ、ソースetc
EATALYオリジナルバッグも購入し、めちゃくちゃ重くなりました。
店内のレストランも気になったけど、あまりにも疲れすぎていて食欲湧かず、カフェのみ。

荷物を抱えながら、おしゃれなCorso Como通りを抜け、Garibaldi FS駅へ向かいました。

そしてこの帰り道、地下鉄の上りエスカレーターで疲労困憊の私のバッグに手を伸ばす、ジプシーのおばさんを撃退。
えらく体を押し付けてくるなぁと思い、警戒していたら案の定でした。
ファスナーを開けて手を突っ込もうとしたんでしょうね。
彼女の隣の人がやたら五月蝿かったのは、スリに対して怒ってたから。

エスカレーターを降りた時点でスリおばさんに声をかけ、怒鳴りつけましたが、肩を竦め、ニヤニヤと去っていきました。
首根っこ掴んで警察に突き出すことも考えましたが、幸運なことに被害はありませんでしたし見逃しました。

ミラノ=スリに厳重注意

この認識は正しいです。

ということで、ミラノ最後の夜はホテルから一歩も出ず、休みました。




シチリア・イタリア二週間の旅(その51)

2024年01月22日 17時23分00秒 | @ミラノ

さて、お待ちかねの夕飯です。
主人が厳選を重ね、予約したお店はこちら。

❋CIZ Cantina e Cucina❋
Viale Premuda, 44, 20129 Milano
明るいスタッフの笑顔と、見事なワインセラーが出迎えてくれます。
目眩がするほどの品揃えは圧巻。
素晴らしいですね。
あれやこれやの挨拶?の後、
とにかく白ワインをいただくことに。

キュートで優しいお姉さんに選んでもらいました。
※ほんとお話上手で可愛い人。
日本を訪れたこともあるそうな。
ん〜❤おいしー!
歩き疲れてるからか余計に沁みる。
何せ、両手に大荷物ですからね。
※何故かスーパーにも立ち寄ったので……
こちらも安定、水分ZEROのパン
オリーブオイルをたっぷりつけ、モグモグしていると……
来ました、来ました!
生ハムとサラミの勢揃い。
チーズも添えられてます。

もちろん🍷ワイン瞬殺✨

しかしここで事件!?勃発。
サラミを食べた後、私の詰め物をしていた歯(上、真ん中)がナチュラルに欠けました。
そしてその欠けた歯はサラミと共に胃の中へ🤪

ん〜……まあ痛みもないからいっか。
カルシウム不足なのか、
はたまた加齢によるものか。
弱くなってるでしょうね。

さ、お食事タイム続行です。
↑うわ!器用に持つねぇ😏
次にやって来たのはパスタ。
Spaghetti alla Nerano
揚げたズッキーニと様々なチーズを組み合わせた、間違いなく旨いパスタです!元はソレント発祥の料理らしく、シンプルながらもチーズのコクが堪らない一皿でした。
そしてお待ちかね!
こちらは看板メニューなのかな。
Risotto zucca e tartufo nero
カボチャと黒トリュフのリゾット

ん〜❤このそそる色合い!
口いっぱい広がる黒トリュフの香り。
かぼちゃの甘みも丁度良い。
最&高✌

気が付けば店内はほぼ満席。
さすがです👀✨

お腹はわりと膨れてきたのですが、このままじゃ帰れない!と何故か思い、メインはタリアータにしました。

Tagliata controfiletto con contorno
フィレンツェのキアニーナ牛ほどではないにしろ、肉質もよく、しっかり旨味もありました。
それにしても凄いボリューム……🐮
ワイン一本でも足りないな。
ということで、とっても楽しく美味しいディナーでした。
お会計=104.50€

ミラノを訪れたら是非。
ご馳走さまでした(*^^*)



重い荷物を抱えての帰路。
空港行きの地下鉄は森でした。
徹底したラッピング列車は、疲れた体を癒やしてくれましたね。


シチリア・イタリア二週間の旅(その50)

