♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

2018 石垣島旅行~其の九~

2018年05月31日 13時43分59秒 | 国内旅行記 沖縄


 

ホテルで一休み(横になりゴロゴロ)したことで、少し胃が休まったのか、予約の時間になると何となく食欲が湧き始めました。

と言っても腹は8割ほど満たされた状態。

旅腹が成せる技なのか、腰を上げて、意気揚々店に向かいました。

一巡目のお客さんでまだ賑わっている最中、座敷に通されます。

子連れにはありがたい気配り。

さぁ!食べますぞ!

さっきの「焼肉やまもと」ではお肉しか食べていないので、ちょうどご飯ものが欲しくなるタイミング。

とはいえ、まずは乾杯!

アテは まぐろの白子ポン酢

これは珍しい。

そして旨い。

思っていたよりクセが少なく、適度な歯ごたえもあって、紅葉下ろしと最高に合う。

まぐろと海ぶどうの軍艦巻き

こうやって海ぶどうを乗せるのも乙ですね。家でも真似出来るぞ。

塩気があるため、醤油は要らないかも。

でもって、もちろんすごく美味しかった!

外せない、海ぶどう

赤身の握り

ねっとりした甘みと酸味の強いシャリ。

酒のおともにちょうどいい味。

これ・・・なんだったけ。(笑)

壁に貼られていて美味しそうだったから注文したけど、失念。

引き締まった鮪の弾力だけは覚えている。

島らっきょうとまぐろの軍艦

クセの強い島らっきょうなのに、こうして軍艦にしてしまえば、むしろ山葵よりも合う感じがして不思議。

技ありの一品。

で、鉄火と中トロを頼んで、お腹いっぱい!(そりゃそうだ)

なのに・・・・何故、これを頼んだのか。

生うにソーメンチャンプル

想像していたのとは違う、スパゲッティ感満載の一品。

美味しかったんですけどね・・・・最後の最後に重すぎた(笑)。


とまあ、炭水化物を中心に食べ進めましたが、鮪は確かに美味しかった。

個性たっぷりのメニューが楽しめる、素敵な居酒屋さんです。

(予約必須のお店です。)

ひとし本店

 

 

ラストへ続く



 


2018 石垣島旅行~其の八~

2018年05月29日 15時05分18秒 | 国内旅行記 沖縄

 

さて、石垣島の旅もそろそろクライマックス。

最後の夜は贅沢に、美味しいお店をハシゴで予約しました。

全てDANAちゃんのオススメだったのですが、まさか当の本人が来れないとは・・・・予約したときには想像もしていませんでしたよ。

彼女の肥えた舌を信じて、いざ!

まずはホテル近くにある「まぐろ専門居酒屋 ひとし本店」さんに向かいました。

「予約は21時から窺っております。」

「あ、まちがえた・・・・先にあっちや!」

なんてイージーミステイクを披露しつつ、慌てて最初に予約したお店を目指します。

ま、こういうことはちょいちょいあるので・・・・一笑に付しておしまい。

しかし、蒸し暑い中の徒歩10分はわりとキツいんですよね(笑)

I村さん・・・・王子を抱っこしながらタフだわ。

そしてこちら、「炭火焼肉やまもと」に到着した時、頭の中は冷えたビール以外考えられなかった。

またしてもフルーティなトロピカルビールをオーダーする私と、ここはどかんとオリオンの瓶ビールをオーダーするI村さん。←飲む気満々ですな。

さて個人的に、上ロース・上カルビは外せない為、サクッと注文。

ちなみにお腹を空かした王子は「鶏ぞうすい」を注文し、それをかなりたくさん召し上がっていました。<うまいんです、マジで。

おお、いいサシ入ってるね。

炭火でじわじわ・・・・・焼けていく香りから美味しさが伝わります。

肉は気分が上がるし、疲れが取れるんですよね。

特製のタレを付けて頂くと、なるほど、女性的な甘みが口に広がり、噛めば噛むほど味が染み出してくる。

噂に違わず、美味しい!

このお店は一軒目だし、ほどほどにしておこうと思っていたのに、結局、ホルモンと焼きしゃぶも追加(笑)。

さっと炙って、オニオンスライスを巻く。

旨くないはずがない。

焼きしゃぶ・・・・・本気出したらあと二皿はいけた。

ぼけぼけで済みません。

ちなみにこのお店特製の辛味噌(名前はやま味噌)も美味!

