道すがら設置されている看板の案内通りに進むと、だいたいが急な階段です。笑
旧市街(Ragusa Ibla)はイブレイ山地の麓標高500㍍にあり、朝夕は冷え込みますが、日中は比較的暖かく、過ごしやすい感じでした。
※あくまで11月初旬の感想
ちなみに谷を挟んだ向こうにある新市街はスペリオーレ(Ragusa Superiore)といい、更に標高は高め。イブラとはまた違った景観を楽しめます。
雨が降ったら滑りそうな階段を慎重に降りていくと……
ツーリスト向けのインフォメーションがあります。
…………がしかし、
シーズンオフだからか、はたまた臨時休業なのか、とにかくオープンしてませんでした。
隣接するジェラート屋さんは常に営業されていて、何かあればここのおじさんに聞けばいいと思います。⇐英語はあまり通じないけど親切(^^)
ジェラートを食べたくなるような気温でもなかったので、取り敢えず記念撮影のみ。
ジェラートを食べたくなるような気温でもなかったので、取り敢えず記念撮影のみ。
このあたりはイブラ地区の玄関ともいえる場所なので、バス停もあります。
道路の交差点に構えるサンテ・アニメ・デル・プルガトリオ教会はある意味シンボルともいえるでしょう。
ラグーザは1693年に非常に大きな地震に見舞われ、5000人もの住民が亡くなり、その時多くの建物も失われました。
この教会はそれ以降に建ったバロック様式の建築物の一つ。
残念ながら中には入れませんでしたが、いつも良い目印になってくれました。
※土曜日の朝しかミサが行われないらしい
辺り一帯、絵になる町並み。
Palazzo Cosentini
此処は貴族であるコンセンティーニ家の邸宅で、見どころはバルコニーの下にあるバロック彫刻とのこと。
その横にはまたしても長い階段があり、美しい教会Chiesa di Santa Maria dell’Itriaの青い屋根が見えます。
旧市街の中心部へ続く坂道をえっちらおっちら上っていくと、Antico Mercatoという場所があります。
建物の中にはレストランやお土産屋さんもあり、興味深かったんですが、このときは素通りすることにしました。疲れてたしね😅
ふと山谷を覗き込むと、かなりの高低差。
歴史のある土地とはいえ、いまだにここで生活することは厳しいだろうな。車もすれ違うのが難しい道が多いので。
観光地としては充分成功しているんでしょうが………。
日本で言うところの白川郷的な。
足が疲れたので取り敢えず宿へ戻ります。
さて
夕飯の時間になりました。
イタリアの夕飯は遅めなので、夜八時から九時くらいに入店出来たらOK。
それまでの時間はアペリティーボを楽しむ🇮🇹国民。
✨素敵ですね✨
ラグーザ到着後初めてのレストランは旧市街地の真ん中近辺にあるこちらのお店へ。
ちっとも予約していませんでしたが
とても気さくなお出迎えを
してもらえました!
可愛らしいテーブルクロスですね。さすがに夜は少し肌寒いけれどここは観光客らしくテラス席を選びます。⇚雰囲気重視
店内は確かに暖かそう……地元民はそちらを選んでます笑。
けれども今回ばかりはテラス席が大正解でした。
何故なら………
スリスリ……
ん?
え……猫!?
こっちからも……
なんなら仲良し?
常に何か貰えることを
狙っている。
可愛すぎでしょ!!
これはたまらん!
これはたまらん!
最高のレストラン!
★5つ確定。
計六匹の猫たちがテラス席のあちこちを移動する様を見ながら、二人して悶えていました。
まずは水🥛
そしてMENU。
吟味しつつも、猫が気になる。
😼😸😺
イタリアと言えばまずはパン。
その後、オリーブオイルとバルサミコ酢が登場。
健康的にインサラータ(サラダ)
を頼んだのでまずはたっぷりのオリーブオイルとビネガーで頂きます。
を頼んだのでまずはたっぷりのオリーブオイルとビネガーで頂きます。
思ったよりボリュームがあり、結構お腹が膨れてきました。
あと猫の可愛さが満足度を高めます。
フレッシュなトマトソースに焼いたリコッタチーズを乗せて
これは私が選んだのですが、美味しかった!トマトとチーズに間違いがあるはずもなく……パンが進みましたね。
Sugo di maiale con la sua pasta
その土地の料理を食べたい主人は、豚肉のスネ肉が煮込まれたソースのパスタを選びます。
硬めに茹でられたパスタ(カヴァテッリ=小さな空洞、窪みという意味)と酸味のあるソース。
たっぷりパルメザンチーズを乗せて、まろやかな風味に変化させます。
確実に美味しいのですが、そこまでの感動はありません。
ただ足下をうろつく猫たちが可愛くて……笑笑
最後はエスプレッソでシメ。
二人で30€ほどのお手軽(?)ディナーでした。
美味しい食事の後、気分良く散歩しながら宿へと戻ります。
ラグーザ旧市街で一番の教会
”Duomo di San Giorgio“
を横目に観光列車の始発点を確認していると、
またしても新たな猫登場。
噂通り、ここは猫街だ!と歓喜します。
夜のラグーザ・イブラは雰囲気があって比較的安全で、とても素敵な街並みでした。
この陶器屋さんは明日訪れよう。
宿まで30分ほどかけてゆっくり歩きました。
いい運動ですね。