2024年01月19日 13時21分00秒 | @ミラノ



いよいよ旅の締めくくり、
ミラノの散策を始めます。
ホテルからまたしても空港まで徒歩で戻る必要がありますが、そこから地下鉄に乗れば、簡単にミラノ中心部へ向かうことが出来ます。
まだ建設途中の地下鉄、近い内に延線工事も完了し、
かなり便利になるはずです。
夕方だからか、とても空いてますね。
イタリアの地下鉄にしては清潔で、無人運転のお陰?で時間の遅れもありません。
リナーテ空港から20分ほどでドゥオーモ駅に到着できます。
当初はVISAタッチで決済していましたが、やはり回数券を買ったほうが得ということが判明しました。
※為替のせい

すべての券売機で買えるわけではなさそうなので要注意。


更に地下鉄を乗り継いでやってきたのは、Lanza駅です。
地上に上がり、徒歩10分弱。


今回のお目当てはこちら!

Bottega Garibaldi
Guido Gobino
そう!私達が愛して止まないショコラティエ。毎年バレンタインに購入している高級チョコのお店です。
※本店はトリノ
この日はあいにくカフェスペースが満席で、お土産を買うだけに留まりました。

でも大丈夫!

ミラノは明日も堪能できるから!とお互いを励まして……。
ようするにまた来ようってことです。
それにしても、超絶美味そうなケーキだなぁ😍😍😍
思わず胃から手が出そうになりました。←グロい
そろそろ日も落ちてきましたね。
近くに建つ、
サン・シンプリチャーノ教会
Parrocchia S. Simpliciano
の雰囲気がこれまた素敵。


多くの人が行き交う中、ミラノってやっぱり大都会だなぁと、今更ながらに強く感じました。

※やっぱ人混み、わりと疲れるんです


次の目的地まで、再び地下鉄で移動しなくてはなりませんでした。
深いふかーい地下へのエスカレーター。東京を思い出しますね。
またしても地下鉄を乗り継ぎ……
P.Za Tricolore駅に到着!
ここで有料のトイレを利用しました。
一回0.4€
※小銭持ってないと使えない
わざとぼかします👆
使用後は丸ごと洗浄してくれるタイプで、至るところビシャビシャでした。
🫣ウェットティッシュ持ってて良かった。
閉じ込められたら困るなぁ〜と思い、主人と交互に使いました。

地上へ上がると、先程よりも人はまばらで、少し落ち着きましたね。
まずはお買い物をします。

✴Emporio Fratelli Carli✴
オリーブオイルや瓶詰めソース、パスタも販売しているお洒落なお店。
オリーブオイルの試食サービスもありました。どれもクセの少ないオイルでフレッシュ。
荷物になるけど、折角来たのだから、と買い込みました。
実はレストランを予約していたのですが時間的に早いので、ここはアペリティーボタイムとしましょう。

Caffè Guglielmo Il
Caffè Che Fa Centro

安定のモレッティ
主人はエスプレッソ☕
※しかしこの時胃を壊していることに気付く
連日、濃いコーヒー飲みすぎたね

お会計=4.1€
店員さんは英語はイマイチでしたが、とても親切です。

また懐かしい感じの店内なので、落ち着きました。
※アメリカのパブみたいな……



続く……

シチリア・イタリア二週間の旅(その49)

2024年01月16日 21時28分00秒 | @ミラノ

刻一刻と迫るフライト時間。
シチリアから離れることに、これほど寂しさを感じるとは……想像もしていませんでした。
最後の最後に、アランチーニを食べようと、カフェへ立ち寄ります。

他にも美味しそうなお菓子が並んでいましたが、腹の余裕が無かったため、初志貫徹で。
イタリアのハンバーガーは
当たり外れが大きい気がする



カプチーノと共に
ラストアランチーニ。
ぎっしり詰まってますね。
衣も薄く、サフランの香りが強くて、なかなか美味しかったです!
日本にももっと広まってほしい。


いよいよ搭乗です。

ITA機の青は嫌いじゃない。
パイロットさん、頼みまっせ!

