神戸の美術館展が終わりを迎え、東京の美術館展への準備に追われていたので、2週間以上、HPの手を入れることがだきなかったが、やっとひと区切りがついた。
自分が、コレと思った商品が売れると、やったね!と心の中で快哉する。美術館に来られるお客様が、手にとられる売れ筋商品というのをつかめたし、自分がセレクトした商品に自信を持てた。
「ショップ・ダンケ」には、実はまだそれらの商品をアップできていないのだが、久々ぶりに新商品のカテゴリーをアップさせた。「マット」と「ペット」だ。
ペットをしつけるのが実にうまいドイツ人は、ペット・グッズも充実している。犬の首輪など、首のあたるところに、二重に縫製してあったりして丁寧だ。
今にして思えば、ウン年前に、ヨーロッパで買い物をする日本人のお客様をアテンドしていたころに、いいなと思っていた北欧やイタリアのものが、脚光を浴びるのは、やっぱりねと思う。しかし原則的には、自分がよく知っている「ドイツ雑貨」にこだわりたい。ドイツ製品に、安かろう悪かろうはない。日本と同じ程度の生活レベルの国だし、1ユーロが、¥140近い現在では、仕入れはきつい。
まとまった数なら、フランクフルトの見本市で面識のできた相手から、仕入れるのがベスト。大手がコンタクトのない中小企業を見つけている。こちらが注文しているのだから当然だが、即、返答があるのは、安心できる。
文法的なミスは、あれこれやらかしていると思うドイツ語のビジネスレターを送信しているが、クレームがあるときは、しっかり言う。ビジネスのやりとりなんだから、お互い言いたいことは、はっきりしている。ドイツからの直輸入であるので、返品は面倒なことになるし、先払いが原則なので、こちらの発注は、慎重を期する。度重なるメールとファックスの往復に忙殺された。私は、東京の展覧会に賭けているのだ。
「ショップ・ダンケ」の商品ラインは見えてきたし、「カッチイのドイツ旅行案内」でも書いていきたいことは一杯あるのだが、いつも問題は時間がないことだ。自分の能力や体力には限界があるし、ひとりでやれることなんて、どんなに転がったところでしれている。ただ、自分に決定権があるのは、SOHOの醍醐味だと思う。
舞い上がっていませんとも。地道に、自分にできることを、こつこつやっていきます。週末は、ぐっすり寝たなあ。