がんもどきと水菜とかぶを炊いてみる。胃に優しい味に仕上がって嬉しい。最近お弁当を作る気力がなくて、お昼にそこらへんのお弁当を食べているのだが、どうしても揚げ物やらコッテリしたものがおかずになる。自分で作るときは、あっさり滋養のあるものを食べたいもんね。冬の日本の野菜は、彩も濃く煮込むと味わい深い。
最近「無洗米」をためしに使っている。洗わなくて、すぐ炊けるのかと思ったけど、そうじゃなくて普通よりも長くお水にはつけておかないといけないらしい。それじゃ手間いらずとはいえないかもね。炊き上がったお米は、なんとなくふわっと蒸れた感じがしない。水の量は、ちょっと多めのほうがよいらしいが、微妙に量がよくわからない。今のお米を食べきったら、普通のお米に戻そうかな。
自画自賛のごはんを終えて、自分の部屋でうだうだする。これが嫌いでない。ところが新聞を広げると、モスクワ地下鉄爆弾テロ、自衛隊のイラク派遣、鳥インフルエンザ、児童虐待など、暗い話題ばかりが載っているのにためいきが出る。そのなかでも観光業界に直接降りかかる問題には、目を走らせてしまう。ベトナムで鳥インフルエンザで幼い兄弟が感染して亡くなったことで、ベトナムへの旅行2400人がキャンセルが出ているという。
古賀議員の学歴詐称の問題など、社会的な事件に比べれば失笑をさそうくらいの話なのに、これだけ引っ張るのは、往生際が悪かったのと、ちっとイイ男だったことと、やっぱり「たがが学歴、されど学歴」と学歴の問題を、日本人が引きずるからかしらね。
寒気団が、吹き付ける先は、私たちの社会なのだろう。春が待ち遠しい。