シートピッチ、あまり広くはありませんが、短い時間なので問題なし。
閉所恐怖症の主人は当然通路側です。
無事離陸した後、メッシーナ海峡を上から眺めます。
シチリア、いいところだったなぁ。
人も優しく、食べ物も美味しく、景色は抜群でした。
思いを馳せていると、ドリンクサービスが。オレンジジュースをチョイス。
🔺
🔻
とにかくあっという間のシチリア滞在でしたが、本当に旅を決意してよかったと思えました。
まだまだ見どころを残してきたので、いつか……来れたらいいな。
さあ、いよいよ着陸です。

❋Aeroporto di Milano Linate❋
ミラノ、リナーテ国際空港に到着。
オープンスポットに駐機した為、わりと近くで撮影出来ました。

このリナーテ空港、近くにイドロスカロという縦長の湖があり、どちらかといえば郊外の雰囲気かな。
空港の周りは何もないと思ってたけど、調べてみたところ、Galleria Borromea Shopping Centerなどの大型商業施設もありました。
※今回は行かず……🐱

さて。
飛行機に負けない青空に迎えられた私達は、送迎バスに乗り込みます。
ミラノには何度も降り立っていますが、リナーテ空港は初めてですね。
※いつもはマルペンサ✈

今回は比較的小さな飛行機だから、さほど混雑しませんでした。

無事荷物を受け取り、一路ホテルへ。


徒歩で10分ちょいくらいかな。
道はきれいなんだけど、車道が幅をきかせてて、かなり遠回りさせられた。
こちらが二泊お世話になる
Moxy Milan Linate Airport
です。
言わずとしれたマリオット系列。
とても明るい内装で、スタッフさんも親切な接客でした!
お部屋はこんな感じ。
ベッドの広さも満足。
荷物を置く場所に困りましたが、部屋の広さとしては充分ですね。
シャワールームも広々。
洗面所、シンプルモダンです。
夜はこんな感じでイケイケなんですよね。ある意味モクシーらしいです。


続く……

シチリア・イタリア二週間の旅(その48)

2024年01月14日 22時18分00秒 | @カターニア


いよいよ……カターニア、
そしてシチリア島にお別れする日が
やってきました………涙

過去、色んなイタリアを旅しましたが、ここまで気に入った土地はなかったように思います。
もちろんそれぞれ素晴らしいので甲乙つけがたいし、また行きたい都市も多いんですが……。
シチリア島は本当に居心地が良く、再度訪れたいと強く思います。

四泊お世話になったアパートにサヨナラします。
市税を袋に入れて、テーブルにセッティング。
立地もよく、思っていたよりも治安は悪くありませんでした。


早朝、アパート前の大通り(Corso Sicilia)は比較的静かです。
色々調べた主人が、何とか探し当てた空港までのアリバス(Alibus)停留所。
これがとっても便利でした。
バスの運転手からチケットを購入出来るし、たった4ユーロだし。

車体が少し低めなので重いスーツケースも何とか乗せることが出来ました。

途中、何箇所か停留所を経由し、約20分ほどで空港に到着!
すごく楽ちんでした。

これは是非利用すべきです。
サイトより時刻表を確認してください

フライト時間よりだいぶ早く到着してしまったので、チェックインまでカフェします。
まずは一階のカフェで軽く朝食を。
評判はいまいちだったけど、味は美味しかった。


こちらは2階にあるマクドナルド。
甘そうなドーナツやらパイがわんさか並んでいた。
何の気無しにオーダーしたオレンジジュースがフレッシュで美味しい。◀5€
のんびり時間潰しをしていると、じわじわ混み始める空港。
嗚呼、カターニアとの別れが辛いな。