お土産にどうぞ。<あまり日持ちしないけど


 

行きも帰りも蒸し蒸しの中を歩く・・・・。

でもこんな癒やしに出会ったりするので、捨てたもんじゃないんです。

石垣島最高!

ありとあらゆる猫に出会えるなんて、まさに奇跡の島。

マックスバリューからの帰り道も・・・・

ちょっと若いめの可愛らしい子が!

三人とも猫好きなので、テンションは相当あがります。

一旦、ホテルに戻り、予約時間までまったり過ごす私たち。

少しでも休まないと、胃がついていかない。

これぞ四十路の日常。

クーラーで冷やされた部屋のありがたさを噛み締めながら、うとうとしていると、つい、ミーコは何をしているんだろうと気になります。あ、旦那も。

こんなゆったりとした時間を与えてくれた彼に感謝。

また富山に帰ったら頑張ろう・・・そんな気分に一瞬だけでもさせてくれます。

 

 

其の九へ続く

 


2018 石垣島旅行~其の七~

2018年05月28日 19時30分58秒 | 国内旅行記 沖縄

 

 

地獄のように蒸し暑い・・・・

そんな車内をキンキンに冷やすには時間がかかるけれど、おかげさまで私たちのレンタカーはわりと性能が良かった。

吹き出し口からMAXの風を出し、離島ターミナルから向かった先は「サーターアンダギー」のお店。

ひと味違うと評判で、誰もが必ず買うと聞く。

その名も「さよこの店」。

見た目も年季が入っているけど、もちろん中もそう。

店内撮影はNGだったので、外観だけ。
正直、こんな暑いのにサーターアンダギーが欲しいかと聞かれればそれはNOである。

ただ、味わいたかった。

他とは違うという其れを。

なるほど。

様々な種類の味があるらしく、焼き上がる時間もまちまち。

私たちが行った時には「黒糖」だけが並んだいたが、むしろそれが目的だったので問題ない。

で、6個入りを購入。

390円くらいだったか。

安い。

ホテルに帰って早速一個食べてみたけれど、他のものよりほんのり柔らかくて、確かに美味しいと感じた。

ちなみに自宅に持ち帰り、時間も経ったけれど、それでもまだ美味しい。

牛乳に合うこと間違いなし。



目的を一つ達成し、ちょっと満足した私は、更に別の店を目指す。

外観を撮り忘れる失態。
(男子学生達がベンチに座って食事中だったから、撮りにくかったのもある)

こちら知念商会さんは度々メディアにも登場している「オニササ」で有名なお店。

といっても、中は普通の食料品店で、こぢんまりとした感じだ。

B級グルメとして、石垣島の人達に親しまれている「オニササ」。

なんだそれ?と言う方もいらっしゃるだろうから、簡単に説明します。

オニはおにぎり、ササはささみ

おにぎりとササミのフライを一体化した、手軽な食べ物のことなのです。

ビニール袋に入れた状態で、上から握るらしい。

おにぎりは色んな種類があり、私は今回じゅーしぃをチョイス。
(お店の人一押しだった)

見て解るとおり、ササミフライはどでかくて、かなりボリューミー。
調味料コーナーにはマヨネーズやケチャップ、ソースなどがあり、自分好みの味付けをする。
後はぎゅううっと握って完成。

詳しくはこちらのサイトへ丸投げ。

これもホテルに帰ってから頂いたんだけど、絶対食べきれないだろうと思っていても、ペロリといけちゃう不思議な食べ物でした。

味は想像を越えませんが、美味しかったことは確かです。

もう一つ、購入したのは「ヒラヤーチー」。

私、沖縄本島でヒラヤーチーに嵌まってから、色んなヒラヤーチーを食べていますが、
やっぱり「瀬底島」のものが一番美味しかった。

でもこれ、100円ですよ?

安い!

