俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■五感俳句616「風に乗り快楽のごとし飛花落花」(松本津木雄)

2023-04-17 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句616・感情41快楽1・松本津木雄01・2023-04-17(月)
○「風に乗り快楽のごとし飛花落花」(松本津木雄01)
○季語(飛花落花・晩春)(「→21世紀をたのしむ昴俳句会」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:「快楽(けらく)」とは仏教用語で、煩悩を超越した無我のよろこび。空中の飛花が地上の落花となるまでの境地である。今年は早々と散っていった。


松本津木雄(まつもとつぎお)
○好きな一句「丑三つの闇深うしぬ猫の恋」02
○季語(猫の恋・仲春)(「俳句201402」より引用)

【Profile】:1937年北海道出身。1956年より作句。→飯田龍太・→石田波郷・→肥田埜勝美に師事。2006年より「阿吽」継承代表。


コメント    この記事についてブログを書く
« ■次元俳句616「花片にまみれ... | トップ | ■五体俳句616「指紋よ■挽歌の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

五感俳句」カテゴリの最新記事