”ラグーザ駅“まで一駅。
たった一駅ですが、この駅に辿り着くまで2時間半待ちました。
(後悔は先の記事で何度も述べたため割愛)
なにはともあれ、無事戻ってこれたわけだから、良しとします。
ラグーザの駅はモーディカより少しだけ大きく、小綺麗なロータリーが広がっていました。
タクシーも一台だけ待機していたので、迷うことなく乗り込みます。
常に宿のバウチャーを持っていると便利。
アパートメントまで11€でしたが、20€札を出したところ、小さな釣り銭が無いと言い出すドライバー。
結局おつりの5€札を握らされた主人の憤りは、よーくわかります。
コイン持ってるんだから渡せばよかったのに……。
タクシーに乗るときはきっちり細かいお金を用意しましょう。
●結果、11€→15€の支払い
疲れ果てた私達は、溜まりに溜まった洗濯物を片付けました。
何回くらいまわしたかな……。
ありとあらゆる場所に干した後、疲労困憊の体をベッドで休めます。
“気が付けば…………”
夜になっていました。
アパートの前に佇む彫像が神秘的。
Chiesa Santuario e Convento del Carmine
教会も昼とは違うイメージです。
教会も昼とは違うイメージです。
※この教会には後ほど訪れます
さてさて。
疲れすぎていてそこまで空腹を感じませんが、予約したお店へと向かいましょう。
アパートから中心部への道はまさに地獄の坂道。
勾配はラグーザイブラを遥かに超えています。
この一点のみ、アパート選びをミスったなと感じたかも。
そんな中でも、目ざとくバルコニーの猫を見つける主人。
どんな視力しとるんよ。
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徒歩13分ほどかけ、ようやく本日のレストランに到着!!
✴Circolo Italia✴
”Cattedrale di San Giovanni Battista“(サン・ジョヴァンニ・バッティスタ大聖堂)のお膝元にあるリストランテです。
これはなかなかどうして、ロマンティックな雰囲気ですねぇ。
テラス席にも心惹かれましたが、さすがに夜は寒かった。
なので、あったかーい店内へと案内してもらいました。
外からはわからなかったけど、かなり奥行きのあるレストランです。
最初は疎らだった客も時間とともに増えていきます。
気軽に入れる店構えでありながら、わりと高級店なので、年配のお客さんが多いですね。
まずはロングサイズのボトルに入ったお水登場。
私は命の水(白ワイン)を選択。
エトナの老舗ワイナリー、Carabrettaの白です!
一言でいうと、飲みやすい。
口に含めば、ぶどうの爽やかな香りが鼻の奥にまで広がり、舌の先にほんのりと苦み?を感じる。
うん、美味しいですね。
どっさり詰まったパンと共に、オリーブオイルやバルサミコ酢のカゴがやってきました。
グッチオーネ/グリーン ラベル
シチリアのオリーブオイルです。
ほんのりフルーティ。
苦みも少なめ。
一般的に使いやすいオリーブオイルだと思われます。
MODENAのバルサミコ酢。
未開封だったので、開けてもらいました。いい香り〜♬
色んな楽しみ方を提供してくれるのはありがたい。
いい店の証です。
ブルーローズのお皿もかわいい!
〜stuzzichino〜
かわいい付き出し。
リコッタチーズの上に赤玉ねぎ。
組み合わせ上手だなぁ。
生ポルチーニ茸のサラダ
まさしくZEPPINでしょ!
これが食べたかった……。
オリーブオイルと塩コショウたっぷりかけて……。
幸せ……❤
プリミはお店特製のニョッキ。
コロコロかわいい。
次にタコのグリル。
いやーー美味かったね!!!
いやーー美味かったね!!!
香ばしさと弾力、そしてピスタチオソースとの相性。
間にはブッファラチーズ。
こりゃワイン進みまくるわ……。
また別の白ワインを。
メインのマグロのソテー。
素材の味を大切にしているのか、全体的にあっさりめ。
物足りなさも感じるが、マグロそのものは鮮度が良く美味い。
そして添えられたほうれん草がいい役目を果たしてくれていますね。
最後は名物デザート“カッサータ”で〆!←主人大喜びの旨さ
私はアマーロ(食後酒)で締めくくりました。
くぅ!!どぎついけど効くわぁ。
くぅ!!どぎついけど効くわぁ。
お会計 130€
ちょっと良いワインを頂いたので、トータル的にはお高くなりましたが、評判通り良いレストランでした。
ご馳走様でした!
ほろ酔い気分で夜のラグーザスペリオーレを歩き、宿に戻ります。
バロック様式の建物はほんと面白いですねぇ。
続く……
相当美味しいんだろうね。
松茸を生で、いや、そもそもキノコを生で食べる習慣ないから、
たまーにマッシュルームを生で食べるのをためらう…