シンプルな料理だから、色々工夫が出来そうなヒラヤーチー。
家でも作ってみようと思います。<チヂミとはちょっと違うんです

知念商会さんの裏口からそっと入っていく猫。

可愛い・・・・きっと店の飼い猫。

一旦ホテルに戻った後、私はこれから増えるであろう土産(大荷物)に頭を悩ませ、結局段ボールが必要だよねとの結論を出し、マックスバリューへ単独で向かった。

無論、I村さんの分も確保するためである。

普段、イオン系列の店には「大量の段ボール」がサービスで置いてある。(ガムテープも)

だが店が小さいのか、誰もそんな段ボールを必要としていないのか、どこを見渡しても一枚も無い。

最終的にサービスカウンターのお姉さんにストックから出してきてもらい、何とか三つゲット。

全部同じ大きさなのは想定外だったが、贅沢は言っていられない。

ガムテープを買い、ひとまずお土産を物色することに。

段ボールさえ手に入ればこちらのものだ。<強気



スパムは様々な種類があって迷うけれど、やっぱり定番、そしてちょっと辛めのヤツを手に取った。

どうやら沖縄の人達は「TULIP」も愛しているらしく、こちらも籠の中へIN。

あとはタコライスの素、イカ墨ジューシーの素、シークァーサージュース、ちんすこう・・・等など、定番の商品をカゴ一杯買い漁る。

一瞬目を疑ったのがこれ。

安いのか??ん?どうなんだろう?

手は伸びなかったが、やっぱり気になる。

すると不意に現れたおばあちゃんが、袋にギュウギュウと押し込んで、お買い上げされていた。

なるほど需要はあるらしい。

で、最後まで迷ったのはこちら、「ゆし豆腐」。

できたてのお豆腐が、定期的に届けられる為、すごく温かい・・・というか熱い。

これはうれしいサービスです。

けれど持ち帰るのは難しいシロモノですよねえ。


ほくほく顔でマックスバリューを後にした私は(この時点で段ボール箱一つ完成していた)、
道路を挟んだ向かいにある鮮魚店(鮪専門)に目を奪われた。

解体された鮪の色んな部位が売られている。
刺身も揚げ物も煮物も・・・そしてもちろんカマも。

だが持って帰ることは出来ない。

夜のツマミにしようかと思ったが、今日ばかりはそれも難しいと判断した。(理由は後で分かります)

で、結局海ぶどうを追加で買う・・・・(笑)。

鮪専門店に来て、海ぶどうしか買わない私はかなり奇異な目で見られていた。

そんなこんなで、一人きりの買い物は思いがけないほど大量になってしまい、(誰も止める人間がいない)
ホテルに戻ってからもしばらくの間、I村さんに報告できなかった。 (馬鹿にされそうで・・・・)

 

 

其の八へ続く




 


2018 石垣島旅行~其の六~

2018年05月27日 07時06分00秒 | 国内旅行記 沖縄

 

 

 

次に向かった店は「レンタカー」のお兄さんが教えてくれた「かき氷屋」さんでした。

が・・・・・

この炎天下、歩いたというのに、何故か休業・・・

パーラー・パイヌ島 さん、頼みますよぉ・・・

まあそれでも、非日常な景色は疲れを軽減させてくれます。

 ところどころ、不気味な植物があったり・・・・・

 赤煉瓦の平屋建物はかわいいな。

南国の花が咲き乱れ、まさにテレビで観たそのものの絵。

 パイヌ島に振られた私たちは、とにかく冷たいものを求めて、また別のカフェを目指します。

途中、念願の「水牛車」と遭遇。

想像以上に大きな水牛さんは、かなりお疲れモード。

やっぱり暑いの苦手なんじゃ・・・・

その水牛さんにピシピシっと鞭を当て、追い立てるおじさん。

「途中で休ませることもある」らしく、その時は「ストップ確定」らしい。

なるほど・・・・だから時間がかかるのか。

 ぱいぬ島から徒歩5分程度。

「Haa-ya nagomi cafe」に到着しました。

 え?民家?と思しき、ちょい古な建物。

どうやら二階がそのカフェみたいです。

わりと急な階段を上り、珊瑚の敷かれた店内へ。

赤煉瓦の景色が窓枠に収まっていてとても良い感じ。

 かき氷は「エメラルドパインのミルクがけ」(450yen)

南国ならではのカラー。

味はまあ、普通?かな。

 I村さん親子は畳敷きの空間へ。

選んだ品は沖縄の定番「氷ぜんざい」(500yen)。

 一人一個はなかなか腹が冷える。
けれど、こんな暑さの下なら、このくらいのボリュームは普通なのかも。

のんびり、ぼんやり。

家では味わえない時間を堪能しました。

そしてまたしてもタクシーを呼ぶと、案の定あのお兄さんが登場。

運転手さん・・・一人だけなのかな?(笑)

本当に雰囲気のよい人で、また次回も・・・と思わせる魅力がありました。

さて、乗船までの時間、港でお土産を物色。

可愛いポストカードや小物を買い漁りました。

 

 船着き場に並ぶ頃には、王子、就寝。

そりゃ初めての海遊び、疲れるよね。

 今回はまた違った船が到着。

手を挙げているおばちゃんが橋渡しのお手伝いをしてらっしゃいます。

 素敵な船員さん、サングラス似合う!

