もう桜も咲き、春爛漫というのに、このブログも、ずっと冬眠では、悲しすぎます。100年に一度といわれる最悪の時機に、起業をしたときは、梅田のクリスマスマーケットに、必死で、その流れで、えいやと船を漕ぎ出してしまったのですが、もうズブズブ浸水くらいは、していますわ(笑)
年明けて、クリスマス雑貨も置かせていただいた八ヶ岳高原ロッジに、ドイツ雑貨および、ウィーンのクラダ社の音楽雑貨を置いていただいたので、お目にかけます。
ちょっと春らしく、リーズも桜をあしらってみたりした。
この知るヒトぞ知る高級リゾートホテルは、長野県の八ヶ岳の別荘地の中に、ひっそりたたずむ。北館の廊下という、メインダイニングに通じるところに、置いていただいたので、お客様の目には触れる。
しかし、販売員として、ホテルマンが常時いるわけにはいかない。お客様のほうで、買うという意志を、決められた場合、遠いフロントまで行き、自ら購入を申し出られるというシステムになっている。弊社の商品アイテム数は、けっこうあるので、箱探しだけでも、ホテルマンの方をわずらわせることになったと思う。
ウィーンのクラダ社の商品は、うちの定番だが、ここは、ウィーンの工房だけあって、音楽のモチーフのものを、多く制作する。八ヶ岳高原ロッジは、八ヶ岳高原音楽堂という素晴らしいコンサートホールを持っておられるので、音楽の雑貨を、求められたのだ。
NHKで、竹内まりやさんが、久々に登場されたときも、この音楽堂で、独占生中継されたが、この音楽堂の歴史は、そのまま日本のサロンコンサートの歴史となる。
もともとは、別荘族が、レコードを持ち寄って音楽鑑賞を、楽しんだことに端を発するが、広がりを見せ、1988年(昭和63年)、世界的なピアニスト・スヴャトスラフ・リヒテル氏と日本を代表する作曲家・武満徹氏をアドバイザーとしてむかえ誕生したのが、美しい六角形の屋根を持つ音楽堂である。まあ、とにかくびっくりするのが、この音楽堂で、演奏した音楽家たちのそうそうとした顔ぶれである。
大体、月に一度くらいの頻度で催されるが、5月は、ジャズ界の日野皓正、6月は、しぶく舘野 泉と若手の平原 あゆみのピアノリサイタルと、前橋汀子のヴァイオリンリサイタル、7月は、国府弘子のジャズピアノとフルートの夕べ、小松原庸子プロデュースの真夏の夜のフラメンコと、まあ、ジャンルも多彩。ただはっきりしていることは、一流のアーティストたちが登場するということ。
演奏がある日は、確実に満室になるという。夢のような時間を過ごしたあとは、演奏家を囲んで、フランス料理のフルコースとなるという、これぞ、本物のセレブブリティの週末じゃありませんこと?という世界が繰り広げられるのです。