♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

「2013年北イタリア美食旅36」 アオスタの街

2014年10月01日 20時24分44秒 | @アオスタ

レストランでバスの時間を確かめ、確実に帰りのバスに乗り込むことが出来ました。
美しい山々とお別れ。とてもいいレストランで、最後まで心地よかった。
ワインを少々飲みすぎた私はバスの中でうとうと。



アオスタの駅に到着したときもふらふら。

帰りの電車の時間にはまだ時間があるとの事で、主人は一人でアオスタの街を散策しに・・・。

私は駅前のベンチで人間ウォッチング。

駅前には主人の大好きなカエサルの銅像。

メルヘンな景色。

上:アオスタ駅

主人が向かったのはヴァッレ・ダオスタ州の中枢。
それこそ、大好きなローマ遺跡が残る歴史ある地区です。

アウグストゥスの凱旋門やプレトリア門の城壁、円形劇場、地下回路など・・・・きっと涎を垂らしながら楽しんだことでしょう。

写真を撮ってほしかった・・・と後で恨み言を言われました。
ほんと、私もこんな景色を見そびれて残念です。

上:ローマ劇場の跡

約一時間ほど散策してほくほく顔の主人と合流。

ひんやりとした空気の中、駅の中へと入ります。

すっかり夕暮れです。トリノに到着すると真っ暗でしょう。

 

だいたい時間通りに列車到着。

列車乗り換え駅、キバッソ。(ここまで2時間半ほど)

既に真っ暗。何かのトラブルでここでは随分待ちました。
とにかく無事にトリノに到着できれば問題ないので、さほど文句も言わず待つ。<日本とは大違い

列車の中は乾燥するし、おなかも減るので、ここでスナック購入。大事な水分。

美しい半月をカメラにおさめることが出来ました。

結局4時間半ほどかかってトリノに到着。

もちろんへとへとなので、ホテル近所のお店「TURKISH EMLIK Consegna a domicilio」で
ケバブを購入し、ホテルでかぶりつきました。

ほんと、このケバブ屋さん、使えるわ!
この日は泥のように眠ったのは言うまでもありません。

2013年北イタリア美食旅37」へ続く・・・・


 


「2013年北イタリア美食旅35」 ’La Clusaz’ でランチを・・其の弐

2014年08月23日 00時10分29秒 | @アオスタ

 

前の記事でも書きましたが、ここはオーベルジュです。
宿泊の出来るレストランです。

時期になれば、このホテルも満室になることでしょうが、今はオフシーズン。
ゆったりとお食事を楽しめました。

最初、このレストランに案内されたときは度肝を抜かれました。

何!この異次元空間!!

大きな岩をガシガシとくりぬいたような天井。 
その素朴感とは対象に、きっちりセッティングされたテーブル。
ほんと、ぐっときます!

さすがにちょっとどきどきしてきました。
でもあの女主人のおかげで、席についた途端、あったかいおもてなしを受けました。
お勧めのワインの説明を聞き、アオスタの地元のマスカットワインを選びました。 

 

これがいい香り!
何杯でもいけます。そう旅先ではガンガン飲める。幸せな時間。

 

正直、お料理は美味しくて文句なし・・・・という事は覚えてますが、ワインをほどほどに頂いていて、途中疲れもあってか・・・・記憶が飛んでいます。

ほんとに申し訳ない!!

全て頂いて、感じたことは圧倒的にスイス、フランス寄りのお料理だということ。
そして素材が抜群によく、生ハムなんかは、間違いなく感動できます。
これからボイスレコーダーでも持っていくことにします・・・・汗。 

デザートもとっても洒落てます。
こんなに可愛くて美味しいドルチェたち。
ちょっとお目にかかれません。

小菓子のラインナップも素晴らしい。
スタッフのお兄さん達もスマートで、いつもそつなく動いてらっしゃる。
なんとも、完成度の高いオーベルジュです。

私が雪山スキーでも嗜むのなら、この土地はまるで夢のような場所でしょう。 

しかしちょっと覗くと、この雪山・・・・・。
おー・・・想像できないほど寒そう。

美しい山にはそれなりの危険も伴うので、私はおとなしく暖かい土地にへばりついているとしましょう。

「La Clusaz」、最初から最後まで暖かいおもてなしを提供して下さいました。

ほんと幸せな時間でした。
すでに一年近く前のお話となりますが、いまだにこの日の空気、お料理の香りを思い出すことが出来ます。

booking

 

2013年北イタリア美食旅36」へ続く・・・・・

 

 


「2013年北イタリア美食旅34」 ’La Clusaz’ でランチを・・其の一

2014年08月22日 23時48分59秒 | @アオスタ

 

 

降りたったそのバス停は、すでに道路が凍結しており、とても寒かった。
でも空気がとっても綺麗で、頭の芯がすきーっとする感じ。 

このバス停は、このレストランの為にあるといっても過言ではない。 

山々の麓に集落あり。
フランスちっくな山奥の山村。
いいですね・・・・・。 

今回、ランチを頂くレストラン「La Clusaz」!

