ドイツから帰国してからの、ベルリン報告である。
9月に1回だけのアップでは、あんまりだよね。思い出しドイツで、ベルリンでの出来事を書いてみる。
ベルリンのおしゃれなスポットを歩き回り、ステキなものを探すハズだった。それは、ハッケシャーホフ(Hackesche Hoefe)界隈でしょうというベルリン在住の友人の勧めに従い、歩き回った。
ここは、メディアにも必ずといっていいほど取り上げられるスポット。一つのビルのなかに、カフェ、レストラン、ショップ、劇場、映画館が入っているマルチカルチャーなコンプレックスなのだ。ホーフといわれる中庭のある構造は、ちょっと隠れ家的要素があって、幾何学的なタイル、窓がアクセントになっている。
最初来たときは、感激したのだが、今は、観光客気分でなく、バイヤーの端くれとして、町歩きをしているから、これくらいの規模のカルチャースポットは、東京なんかじゃ珍しくないんじゃないのって、思ってしまった。ショップの中でも、観光客に人気のショップが、「アンペルマン」
東西ドイツが統一したとき、信号も統一しようということになって、このちょっとかわいい旧・東ドイツの信号のデザイン・アンペルマン(信号人、この信号の人型の呼び名)を残そうという運動が、東西ドイツから上がり、このデザインは、無事残ることになった。
「信号まで、西のものに変えられちゃうの?」という東ドイツの悲鳴だったとドイツ人の友達は言ってたっけな。。ちょっと太っちょさんで帽子をかぶってるアンペルマンは、ユーモラス。
これをシンボルマークに、商売始めちゃおうとしたヒトは、偉い!Tシャツから、エコバック、キーホルダー、マグカップ、グミと言われる弾力のあるお菓子まで、アンペルマン・グッズを作り、大当たり!
確かにカワイイけど、これは、話題性の勝利だよねえ。ふーん。小売りで、売っているものを、買う気にはならない。
ハッケシャーホフ界隈のローゼンターラー通り(Rosenthaler Str)や、オラーニエンブルグ通り( Oranienburuger Str)が、面白いと聞いたので、足が棒になるまで歩き回った。
でも、結果的には、収穫がなかった。目抜き通りといっても、大阪や東京のファッションスポットのように、お店がダーと連なるということはなく、ポツポツお店があるって感じなんだよね。タイ料理、インド料理、そしてベーグルを売るお店など、インターナショナルな食べ物やさんがあるのは、さすがベルリンとは思ったけど、ショップに、ピクピクと来るところは、なかった。
ベルリン滞在中は、友達のところに泊めてもらった。仕事で、忙しくしているところに、間が悪かったのだけど、それでも、2年前、一緒にエアフルトに、農家滞在の旅行をした友人も集まってくれて、旧交を温めた。