 

そんなこんなで初めての竹富島。

最高の思い出となりました。

また是非、訪れたいと思います。

 

其の七へ続く。

 

 


2018 石垣島旅行~其の五~

2018年05月27日 06時10分22秒 | 国内旅行記 沖縄

 

  

 

タクシーの運転手さん、またしても先ほどの人の良さげなお兄さん(おじさん?)でした。

どうせなら、地元の人(しかし彼は余所から移った人と判明)に聞いてしまおう!

色々調べていたわりには他力本願な私。

運転手さんに教えて頂いたお店がこちら「かにふ」さんです。

素敵な門構え。

思ったよりも大きなお店でした。

店内はもちろんクーラーが効いていて快適。

お互い喉を潤す為、ビールとジュースで乾杯!

このトロピカルビールはここら辺ではメジャーなメニューらしく、どれもこれも美味しい。

多分、ビールとジュースを混ぜているんだろうけど、シンプルで爽やかなドリンクです。 

まずは単品オーダーのミックスチャンプルー(800yen)。

これ・・・美味しい

最高!

いつも何か隠し味があるのか探ってしまうけど、どの人も「普通のお出汁で作ってるだけですよ」と仰る。

泡盛も何も投入していないらしい。

ほんとに・・・・??

家で作ってもこんな味には近付けないんだけど。<似たようなものは出来るが 

運転手さんが教えてくれた「竹富島の車海老」。
そろそろ終わりの時期だというけれど、お店では提供してくださいます。

こちらはI村さんがオーダーした天丼(1600yen)。
頭まで美味しい車海老が二尾ついてきます。
後はグルクンや島野菜の天ぷらがたっぷり。
こういう天丼だったらいくらでもいけるんだけどなぁ・・・。

 余談ですが、竹富島では「ヒバーチ」→「ピィヤーシ」と呼ぶんですね。

 私は冷たいもずくそば(1500yen)。
天ぷら付きを頼んで良かった・・・。
こちらも天丼同様に揚げたての車海老が付いてきます。

そして何より、このもずくそば・・・・ほんと絶品。
八重山そばと絡めて・・とは考えも付かなかった。

これは是非とも家で試してみたい。
もちろん沖縄の太いもずくで。

 

外は眩しいほどの快晴。
石垣島ほど蒸し暑くないけれど、やっぱり陽射しがきつい。

何のマジックだろう。
いつもなら紫外線を気にするけど、不思議とこの土地ではどうでもよくなる。
広い空を思う存分見上げる事が、何よりの贅沢に感じる。

まさにピースな青空!

 

其の六へ続く


2018 石垣島旅行~其の四~

2018年05月26日 12時58分11秒 | 国内旅行記 沖縄

 

 

到着しました!竹富島。

歴史的な集落をど真ん中に、あとは緑と砂浜が広がる、こぢんまりとした島です。

 港の待合所を出ると、すぐに島猫発見!

だいぶボロボロ・・・・怪我もしてるみたい。

後から聞くと、この島の猫たちは近親交配が多く、病気がちらしい。

そのことを踏まえて、今ほとんどの猫が去勢避妊されている。

痛々しい猫たちの姿は見ていて忍びないけれど、それでも出迎えてくれるように現れたのは嬉しかった。

当初・・・・レンタサイクルでも・・・と思っていた私は浅はかでした。

この陽射しの中、自転車を漕ぐなんてもってのほか。

それも子供連れ。

当然、タクシーを使います。

電話で呼び出し、約10分後、港待合所まで来てくれました。
とても人懐っこい、お兄さん(おじさん?)で、色々お話を聞かせてくれました。

その日、私たちは比較的朝早く、この島に渡ったのですが、
後ほど、とある「アパレル会社」の社員旅行により
なんと合計280人の若者達が上陸するらしいのです。

140人×2部隊

これにはタクシーの方も驚いていました。

 

