ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

玄関リフォーム

2004-07-19 00:00:00 | 徒然草

前から気になっていた玄関のリフォームをしてもらった。玄関は、何かと目に入るところなのに、舗装道路みたいにみえるフロアタイルが、ぺらぺらで汚かったのがずううと気になっていたのだ。

日曜大工でやってみるかと検討もしたけど、やっぱり無理だろうと判断して郵便受けに入っていたチラシのリフォーム会社にお願いした。大変感じよく相談にのってもらって、当日は、2時間くらいの作業で、手際よくやってもらった。オレンジのフロア・タイルになって、うんと明るくなった。それと玄関ドアの内側の清掃してもらったのだが、やっぱりプロは違うね。専門のクリーナーを使うこともあるのだろうけど、きっちりキレイになりました。小さなリフォームでもやってもらえるのは、助かります。地元密着型のところは、便利ね。

毎日暑いよねえ。ベランダのグリーンも、水をやっているのに追いつかなくて枯れてきたのもある。どうせ、ドイツに行っている間に、全滅するだろうと思うと、こちらも気が入らないのかも。ペット気分でいるベランダのガーデニングなんだけど、こんなご主人さまでは、お花もかわいそうだわ。

クーラーかけっぱなしって、やっぱり体に良くないよね。体から生気が失われるような感じ。だから、窓と言う窓を開け放して、日中は、クーラーをあんまり使わないようにしている。夜になると、びっくりするほど大きなせみが、飛び込んでこようとして網戸に撃沈。光をめがけて飛んでくるのね。

この週末は、必死に期末試験作成している。カッチイは、期末試験は、未だにワープロで作成している。今までの分が、フロッピーに保存してあるので、ついそうなってしまうのだが、ワープロとパソコンじゃキーの配列が違うし、タッチは遅いし、打ちにくいことこのうえない。でも、一応出来上がっているやりかたを変えるのって、よっぽどの必然性がないと変えないよね。ワープロのフロッピーをパソコンで読み込ませるソフトもあるらしいのだが、それを導入してまでと思って、毎回学期末には、ワープロを引っ張りだしてくる。

インドネシアで家族と再会した曽我ひとみさんが、急転直下と言う感じで、夫のジェンキンス氏と娘さんと日本に帰ってこられたのは喜ばしいことだが、あそこまでメディアが追い続けるのには、やりすぎを感じてしまうよ。静かな環境なんて、望むべくもなしって感じだよね。


夏休みまで

2004-07-12 00:00:00 | ドイツ・ドイツ

もうちょっとというところまで、こぎつけた。先週は、暑かったよねえ。

ベッドルームは、「ショップ・ダンケ」の倉庫に化していて、クーラーがないのである。あんまりだから、リビングで、タイの三角枕つきのマットに横になって、クーラーをタイマー入れて寝る。でも、切れちゃうと、暑くって起きちゃうのよね。
疲れが取れないままに、朝になる感じでありました。

ドイツに行くのは、今月末に迫っている。チケットは、今回は、ルフトハンザの直行にした。アジア便だと数万安いのだが、朝の6時とかに到着するから、ダーリンが迎えにこれないというし、帰国後すぐ学校があるから、乗り継ぎのしんどさには、耐えられないと思ったからだ。だって、シンガポールで、5時間の待ち合わせと言われると、げんなりしてしまうわ。

ルフト直で、ネットで取ると、もう発券作業もあっけらかんと完了。当日、予約番号を言うだけという気軽さだ。航空会社ダイレクトのほうが確実だし、価格も、今格安航空券を扱う旅行会社の出してくる価格とほとんど変らない。

去年、ハイデルベルクの日本学で親しくなった4人が、ベルリンで集まったのだが、そのとき、今度は、皆で旅行したいねという話が出た。それが1年経って皆忘れてなかったのが嬉しい。私が、皆に「農家滞在」の希望を伝えて、皆が乗り気になってくれている。。日本でも、ゴールデンウィークに高山の「グリーンツーリズム大賞」を取った民宿に行ったし、今度は、ぜひドイツのグリーンツーリズムを体験したいと思っているのだ。

4人の都合を合わせるのは、けっこう難儀なんであるが、ドイツの友達どおし、連絡を取り合ってくれている。お宿の選択は、彼らに任した。あと、ボンにいる友達のところへも、マストで行かなければならないし、フランクフルトにも会いたい友がいる。最後は、フランクフルトの見本市に通わなくちゃいけないし、うう、やることは一杯だ。

ドイツの夏を実現するために、あとの11ヶ月があるのかも(笑)何をさしおいてもという気持ちで、ドイツの夏を心待ちにしてきたのだが、今年に限っては、ええもう!という間に7月になってしまったというのが実感だ。いろいろ準備したいこともあるのに、時間切れになりそうだ。どうしよう。あせってきちゃった。


登山

2004-07-04 00:00:00 | カッチイ’s ジャーナル

地元の生駒山に、先週登った。これは、「登山・ハイキング教室」のプログラムに参加してのことだったのだが、盛況でびっくりした。今は、ハイキングは、流行らしい。元気な中高年が嬉々として集まる。

シルバーコンパスを使い、現在地を確認し、地図上の指示された場所への方角を出す。地形図を読んで歩くオリエンテーリングを体験したのだ。

今まで、山に登るというのは、「登山道」をただ歩き、「分岐点」の看板を頼りに、「山頂」を目指すだけであった。地形図は、等高線が主役で、そこから、小さなピークとも呼べないような小さな盛り上がりや、尾根の分岐、角度の変化などの地形を示している。それを読み込んでいくという練習をしたのだが、山を登りながら、学生のことを思った。

私の学生達は、今就職活動の真っ只中だ。彼らにとっては、就職口を見つけるというのは、社会という山に登るのに似ているかもしれない。ほとんどのの学生にとっては、とりあえず山は登らねばならないものとして立ちはだかっている。

しかし、どう山頂を目指せばいいのかわからない。就職を確約するような学校のうたい文句にだまされたという。山に登るのは、彼ら自身なのだが、彼らの言い分を聞いていると、ケーブルカーがついていないから、山に登れないと言っているように聞こえることがある。

今、地形図は誰にも与えられているとしよう。(本当は、どこで地図を手に入れればいいかという根源的な問題があるのかもしれないが、伊能忠敬のような先達がいて、苦労して、私たちに残してくれたものがあると仮定しよう)

地形図を見て、実際に歩いてこそ、沢や山の大きさや斜面の段丘を判断できるのだ。尾根や谷などでの形そのままに、山を把握しようとすることで、山の全容をつかめる。汗を流して到達した山の中腹に立ったとき見えてくる景色は、ケーブルカーで一気に上がったものには得られない感動を与えてくれる。

鍛錬を積むと地形図を見ただけで、山をイメージできるという。天候が変りやすいのも山の恐ろしさなんだけど、風のそよぎ、緑の濃さを教えてくれる山登りは、辛くも楽しいものだ。