♪ 卯月の非日常 ♪

旅ブログです。主に海外と沖縄をご紹介。

「2013年北イタリア美食旅13」 ポルトフィーノ 後編

2013年12月31日 21時05分36秒 | @ポルトフィーノ・レッコ

 

 

バス停から徒歩5分余り・・・。

そこには青空の下、絶景が広がっていました。

決して広くはない漁村。
しかし、かわいい建物、そして船、高台の建物。

全てがミニチュアのようにかわいい。
おのずとテンションが上がります。

まだ朝早かったので人もまばら・・店すら開いていない状態。
でものんびりと写真を撮ることが出来、ありがたかった。

大型豪華クルーザーも停泊中。

ヨットなども停泊中。
小さな港には近隣のリゾート地から観光にやってきているセレブたちが・・・。

もちろん、漁船もたくさんあります。
漁師さんたちが、のんびり朝の井戸端会議を行っていて、ほっこり。

ぐるっと見渡すといったい・・・と思うようなオブジェもあったり。(笑)。

観光地ということもあり、お店もブランド店からオリジナルジュエリー屋さんまで。

きっとオンシーズンだとすごい賑わいなんだろうなと予想できます。

二度足を運ぶか分からない土地。
しっかりと目に焼き付けて、この小さな漁村を後にしました。


「2013年北イタリア美食旅14」へ続く・・・・


「2013年北イタリア美食旅12」 ポルトフィーノ 前編

2013年12月29日 19時53分50秒 | @ポルトフィーノ・レッコ

 

次の日の朝は、早起きをして、ちょっと遠足に。
切符を買い、打刻をし、のんびりと列車を待ちます。
しかしその列車が何番ホームに訪れるのかは定かではないので
よーーーく耳を澄ませてイタリア語を聞き取るか、思い切って、その辺の人に尋ねるか・・・二択です。

 

 

結局、耳を澄ませた後、念のため、その辺の方に伺って・・・無事列車とご対面。

ここから、50分ほどで無事ポルトフィーノ最寄り駅に到着です。

正式な駅名は「S.Marghetita L. Portofino」(駅の看板)です。
(正式な読み方はサンタ・マルゲリータ・リグレ・ポルトフィーノ)

かわいいピンクの駅舎がお出迎え。

駅を出ると、今度は犬が一匹お出迎え(笑)。


駅前のお店でバスチケットを購入し、いよいよバス停へ・・・。

駅は高台にあるので、港が臨めます。
とても綺麗・・リゾート感満載。

バス停は二箇所ありましたが、念のため、同じ待ち人に確かめました。
20分くらいして到着。
小さな駅ですが、バス停を間違えたらえらいことですからね。

バスに乗って海のほうへ下りて行くと・・・綺麗な海岸がちらほら。
水もさすがに美しいです。
何よりもその景色は日本とは全く違うヨーロッパの世界。
心が浮き立ちますね。

バスに揺られること30分。
ようやく目的地に到着しました。

 念願のポルトフィーノ!!さて楽しむとしますか!!

後編へ続く・・・・

 

 


「2013年北イタリア美食旅11」 Le Cicale in citta' でディナー

2013年12月28日 09時26分45秒 | @ジェノヴァ

 



ジェノヴァに来てよかった!!

心の底から思えるお店に出会えました。

「Le Cicale in citta'」

Via G. Macaggi 53 rosso, 16121 Genova, Italy

010592581

 http://www.le-cicale.it/ristorante/index.php

かわいくてビビッドな店内。スマートな店員さんたち。
そして豪快はシェフ!

第一印象からしてとても好みでした。

ピノビアンコのミディアムボトルをオーダーしているとフォカッチャが登場。
このフォカッチャにかかっていたオリーブオイルに舌鼓。一気にファンになりました。

パンの種類も様々。
ワイン→パン→ワインを何往復もし、主人に冷めた目で見られました。

これが、そのオリーブオイル。
スマホで調べると・・・・ジェノヴァから2時間ほどの場所で作られているとわかりました。
これは買いに行かねば??
 

そんなこんなで・・・ぼーっとしていると野菜のフリットが付き出し的に登場。
うっまぁあ!!塩加減がガツンと効いていて、何よりも軽い。
いくらでも頂けます。

主人の前菜
Tartare di Ricciola con orangette  e sale nero」16€

Ricciola は鰤とかカンパチのこと。<どっちだろ・・・

新鮮な魚のタルタル!オレンジ風味でとてもさわやか。パラリと黒い塩が味を引き立ててくれます。

私の前菜
「Insalatina di Funghi Porcini, Carne salada e pecorino」14€

フレッシュなポルチーニ茸がたっぷり、お肉のスライスされたサラダです。
チーズがともかくいい風味でとてもいい組合わせでした。

びっくりしたのはこのニョッキ。

「Gnocchetti al Burro con Bottarga di Muggine」15€

ボッタルガ(ボラの卵巣の塩漬け)は数々食べてきましたが、ここのボッタルガの美しさ、そして程よい口当たり。
塩加減・・・パーフェクト!でした。
もちろんニョッキも弾力、味、申し分ありません。
この一皿がこの値段なら・・・もう脱帽です。

日本でもこういうお料理が身近で手頃に食べたいなあ!