道すがら、黒毛和牛の牧場を見たり、シロハラクイナという珍しい鳥が横切ったり、島ならではの光景に出会えます。

何よりも・・・クーラーが効いている。

この一点のみで「タクシー」を選んだ自分達を褒めてあげたくなりました。

そして辿り着いたのはこちら。

島一番のビーチ「コンドイビーチ」です。

一目でテンションが上がる、美しい海。

青い空は最高に突き抜けています。

時間も早いからか、人もまばら。

となると、まずは猫ですよね。

 いるいる!可愛子ちゃんたちがあちこちに。

散歩中の子も居て、また徐々に増えていくそうな。

こうして見てみると、やはり病気チックな猫ちゃん多し。

目の周りとか、足の毛とか・・・痛々しい。


一頻り、戯れた後、向かうはもちろんビーチ。

満ち潮な為、小さな砂の島がぽっかり浮かんでいます。

遠浅の海を充分歩いて行ける距離。

もちろん王子も初挑戦!

荷物番の私は留まろうか迷ったんですが、結局カメラ片手にINしました。

(私たち以外、どうせ5-6人しかいない)

水・・・・唖然とする美しさ。

足の指もしっかり見えます。

珊瑚の欠片が多い為、サンダルは必須ですが、水に混じって砂や小石が入ってくるので、ウォーターシューズが一番。 

あと、この時期ならではなのか、真っ黒ななまこが至る所に沈んでいました。

踏むのは躊躇われるので、どうしても慎重になってしまう。

ようやく、小さな砂の島に到着。


はぁ・・・・・絶景。

溜息しか出ません。

 

海の中を歩いてきたわけですが、一番深いところでも胸、くらいだったかな。<166cmの私がそのくらい

まさに楽園です。

王子も喜んでくれて良かった。

子供用の浮き輪を簡単に膨らませた、彼女の肺活量には驚かされましたが・・・。


白い砂浜・・・・・・珊瑚の粒と一緒に寄せられる波は、なんとも軽やかで可愛らしい音を奏でます。

不思議な音なんですよね。

でも耳に心地良い音。


さて、じっくり紫外線を浴び、美しい海で泳いだ後は、シャワールーム(無料)で砂を流します。

無料というのは嬉しいですね。

 

上のようなボックスが5個くらいありました。
一応荷物置きの棚もあります。

着替え終わって、外に出たら、ようやくお客さんが増えてきた模様。

あれ?これはもしや・・・・某アパレルメーカーの??

 真相は定かではありませんが、あっという間に賑わうビーチ。

どうやら私たちはすごくラッキーだったようです。

面白い木の陰でまたもやタクシーを呼び、次に向かったのは「歴史的な集落」、重要伝統建物群保存地区です。

泳いだら・・・・とにかく腹減った・・・・

 

其の五へ続く。


2018 石垣島旅行~其の三~

2018年05月26日 08時43分58秒 | 国内旅行記 沖縄

 

充分お腹も満たされ、湿った空気を纏わせながら、ホテルへ帰還。
やはりべたつく為、二度目のシャワーを。

そしてサービスのシャンパンを開けながら、だらだらと寛ぎました。
アテは「JA」で購入した天ぷら。<イケる!

よくよく見れば、こういったメッセージカードも洒落てる。

ここに書いてある通り、星空や海、朝日までもが美しく、本当に立地の良いホテルでした。

 で、これがその朝日。
ちょっと早めに就寝したせいで、朝は5時に目覚めた。

何とも言えぬ淡いピンクと、まん丸の太陽。

朝日をゆっくり眺めるなんて、普段ないから嬉しい。

 

王子も早起き。

朝から島バナナとトマトを美味しそうに頬張っておりました。

そして大人達の朝ご飯はこちら。

6;30からオープンしている「豆腐の比嘉」さんです。<営業時間 6:30~15:00 

できたてホヤホヤのゆし豆腐を味わえると聞いて興味津々。

雰囲気あるテラス席。

湿度は高いけれど、見た目の景色に癒やされ、不快感はゼロ。

さて、よくよく吟味した結果、ゆし豆腐セット(ご飯付き)とゆし豆腐そばをチョイス。

店員さんに聞いたところ、「小」は子供用くらいの小さな丼らしく、考えた挙げ句どちらも「大」に。

 