とってもかっこいい外観です。
外は冷たいけど、あったかみのある外壁。

雪がたくさん降るんだろうなと思う造りです。
しかしかなり大きな建物。どこが入り口がちょっと迷った。 

オープン前でしたけど、にこやかに招き入れてくれたのはここの女主人。

暖炉にはすでに薪がくべられていて、あったかい!

ここはオーベルジュなので、宿泊客が出入りします。家庭的なおもてなしを感じるんだけど、どこか洗練されている。
素敵なお店です。 

調度品も素敵。
センスがとにかくいいです。 

 

レストランの準備が整うまで、暖炉の前のテーブルでワインとおつまみを・・・。

これも女主人が丁寧に説明&提供してくださいました。 

オムレツ美味しかった!!こういうささやかなおもてなしでグッときます。
メインに期待が膨らんできますね。

HPはこちら
http://www.laclusaz.it/index.php/en/

 「2013年北イタリア美食旅35」へ続く・・・・・・

 


「2013年北イタリア美食旅33」 アオスタ(Valle d'Aosta )へ・・・・・

2014年06月29日 20時50分04秒 | @アオスタ

 

2013 11/11 この日はアオスタへと遠出いたしました。

雪のシーズンなら、スキー客で賑わう山間の街アオスタ。
何故、この中途半端な時期に行くのかと申しますと・・・・・ま、予想して頂いている通り、美味しいレストランがあるからです。
ホテルから駅までバスに乗り、ゆっくりとトリノ駅の外観を見ると、きっちり工事中。

 

とても美しくレトロな駅舎ですが、残念ながらトリノ滞在中にその姿を見ることは出来ませんでした。




※前回(2011年)訪れた時のトリノ駅。  

さてイタリアの駅案内にも慣れてきた主人を頼りに、アオスタへの切符を購入し時刻表とにらめっこ。 

アオスタまでは片道17€でした。 

無事車両に乗り込み、いざアオスタへ!

しばらく走る列車からは美しい雪山がのぞめます。 

ツンツンと険しい山頂。

近くの山は岩山でごつごつしています。落石とか多そう。 

1時間20分ほどで、乗換駅に到着。(IVREA駅)
しかし、アナウンスから次の列車が遅延しているとなんとなーくのニュアンスで分かる。

ただ、運のよいことに、もう一本の列車すら遅れていたのか、無事アオスタ行きの電車へ乗り込むことに成功! 

 乗り換えてからは、さすがに山が近づいてきます。
雪も多く残り、心なしか寒く感じます。

そしてまた1時間弱列車に揺られ、ようやくアオスタ駅に到着しました。 

 降りたってまず思ったのは、空気が綺麗。
そして冷たい。

陽はさんさんと降り注いでいるけど、その景色からはまるで冬です。

さ、ゆっくりもしていられません。ここからが本番!
バスに乗り換え、お目当てのレストランへ行かねばなりません。 

アオスタの駅を出て、右手方面にバスチケット売り場がありました。
ちょっとわかり難いけど、聞けばなんとかなります(笑)。 

どのバスが、目的地を通るのか、必ずチェックしましょう。
私たちは、レストランの名前を伝え、確認しました。<つか住所だとあやふやだから>
有名なレストランでよかった。
運転手さんは親切に教えてくれます。 

ちょっと辺鄙なところへ行くので、往復チケットを購入しました。 往復3.4€(一人あたり)

ほんと美しい雪山が迫り来る感じがして素晴らしい街です。 

さ、いざ出発!

バスは比較的綺麗なものでした。

どんどん山を上っていくので標高が高くなります。

途中の停車駅からは賑やかな商店街の様子も覗くことが出来ました。

5分ほどすると景色が変わってきます。
もう山・山・山!!

駅を出発して20分ちょいで目的のレストランがある駅に到着。
路面は実は凍っています。

鼻にツーンとくる冷たい空気。
そして絶景。

ちょっと感動しました。

ここは、ンスアの国境付近なのです。

2013年北イタリア美食旅34」 へ続く・・・。