 

「Piccoli Paccheri con Gamberi di Santa e basilico」18€

パッケリは主人の大好物。海老の鮮度もよくてプリプリ感満喫。
抜群の茹で加減のパッケリに絡んだソースは濃厚。
海に近い都市はこういうお料理が存分に楽しめるからうれしい。

「Scomone al Barolo con cipolla caramellata ripieno」 22€

こちらの一皿はシェフのお勧め。焼き加減も丁寧に聞いてくれました。

正直、この手の料理はたくさん食べてきている。
なのに、こんなに美味しいものがまだあったかと思うくらい新たな感動を発見するのです。

このお料理はほんと奥が深いんだなとつくづく思いました。

 

「IL Fritto di Pesce」 22€

カラマリのフリットは丸々レモンがついていて、海老の味噌まで美味しくパリパリ!!

レモンの味も不思議と濃く感じました。
出来ればもいっこ欲しかったかも・・・・

この時点でおなか一杯過ぎて・・・フリットがきつかったんだけど、ワインのおかげでなんとか完食。

こんなにおなかいっぱいなのに、デザートまで欲張ってしまったがこれが正解!!

めちゃくちゃ美味しい。こんなデザートなかなか食べられないわ!

ティラミスでした。

このお店、想像していたよりもハイクオリティです。
ジェノヴァに来たら絶対に足を運びたいんだけど・・・いかんせんめんどくさい立地。
シェフもほがらかで豪快な感じ・・・・すごくタイプでした
オリーブオイルのお店にもっていく名刺も頂き(紹介状代わり)、握手してお店を後にしました。

 

 

 


「2013年北イタリア美食旅10」 旧市街とコインランドリー

2013年12月13日 17時11分11秒 | @ジェノヴァ

 

さて、必要以上に食べ過ぎた感のあるランチ。
ここは歩かなくては・・・と、旧市街をぶらつきます。

まずはメインのVia Garibaldi(ガリバルディ通り)。

なるほど・・・世界遺産に登録された「Strade nuove ストラーデ・ヌォーヴェ」は確かに美しい通り。
お金持ち(貴族)のお屋敷や、中庭を開放されているところもあります。
とにかく、堅牢な造り。
そして、そのバランスの良さ。
ヴェネツィアとはまた違った、海運国家のパワーを感じました。



「パラッツォ ロッソ」
読んで字のごとく、赤い宮殿。1670年に建てられた。
ひときわ目立つ外観。
贅をつくした建物です。美術館になっていますが、今回は素通り。

通りを抜けると、バスが行き交う大通りに。
テクテクとホテルまで徒歩散策。
しかし・・・・あったかくていい気候。
ジェノヴァって住みよい街なんだろうなあ。

ホテルに帰ると、すぐにコインランドリーの場所を聞き、
洗い物をもって下町へ。
コインランドリーって、一般的には必要ないから下町にしかないらしい。



ラッキーな事に、ホテルから徒歩7分くらいの場所にありました。
係の人もいますが、自分でやりますといい、お断り。

お金を専用コインにチェンジ。
日本から持参した洗剤(アタック)を投入します。

30分くらいで洗濯終了するので、しばしぼーっと眺めていると、アフリカ系移民の男性が入れた洗剤の量に驚く。

ええ・・あんなに入れていいのか??
備え付けの洗剤とはいえ、どっぷり。

主人と笑いながら見ていると案の定・・濯ぎが完全ではない。
それどころか残り一分でも泡だらけ。

まろやかなクリーム。(笑)

係りの人も頭を抱えながら水を投入。
あまり意味ないと思うけどなあ。

すると、まかせっきりにしていた男性が帰還。

困り果てている様子も無く、結局もう一度洗濯することに。

しかし・・・・・なぜか、またもや洗剤投入。
意味不明・・・・・(笑)。

しかし係りの方、すぐさま大量の水を入れ、薄めることに成功。
なんとか濯ぎまでできたようです。

乾燥にも30分ほどかかりましたが、ほぼ日本と同じ時間で完了。
ほかほかの洗濯物を持ってホテルに帰ることができました。

 

2013年北イタリア美食旅11」へ続く・・・・


「2013年北イタリア美食旅9」 ジェノヴァでランチ

2013年12月13日 17時02分09秒 | @ジェノヴァ

 