「・・・・・・・すごい量やん?」


登場した器に唖然。

こちらは私がオーダーしたゆし豆腐そば。

右上の温かい豆乳はどのセットにも付いています。

味は「優しい」という表現がぴったり。



もやしとかまぼこの炒めた物がアクセントになり、ずるずると食べきります。

八重山そばが見えていませんが、太麺のもちもち。

出汁があっさりしているせいで、なにかしら味付けしたくなるのを我慢し、完食。

最後に、ほんの少し味噌を加えると、これまた旨い。

もちろんコーレーグースをかける方も多いはずです。

お腹が異様に満たされ、お店を後に。

店自体は細いダート道を行くのですが、途中牛たちの出迎えもあったり。

・・・・・牛臭すごいけどね。

さて、腹ごしらえもしたことだし、次に向かうは今回のメインイベント!

竹富島

 

皆さんも一度くらいテレビで観たことがあるでしょう。
赤煉瓦の美しい景色を。
人口400人に満たない、本当に小さな島です。
竹富島憲章を元に、美しい自然と島の文化を残す努力をされています。

まずは離島ターミナルへ。

往復チケットは大人一人1150円。
片道600円だから、ほんの少しお得。

このピカリャーのクリアファイルが欲しいが為に、わざわざピカリャーカードを作る私。

年会費、発行料無料なんだけど、イマイチシステムがわからないシロモノ。

提携しているお店もまだまだ少ないので。

失効ポイントは島に寄付されるのなら、ま、いっか。

 

ということで、ようやく竹富島行きの船に乗り込みます。

ターミナルの柱には「ねこ飼養条例」のポスターが。

可愛い・・・・・

 

 私たちが乗ったのは「ぱいじま」という高速船。

ずっと「まじいぱ」と読んでいたことは内緒。

 

全体像はこちら。(HPから抜粋)

定員210人乗りの、わりと大きな船でした。

そしてたかだか10分ほどの乗船で念願の竹富島に到着。

実は内心、すごーーーく興奮していました。

飛び上がりたかったくらい。

 

 其の四へ続く。

 

 

 

 

 

 


2018 石垣島旅行~其の二~

2018年05月25日 07時14分52秒 | 国内旅行記 沖縄

 

 汗を流したことで、疲労が軽減されたのか、はたまた旅モードの成せる技か?

夕食までの時間、近所にある(徒歩圏内)、

JAファーマーズマーケットやえやま ゆらてぃく市場

まで出かけました。もちろん車で(笑)

地元の野菜、お肉、総菜、デザート・・・とにかく八重島の雰囲気がたっぷり味わえる市場です。

私たち二人はこういうところに目が無い。

とにかくめぼしい野菜をチェックし、旅の最終日に買い込むことを誓いました。

高級品!島バナナ。

本土でもお高いバナナ、それも純粋な品種。

これは買いでしょ。

バナナ大好き息子の為に、完熟しきって真っ黒になった物を購入する母。

正解です。

私はこちらのマンゴーに目が釘付け。

でも、でも、到着が七月かあ・・・・・

送料無料ってのは心惹かれたけれど、ちょっと不安になって結局注文せず。

今更すごーく後悔しています。

絶対欠かせないのは海ぶどう。

つぶつぶも大きくて、瑞々しい。
これで500円。安い!

当然買いますよね。
計四パック購入。
もっと買えば良かったと、こちらも後悔。

 初めて聞く商品名。
おかずなの?デザートなの?どっち?

市場でテンションが上がったまま、一旦、ホテルに車を置き、夕食のお店へ向かいます。

こちらも同じく徒歩圏内。

蒸し暑さの中、ダラダラ歩いていると、可愛いノラネコちゃんを二匹も発見。

まだ若い顔してるわ~!

ここが定位置らしく、通る度に見かけました。

それだけでもかなり幸せで、このホテルを選んで良かったと思えます。

 そして歩いて5分くらいのところにある「森の賢者」さんに到着。

 こぢんまりとした、雰囲気あるお店です。

ありがたいことにベビーチェアも完備。

最近のお店はすごいですね。

それともここが観光地だからでしょうか。

 

 一人分・・・多い。

それがちょっと寂しい。

まずは定番、オリオンビールで乾杯!