なにはともあれチェックイン完了。
二個分のスーツケース=36.8kg
………わりと重いな。
でも想定内です。
保安検査も無事クリアし、ゲート内へと向かいます。

カターニア空港はここ数年でリフォームを完了させたのか、とても綺麗でした。
上のお店で可愛らしい缶のオリーブオイルを購入。
梱包したけど、気圧のせいで蓋が開いたのかな。漏れてスーツケースの中に溢れてた😫

↑一本前のミラノ行き
勘違いして20分ほどゲートに並んでしまったのはいい思い出です。
ボーディングが始まり、チケットを通す機械で判明した。
ようするにそれまで気が付かなかった。

空港のベンチはほぼ埋まっているため、座ることもままならない。
ということで、かなり分かりにくい場所にあるラウンジを見つけ、何とかヒトヤスミ。

甘いお菓子やスナック、そして飲み物がありました。
そこまで充実はしていなかったけど、ソファでゆっくり出来るのはありがたいですね。
白ワインと……

スナックもいただき満足。
さほど広くない空間なので、すぐに満席となり、後から来た人はスゴスゴ帰って行きました……。


続く……


シチリア・イタリア二週間の旅(その47)

2024年01月11日 08時49分00秒 | @カターニア

カターニアも残すところ僅か。

――――――

リナシャンテ(デパート)でクリスマス気分を味わった後………
※店内は撮影禁止です

大通りのお店を色々物色し……

イタリアならではのショップに
心を奪われながらも……

ステシーコロ広場を通り抜け、
再び、先ほど閉まっていたお店にやってきました。
✵Wine & Charme✵
こちらではお姉さんにオススメされたエトナワイン(白)を一本購入。
恐らく普通の店よりちょい高だと思われますが、ワインの品揃えとその他のお土産(チョコや置物など)がとても充実しています。
✴Colori del Sole | Catania✴
お隣のお店ではトートバックやお皿を土産としてゲットしました。
イタリア人らしい明るいお姉さんで、梱包も含め、非常に親切にしていただきました。

それにしても、店の取っ手が独特。
このくらいの個性、カターニアでは当たり前なのかも。

いよいよ本格的に空腹を感じてきたし、何よりも歩き疲れたので、
ランチタイムにしましょう。

❋La Pentolaccia❋
ティピカルなカターニア料理を提供しているレストランです。

どう見ても営業していなさそうな店前でボーっとしていると、路地の奥から手招きで、小さな広場(Piazzetta Goliarda Sapienza)に広げられたテーブル席へと案内されました。
良かった……ε-(´∀`*)ホッ
まずは安定の白ワインを。
これこれ!
このハウスワインスタイルが好き。
Insalata arancia e finocchio con cipolletta e peperoncino
〜ウイキョウとオレンジのサラダ〜5€
想像していた味ではなかったけど、家庭的な感じで良き。
ざっくざくのウイキョウは苦みも少なく、サラダに最適です。
Paccheri al pistacchio
〜ピスタチオのパッケリ〜10€

これは日本人なら絶対好きでしょ。
クリーミーで濃厚なピスタチオの味わいが堪りません。

Siciliana (Penne o Caserecci)8€
え?トッポギ?
と思わせるビジュアルのパスタ。
シチリアスタイル(にんにく、アンチョビ、ドライトマトやオリーブetc)のソースがたっぷり絡んでます。
ほんのりピッカンテ(辛口)なのが嬉しい。
濃い目なのでパンにも合う。
お会計=31.50€
お手頃ランチに大満足でした。
この広場、昔はあまり治安の良いところではなかったのですが、(そもそもカターニア全体がひどかった)今は様々なアーティストが飾り付けたり、絵を描いたり、イベントを行ったりと次第に華やかになっていったらしいです。
ネットで見る限り、夜の雰囲気も素敵だったので、おすすめですね。

その後、無事アパートに帰還したものの、ディナーに出かける体力も無かったため、カターニア最後の晩餐は、
スーパーで購入してきた生ハムで乾杯することに。←オレンジジュース🍊

いつも量り売りの注文をしてくれる主人。ありがとう。

今の日本ではなかなか味わえないイタリア産生ハムをとことん堪能しました!


