♪ 卯月の非日常 ♪

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シチリア・イタリア二週間の旅(その52)

2024年01月30日 13時46分00秒 | @ミラノ


🇮🇹ミラノ二日目の朝を迎えました。
青空が広がっていますが、気温はわりと低かったと思います。
ただ、日中は暖かくなるだろうと予想し、二人とも薄着?で出かけることにしました。←浅はか
特に主人は半袖でしたね……。

非常にめんどくさいのですが、ホテルからエアポート近くの地下鉄まで歩きます。
(シャトルバスの有無を尋ねたが、このホテルは無いらしい。少し後ろにあるホテルはシャトルバス完備だった。(・д・)チッ)

歩道に付けられた横断のためのボタンは無惨な姿……。
こちらはきれいな部類ですが、スイッチが入りません。なんでやねん🤔
まあ……イタリアあるあるですね。


ホテルから徒歩一分ほどのところで、主人が急に足を止めました。

「どしたん?」

「………これ。」

彼が見つめる足下には……

これは……!!

シチリア、タオルミーナの円形劇場で買ったバッヂではありませんか。
私は慌てて肩にかけているカバンを確認しました。

無い!!
付けていたはずのものが無い!

ということは間違いなく私のもの。
恐らく昨夜、落としたんでしょうね。
奇跡の再会に喜びながら、私は主人を褒め称えました。
滅多にないくらい褒めました。笑



ルンルン気分で地下鉄まで辿り着いた我々は、乗車券を購入します。
🚝一日乗車券=7.6€
観光するなら必ず買うべき!
朝早かったので、駅はそこまで混雑していませんね。
チケット(biglietto)はここに挿入。
この一日乗車券はだいぶ使い倒しました。とっても有り難かった。

Duomo駅に降り立つと……

辺りは猫にジャックされていました!
めっちゃ可愛くて癒やされる駅構内。
控えめに言って最高です。

あまりにも嬉しくて、五分くらいウロウロしていました。
↑ 興奮しすぎ😻

そして地上への階段を上り、
ようやくミラノのシンボル、ドゥオーモに迎えられました。
Duomo di Milano
うーん、相変わらず美しいですね。
以前は側面を工事していたのですが、今回は完璧な姿を見せてくれました。
そして横を向けば、朝から賑わうガッレリア。
Galleria Vittorio Emanuele II
観光客やインスタグラマーがひしめき合うアーケードは、大都会ミラノを感じさせます。
ところどころ美しいモデルさんが立っている。
人気スポットだもんね。

何度訪れても圧倒される
美のアーケード。
モザイクタイルの繊細さと、鉄とガラスのアーチ天井。
ハイブランドなショップが軒を連ね、
ショーウィンドウのデザインはクリスマステイスト。
行き交う人の目を喜ばせてくれます。

もちろん、今回もトリノの紋章(王国時代)をモチーフにした雄牛の急所を踏みつけながらクルクル廻ってきましたよ。
天井付近にある美しいフレスコ画を眺めるのも楽しいですね。


どの店もオープン前だったので、立ち寄ることは出来ませんでしたが、この後、多くの人がショッピングに励んだことでしょう。


さて、アーケードを通り抜け、スカラ座前の広場(Piazza della Scala)にやってきました。
スカラ座
レオナルド・ダ・ヴィンチ像
(1872年に建てられたらしい)

✴Voce Aimo e Nadia✴
あまりにも寒いので、コーヒータイムとしましょう。広場の角にあるこちらのcafeは、観光客にとってはいい立地で、トイレも広々清潔でした。
主人は安定の・・・・

私は紅茶を選びました。
味は普通かな。
なかなかに優雅な建物ですね。
パスタやコーヒー、紅茶 、ケーキやチョコレートが販売されていて、お洒落なお土産としても重宝されてそう。

