先日は身体の不調になる大きな原因、「瘀血(おけつ)」の話をしました。
— ミドリ薬品の櫻井店長 (@PandaKanpo) 2018年4月24日 - 13:18
今日は更にもう一個の原因、「痰湿(たんしつ)」の話を少ししますね。
痰湿とは要するに排水口にたまったぬめりのようなもので、こいつが色々悪さをします。
痰湿は痰飲とも言い、【痰飲】は、せき込んだ時に出てくるあの「痰」という意味も含まれますが、中医学ではこうした目に見える「痰」のほか、「見えない痰」というものも存在します。
— ミドリ薬品の櫻井店長 (@PandaKanpo) 2018年4月24日 - 13:19
基本的には、「水分代謝異常により停滞した体内の潤い」が痰になるんですが、この痰がめちゃくちゃ悪さをします。
もしこの痰飲が血流に入り込めばドロドロの流れにくい血にかわりますし、元々澄んだ状態の意識に入りこめば頭がぼーっとしたり、スッキリしない状態になったりします。
— ミドリ薬品の櫻井店長 (@PandaKanpo) 2018年4月24日 - 13:19
よくストレスを感じると喉が詰まった感じになる方がいらっしゃいますが、あれもこの「見えない痰」の仕業です。
この見えない痰は、例えば、学校や会社などで発言を急に求められたとき、一瞬咳払いしたくなりますよね。あれです。
— ミドリ薬品の櫻井店長 (@PandaKanpo) 2018年4月24日 - 13:20
あれが見えない痰がうまれる瞬間です。あれが続けば「つまる」とまで感じるようになります。
そのほか、咳、呼吸困難、多痰、悪心、嘔吐、眩暈、しこり、結節、精神異常、不安、鬱、意識障害なども、この「見えない痰」が関連していることが多くあります。必ずではないですがね。
— ミドリ薬品の櫻井店長 (@PandaKanpo) 2018年4月24日 - 13:21
原因不明の症状の多くはこの「見えない痰」が関与している事が多いと言われています。
見えない痰も、見える痰と同じようにネバネバとして粘着し、なくなりにくいですので、痰が原因の症状というのはえてして治りにくいです。
— ミドリ薬品の櫻井店長 (@PandaKanpo) 2018年4月24日 - 13:22
痰の特長は、病を長引かせ、気血のめぐりを悪くするものなので、大体痰があると長引き、悪化しやすくなり、治ってもまた再発しやすい厄介な病理産物です。
痰飲を生む大きな原因の一つは、食べ過ぎと飲み過ぎです。
— ミドリ薬品の櫻井店長 (@PandaKanpo) 2018年4月24日 - 13:22
油っこいもの、甘いもの、味の濃いもの、生もの、冷たいもの、これらの過剰摂取は、すぐにではなくても徐々に痰飲を作る元をため込むことになります。
ラーメンなんかを食べると、痰がからむことは無いでしょうか。
— ミドリ薬品の櫻井店長 (@PandaKanpo) 2018年4月24日 - 13:23
あれです。あれが痰がうまれる状態です。続くと排出しきれずたまっていきます。
痰はまずその原因となるものを口にしないことが第一です。それから痰の元である「湿」をため込まないように消化系を元気に保ち、余分な水分は体外にきっちり排出するよう心掛けることが大事です。
— ミドリ薬品の櫻井店長 (@PandaKanpo) 2018年4月24日 - 13:24
なので、日々の養生が大事になるんです。痰飲を溜めない為の養生はいつもお伝えしている内容です。
痰飲たまってませんか?
— ミドリ薬品の櫻井店長 (@PandaKanpo) 2018年4月24日 - 13:25
舌をみて苔がべっとりとか、肥満とか、むくみとか、めまいとか、胃腸機能低下とか、偏食とか暴飲暴食とか甘いものを毎日たべてるとかは、痰がたまってることが疑われますよ。