続く………

シチリア・イタリア二週間の旅(その46)

2024年01月07日 17時41分00秒 | @カターニア

ドゥオーモ広場からすぐのところに、派手な観光バス(ツーリストバス)が待機していました。
主要スポットを巡ってくれる便利な乗り物なので、時間があれば乗ってみたかったな。

その後、足早にお目当てのワインショップへ向かったのですが、残念ながら閉まっていて、一旦諦めることに。
※営業日なのに閉まっていることはよくあることです。

✵Wine & Charme✵
※後ほど再訪します

ん?コスプレ?じゃないよね。
本格的な衣装が並んでるお店も。
にしても、個性と個性がぶつかり合ってる商品多いな。
個人的には大好きですが。
そんなこんなで
Piazza Vincenzo Bellini(広場)
に到着。
✵Caffe Opera✵
歩き疲れたし、トイレ休憩も兼ねて、眼の前のカフェにIN。
かの有名なベッリーニ劇場の真ん前だからか、かなりの人気でしたね。
主人は安定のエスプレッソ。
私は暑さに負けてジェラート。
しかし朝から食べる量じゃないわ……
美味かったけどね。
お会計=4.5€
トイレも広く、良心的なカフェでした。


アパートに一旦帰ろうとしたところ、たまたま電気屋さんを発見。
モバイルバッテリーの充電ケーブルを購入。←今更感
忘れたんですよね………わたしが。
スマホのやつを交互に使ってたから、面倒で。
でもほんと今更って感じ。
それも高かったし……。



その後、アパートで一瞬休憩し、またしても別の市場へ繰り出しました。

それにしてもカターニアの市場は活気があるねぇ。
規模も相当なもので、多くの人が何かしらを求めてうろうろしています。
通りの正面には大きな教会
❅Basilica Satuario del Carmine❅
こちらも1693年の大地震で破壊されたようです。
🫨地震怖いな……

色とりどりの野菜たち。
美味しそうな果物が山積みに。
この日は本当に暑かった。
教会の前で腰掛けて休む人も。
とにかく市場の大きさが半端ないし、様々な商品を取り扱っているので、目がウロウロ落ち着きません。
人気のチーズ屋さん
怪しい?靴屋さん
ちょっと疲れるくらいの巨大マーケットでした。
これ、ほぼ毎日開催されてるってすごいな。

ちなみに午後一時くらいには閉店し、その後はゴミが散乱するえげつない光景が広がってます。


次!

実はここに来たかったんですよ。
❇Pasticceria Savia❇

人気のアランチーニ専門店です。
いつもすごく並ぶと評判でした。
この日は運良く7人ほどだったから、さくっと購入。

※最初にレジで何を買うか伝え、支払いを済ませ、貰ったレシートとチケットをショーウィンドウのスタッフさんに見せます。
カフェレジもあるので、テイクアウトの場合は列を間違わないよう注意。
アランチーニ 2.5€
カンノーロ 3€
味はまあ、ごく普通に美味い。
評判はいいけど、それほどの驚きはなかったかな。
にしても、カンノーロのでかさよ。
通りのベンチに座って、のんびり頂きました。


そういえば今日、この通りって歩行者天国なの?と疑問に……。
普段は車が通ってる大通りですが、どうやら警官たちが交通規制を敷いているようです。

よくよく耳を澄ませば、通りの向こうから騒がしい声が。
なかなか大きなデモ行進と判明。
※もちろん正式に許可されたもの

主人が様子見に行った後、隣にいたマダムにあれやこれや説明されましたが、そのほとんどがイタリア語で、イマイチわかりませんでした。



盛り上がるデモ。
見る限り学生さんたちっぽいな。
こんな大きな通りを賑やかに歩く彼らは、一体何を訴えていたんだろう?
エトネーア通り
小腹を満たしたあと、近くにあったRinascente Catania(デパート)へ。
クリスマスムードたっぷりの店内で、そこそこに買い物を楽しみました。


続く………