ごったがえしたウチのなかで、今年最後の日記をつづることにする。もう、大掃除はあきらめている。
「ショップ・ダンケ」が参加したハービス大阪のクリスマス・マルクト(略してクリマル)は、無事終了した。ハービスのほうからお話をいただいて、11月中旬には、動きだした。ドイツのセンスのいい友人に、現地のクリスマス用品を買い付けて送ってもらったが、結局そのうち、三分の一はつかなかった。アホなドイツ・ポストめ!でも「ショップ・ダンケ」の在庫商品を取り混ぜて、クリスマスだけにこだわらない商品構成にしたのが結果的に良かったかな?何でもありのほうが、雑貨市としては、絶対正解!
http://www.office-danke.com/kachii/Photo/klimaru.htm
ささやかなスペースだが、お客様が足を留めてくださる瞬間は、緊張もするが、嬉しかったな。接客は、楽しかったし貴重な経験だった。しかしこの売り子、計算が遅く、商品を包むのに時間がかかる。商品ご購入の奥様に「お友達を待たしているの。早くしてくれる?」なんて言われたときには、背中に汗が流れたわ。
ハービスの方にも気に入ってもらえて、来年もぜひやらせていただけそう!これからの課題もでてきたし。
ところが4日間終わって見ると、どっと疲れが出た。自分ひとりで何もかもやっているので、気も張っていたのだろう。これから荷物の整理がタイヘン。値段つけや、梱包、商品管理と、ショップ運営なんて、地味な作業が多い。人様の財布の紐は固いし、そんなに甘いもんやおまへんわ。
さて、年末になって、南ンドネシア・スマトラ島沖に、マグニチュード9.0の地震が襲った。災害イヤーの極めつけ。地震と津波の被害は、東南アジア全般に拡大し、死者10万人に達する見込みらしい。前触れがなく、いきなりの津波なのだもの。阪神大震災の10倍の被害だと思うとその甚大さに驚く。南の楽園を襲った悪夢は、残念ながら現実なのだ。観光産業は、テロに戦争に天災と、バブル崩壊後、次から次へと、試練が襲う。平和じゃないと成り立たない産業なんだと痛感する。
ツアーで申し込んだ人たちは、旅行会社が、宿泊場所や飛行機の便を抑えているので、お客さんの動向がつかみやすい。自由旅行者の安否の確認は、難しいらしい。
皮肉な結果になったものだ。
来年こそ、明るく、そして健やかな年になりますように。皆様、よき年をお迎えください。