くは・・・・よく冷えてやがる。

蒸し暑さからの脱却には、これが最高です。 

付き出しの「ゆし豆腐」。

優しい出汁の味が癒やしてくれます。

 

もちろん海ぶどう。

刻み海苔と海ぶどうは良いタッグですね。

海の物同士ぶつけて不味いはずが無い。 

島産野菜の小鉢、おひたしで。

ふりかけられた鰹もいい香り。

沖縄は鰹文化ですから、とても上手にアレンジされています。 

 スーチカー(豚三枚肉の塩漬けを島のハーブで漬け込み)

これもまた美味しかった。

柔らかく煮込まれていて、豚の甘みが下のキャベツに染み込んでいて、美味!

島らっきょうの酢漬け 削り立ておかか乗せ 

 じーまーみ豆腐の揚げ出し

これ絶品。

もちもちとして、箸で持っても崩れない。

出汁も程良く濃くて、何個でもいけそうなくらい美味しかった。

 島たこのたこぶつ

フーチバーとプリプリ海老の水餃子サラダ 

こちらも技ありな一品。

もちろん水餃子が美味しいからなんだろうけど、箸が進みまくる。

野菜と交互に食べていると、エンドレスでいけそうなくらい。

 そしてラスト。

随分待たされましたが、「ヒバーチご飯のおこげ、八重山風あんかけ」の登場。

ヒバーチはこちらに詳しく載っています。
http://www.umiyama.org/products/detail.php?product_id=3

私はこの香辛料が昔から大好き。

炒め物にふりかけるだけで、沖縄の風を感じる事が出来ます。

ぱりっぱりのおこげに、野菜の旨味が凝縮された餡を絡め、シャクシャク頂く。

くせになる食感です。



最後の最後まで満足させて頂いたこのお店。

これでお会計8500円とは・・・・すごいですね。

石垣島へ渡られる方は是非。

 

其の三へ続く。

 

 


2018 石垣島旅行~其の壱~

2018年05月24日 23時25分29秒 | 国内旅行記 沖縄

 

計画して約半年。

この日、卯月は浮き立つ心を引っさげ、朝5時半に自宅を出発しました。

だが小松空港に到着した時、まだ扉すら開いていない状況で、ちょっと眠かったのもあり、車の中に転がって時間を潰すことに。

BGMは最近お気に入りのサンドウィッチマンのコント。

何度も聞いたネタを更に聞き込む異様な四十路女です。

そうこうしている内に、スーツケースを引っさげた人達が一人、また一人と増え、ようやくカウンターが開き、搭乗手続きも開始されました。

荷物を預け、開いていないラウンジを素通りし、手荷物検査へ。

朝一番の飛行機は割と混雑しています。

多くのサラリーマンに交じり、どう見てもバカンス気分の卯月。

この時の浮かれきった私はまだ何も知らない。

先に待ち受ける衝撃を。

いつも通り、あっという間に羽田へ。

降りた瞬間からスマホの通信を回復させ、LINEを確かめます。

と、私たちのグループLINEにメッセージシグナルが。

ウキウキしながら開くと、まずは異様に長いI村さんの文章。

え?なんだこれ?

遡ってみれば、DANAちゃんのメッセージも長文。

内容の詳細は伏せますが、とにかく緊急事態発生。

結果的に言えば、本日DANAちゃん、石垣島には来れない状況とのこと。

そして内容からして・・・・絶対に無理的な。



ショック×100

不安と心配に慌てて返信。

LINEしまくった結果、心落ち着くまで20分ほどかかりました。

ま、その辺のことは内輪話なのでこれ以上暴露しませんが、とにかくI村嬢とその坊やとわたし。

三人での石垣島旅行となったわけです。 

 

本来なら朝ご飯代わりにどこかでカレーライスでも・・・と思っていたけれど、大きなショックから売店で何故かめんべいを手に取る始末。

美味しかったけど、心は暴風雨。

それでも折角の機会。

DANAちゃんの後押しもあり、初めての石垣島を楽しむため、必死で前向きな自分を取り戻します。

 