11€
立地の割にはお安かった。
Gallerie d’Italiaという美術館も隣接していて、雰囲気といい居心地といい、すこぶる良かったと思います。
時間に余裕があったら、美術、芸術巡りもしてみたいですね。



お馴染みのアウトレット、DMGにやってきました。
辿り着く前、ミサンガ売りにハイタッチしてきましたが、もちろん上手く?かわすことが出来ました。

DMAG outlet
タイミング、もしくは時代の流れかもしれません。以前と比べあまり良い品揃えに感じませんでしたね。
あとは私の年齢が50近いってこともあるんでしょう。
興味を惹く品は少なかったです。
為替の関係上、そこまでお得にも思えないし……何も買わずに店を出ました。

モンテナポレオーネ通りには様々なブランドショップがあり、ウィンドウショッピングを楽しめます。
その内の一つ、Pineiderでは主人の財布を新調。
とても親切(圧が強め)なマネージャーに接客してもらいました。

↑絨毯もこういう魅せ方あるんですね

細い通りをブンブン言わせながら通るスポーツカー。
ひんやりとした路地にも多くのショップが並んでいます。※開店前

そろそろ小腹が空いてきたので、お昼にしましょう。
❅Spontini❅
懐かしのスポーティーニは支店を多く展開しているようで……
※原宿にもありますね
立ち食いスタイルのお店は列を成していました。

手際よいお兄さんの作業を見つつ、主人には席を確保してもらいます。
店内はとにかくひしめき合ってますから。


ピザは本店で食べたほうが美味しかったけれど、この雰囲気嫌いじゃありません。

しかしここで一つハプニングが。
食べ終わった時に気付いたのですが、
主人のショルダーバッグのファスナーが全部開けられていました。
海外旅行仕様のバッグなので、財布は内側の隠しポケットに入っており、何も被害はありませんでしたが、さすがはミラノ………危険⚠ですね。
皆さんもお気を付けください。
スリ、かなり多いです。


さて、昨日のリベンジ……というか、チョコレートを追加購入するべく、またしてもグイド・ゴビーノまで移動しました。
👣この時点でかなり歩いてます。

クラシカルな車……💞かわいい💞
運良くテラス席に座ることが出来、メニューを吟味。




濃厚なチョコレートドリンクを堪能しました。


その後、もう一つのアウトレットにいくも、思ったテイストと違った為何も買わず………

次に向かったのはこちらもお馴染み、
EATALYです。
バス路線に迷った挙げ句、結局地下鉄で移動。
その後、なんとか路面列車をつかまえることができ……


レトロな車内……いいね


EATALYに到着!
歩き過ぎで足も腰もヘロヘロです。

……とはいえ、一歩入ればテンションの上がる店内。
そうだ、クリスマスだった!
俄然やる気(買い物モード)が出てきましたよ。
チーズ、飲み物、パスタ、ソースetc
EATALYオリジナルバッグも購入し、めちゃくちゃ重くなりました。
店内のレストランも気になったけど、あまりにも疲れすぎていて食欲湧かず、カフェのみ。

荷物を抱えながら、おしゃれなCorso Como通りを抜け、Garibaldi FS駅へ向かいました。

そしてこの帰り道、地下鉄の上りエスカレーターで疲労困憊の私のバッグに手を伸ばす、ジプシーのおばさんを撃退。
えらく体を押し付けてくるなぁと思い、警戒していたら案の定でした。
ファスナーを開けて手を突っ込もうとしたんでしょうね。
彼女の隣の人がやたら五月蝿かったのは、スリに対して怒ってたから。

エスカレーターを降りた時点でスリおばさんに声をかけ、怒鳴りつけましたが、肩を竦め、ニヤニヤと去っていきました。
首根っこ掴んで警察に突き出すことも考えましたが、幸運なことに被害はありませんでしたし見逃しました。

ミラノ=スリに厳重注意

この認識は正しいです。

ということで、ミラノ最後の夜はホテルから一歩も出ず、休みました。





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