ラグーザRagusa最後の朝、
いつもより美しい朝焼けを見ることが出来ました。
4日間滞在したわけですが、
とても魅力ある街で、人も優しく、どこを歩いても心浮き立つ素晴らしい景色を与えてくれました。
お別れは寂しいですね。
二度と来ることが無いと思えば、本当に切ないです。
朝七時、アパートのオーナーさんが送ってくれる約束になっていました。
とても親切なオーナーさんで、時間通りに迎えに来てくれ、荷物を車に運び入れ、サクッと駅まで送り届けてくれました。
日本に行ったことはないけれど、いつかお寿司を食べに行きたいと仰っていました。それが実現出来ることを願ってます。
あまりにも親切だったので、五箇山の景色が描かれたポストカードにメッセージを書き、アパートに残しました。
後々、とても喜んでくれました。
ラグーザ駅は新しく近代的な街の中にあります。
ロータリーの前にパン屋さんがあったので、朝食をゲットしましょう。
このお店の女主人もすごく気さくな方で、話しやすかった。
おすすめのパンを2つ購入しました。
チョコ入り
ふわふわのチーズパン
どちらも美味しかったです。
さて。次の目的地までのチケットを購入した私達は………
何も無い駅舎にて乗車時間まで待ちます。
電光掲示板にはきちんと出ていますね。
そう、次の目的地は
Siracusaシラクーザです。
途中、ドイツ?から来た旅行客女性が「もしかしたら列車が運休するかも!今そこで代替バスの運転手さんに声をかけられて……云々」と不安そうに話しかけて来たため、私がロータリーのバスへ確認しに行ったところ、
「シラクーザ行きは問題ない。別の列車のことだよ(笑)」と丁寧に教えてくれました。
突然の列車運休→振替バス
これもシチリアあるあるなんですよね。この運転手さんは駅の中にまでやってきて呼びかけていたので、比較的親切な部類だと思います。
いつの間にか運休→バス……って感じでポカンと駅に取り残されることもあるらしいですから。
ツーリストあるある……🐼
常にアンテナを張り巡らさなくてはなりません。
時間が近付いてきたので、命より大事な打刻をします。
主人はホームの向こうの建物に猫を発見!ほんっと目敏いなぁ……🥴
六匹くらいいたのかな?
六匹くらいいたのかな?
どうやら、この建物のご主人が餌を与えているようです。
みんな猫に優しくて尊い🥹
列車が定刻通りにやってきました。
いよいよお別れです。
素晴らしい街でした。
皆さんにもオススメします。
ヨーロッパあるあるだけど、乗り込む時、くっそ重いスーツケースを持ち上げる作業だけはホント辛い。
※優しい人がいつも助けてくれるけど
日本の電車はホームとの高低差が少ないから助かります。
さ、次の土地も楽しもう!
シラクーザまで二時間くらいかな。
中にはトイレもあります。
※これでもキレイな部類
残念ながら、列車の外装(窓含む)に盛大な落書きが施されており、あまり景色は見えませんでした。
見えても窓ガラスくすんでいてよくわからない。
見えても窓ガラスくすんでいてよくわからない。
シラクーザ行きのお客さんはわりと居たほうかな。
頻繁に停車する列車だったので、地元の人も多かった気がします。
そしていよいよ到着!
念願のシラクーザ!
いったいどんな街でしょうか。
続く……