そうこうしていたら、ようやく二人が到着。
坊や・・・・・T王子は最近歩行がすこぶる上手になり、見ていて微笑ましい。

石垣島行きの機内でもキャビンアテンダントのお姉さんに最高の笑顔を振る舞っていました。
そら、どこでも可愛がられるわな。

三時間ちょいのフライト。さすが、那覇より遠い。

降り立った石垣島空港はとても綺麗で、お店もいっぱい。

コンパクトながらも楽しめる設計になっています。

空港内は当然快適で、しかし一歩外に出た途端、その蒸し暑さに閉口。

梅雨の時期だから仕方ないんですけど、いや・・・ほんと暑かった。

早速レンタカー会社の送迎車に乗り込み、事務所の方へ。

今回はタイムズレンタカーを利用しました。

二泊三日免責込みで15750円なり。

選んだ車種はノートクラスです。

後から思ったことは・・・もし当初の予定通り3人+子供だったらちょっと手狭に感じただろうこと。
荷物も多いから、当然ですね。
勉強になりました。

 まだハイシーズンでもないのに、多くの観光客。

おかげで配車まで小一時間待たされました。

ようやく乗り込み、いざ、石垣島の市内へ。

まずはホテルにチェックインです。

今回のお宿は・・・・・スカイククル石垣島。(一休.com) 

とある雑誌で見かけたんですが、広さといい立地といい、かなりヒトメボレしました。

賃貸マンションの最上階をリフォームしていて、とにかく開放感ありまくり。

一階がフロントなんですが、ゲストハウスも兼ねています。

問題は「住民」の方達と同じエレベーターを利用しなくてはならないこと。

最初にデメリットを書くとすればその辺りの「非日常感」が欠けていることでしょうか?

ともあれ、スタッフの方達は皆、島以外から来た人。

石垣島を気に入って住み着いてしまった、いわゆる「八重山病・石垣病」な方達です。

うんうん、気持ちはよくわかる。

8階のフロア全部となると広さは桁違い。

2LDK(121.5平米)+テラス(164.9平米)

ファミリー向けに用意されているお部屋で、この建物にはここ一室だけ。

なかなか面白いコンセプトだなと思いました。

どこもかもゆったり。

トイレも洗面所も、そして目玉であるお風呂もジャグジータイプ。

リビングダイニングは28帖もあり、閉塞感ゼロ。

窓から眺める市内の景色と海。

夜はもちろんテラスから星空を鑑賞出来ます。

キッチンには多くの設備があって、電子レンジも大型冷蔵庫も、乾燥機能付き洗濯機まであります。

長期滞在されるかたにとって、これはまさに住む感覚。

炊飯器や食洗機、あとBBQなども楽しめる仕組みになっています。 

カトラリーも万全。

洗濯機用の洗剤も!

わざわざ持ってこなくても良かった・・・・

ベッドルームは二つ。

どちらも清潔で洒落た雰囲気。

洗濯などを干すためのピンチ付きハンガーやポールハンガー、もちろんアイロン台+アイロンも完備。

冷蔵庫の中にあるシャンパンやビール、お茶などはサービスで、もちろんほとんど飲ませて頂きました。

I村さん、早速オリオンビールをくぴり。

暑かったもんね・・・・確かに。

カウンター付きキッチンの良さをしみじみ感じながら、荷物の整理をし、まずはでっかいお風呂に湯を張ります。



やっぱり異常なほど汗が出る。

湿度と暑さに弱い私は・・・もう一つのユニットバスでさっさと汗を流しました。

珈琲も飲み放題。 

蒸し暑くなければ、デッキでのんびり風に当たるのもいいんだけどな。

王子はなかなか順応が早い。

さすが旅慣れているだけありますね。

 

ひとまず寛いだ三人。

夕飯までの間、思い思いに過ごします。

 

 

其の二へ続く


2018年 石垣島旅行(プロローグ)

2018年05月24日 11時52分24秒 | 国内旅行記 沖縄

 

ご無沙汰しています。

卯月の非日常、またしても沖縄です。

今回は沖縄本島ではなく、念願の石垣島。

メンバーは当初、友人I村さん、そしてその王子、旧友DANAちゃんの四人だったのですが、

緊急事態発生により、DANAちゃんが当日脱落・・・。

結局大人二人、ちびっ子一人の三人旅と相成りました。

石垣島の魅力を少しでもお伝え出来たらと思っています。

興味のある方はどうぞお楽しみください。

ちなみにこちら、半年も前に立てた計画で、ノリとテンションだけで決断したようなものです。

沖縄の海と空はそれほど魅力的かつ中毒性のあるものなんだなと、改めて感じました。