ホテルを出ると、そこはすぐに先ほど下車した「ジェノヴァ・プリンチペ駅」。
そしてその前はバスのロータリーとなっており、比較的いろんなところへ移動することができます。
今回は、まず予約したレストランの最寄り駅を目指すため「バス」に乗り込みました。



ちなみにバスに乗れる「ジェノヴァパス」は24時間パスで4.5ユーロ。

ジェノヴァはアップダウンの多い街なので、バスは必須アイテム。
タクシーもいいのですが、やはり一方通行が多いので、意外にお高くなったりします。

バス停を降りて、さてスマホのマップ頼りでレストランを探します。
恐ろしいほどの坂道を下り(上りじゃなくて良かった)、不安になりながら人に尋ねること4回。

無事にレストランに到着しました!!(人に尋ねなかったら永遠に彷徨っていた)

トラットリア「Axillo」さんです。

主人が「ガンベロロッソ」を参照にし、こちらのお店に興味をもちました。

小さな玄関から奥に広がる店内は半地下になっていて、壁面にはワインがずらり。

可愛らしい店内で困ったことは、スマホの電波が届かなかったことくらいでしょうか。
恰幅のよいご主人が、サーブしてくださいます。
時間帯がちょうどお昼過ぎ。馴染みのお客さんもちらほらと入店してきました。

ここはやはりワインを頂くことに。
お昼から幸せ。足が腰が疲れているから余計染みます。

すっきり甘口のとても飲みやすい地元のワインを頂きました。




前菜は想像していたより遥かに豪華でボリューミー。
主人が選んだアンティパスト。

「Cappon Magro」 12ユーロ

ムール貝はシンプルな味付けながらも、真ん中に鎮座する野菜のソース(Salsa verde)と魚介類のタワーは
濃厚で、びっくりするほど美味しい!イタリアンバジルのさわやかな香りでするするっといただけました。

このお店で何よりも美味しかったのはプリモからチョイス。

Croxetti caon scampi e calamari」 12ユーロ(画像:海老のパスタ)

なに、croxettiって?

それは円盤型の平たいパスタのこと。
主人が前調べ&前評判からこのメニューをチョイス。

海老&烏賊の上品でいてガツンとくるソースを存分に纏わせたこちらのパスタは絶品でした。
ほんと・・なんて美味しいんだろう。
このボリュームで12ユーロ・・日本では考えられない贅沢。

海老は地元の海老なんですけど、ソースとして出汁ができっているので、
身はさほど美味しくもない(笑)。
烏賊は弾力があって鮮度の良さを感じました。


メインの塩ダラは塩気が強くて、ワイン飲まなきゃやってられねーよ!ってくらい。
ラヴィオリも美味しかったけど、やはりここはcroxettiが最高でした。

さて、美味しいお料理でお腹も満たされたので・・・またもや市街を散策することにしますか!

2013年北イタリア美食旅10」へ続く・・・・・

 


「2013年北イタリア美食旅8」 ジェノヴァへ

2013年12月04日 21時26分53秒 | @ジェノヴァ

 

次の日は「ジェノヴァ」へ移動です。
ホテルを早々にチェックアウトしタクシーでむかったのは・・・・ 

久々のミラノ中央駅(Stazione Centrale di Milano)。
相変わらずかっこいい佇まい。

無事、列車に乗り込み、約二時間弱の旅へ!

しばらくはぼーっと車窓を眺めながら・・・ミラノでは曇天だった空が晴れ渡っていくのを感じます。

ジェノヴァの手前から住宅が増えてきます。
山間にもたくさんの住宅。

ほぼ予定時刻どおりに到着。「Genova Piazza Principe (ジェノバ プリンチペ)」です。

駅を出ると、そこには「Cristoforo Colomboクリストファーコロンブス)」の像が。
そう、この有名人の彼の出身地です。
青い空に真っ白な像・・・なかなかいいお出迎えではありませんか。


そしてその裏にひかえているピンクの建物が、ジェノヴァでの滞在ホテル「Grand Hotel Savoia」です。
HP→http://www.grandhotelsavoiagenova.it/
便利な立地なため、比較的即決しました。
珍しく、選んだホテルは5ツ星でした(笑)。★イタリアでは3-4星を狙うスタンスです★


比較的、歴史あるホテルで趣もあります。
部屋も広々としています(少し床が傾いているところもご愛嬌)
窓の外はピンクの建物の中庭。

景色はさほどでもありませんが、とても良い風が入ってきます。

夜はホテルの照明が色とりどりに変化して、行き交う人を楽しませてくれます。

一通り、荷解きをしシャワーを浴びたら、いよいよジェノヴァ散策&ランチにでかけます。

 

2013年北イタリア美食旅9」へ続く・・・・