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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●方法俳句344・思考の物質化7・梶原美邦1・2017-8-17(木)

2017-08-17 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句344・思考の物質化7・梶原美邦1・2017-8-17(木)
○「トンネルの秋思吐きだす電車くる」(梶原美邦1)
季語(秋思)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】
【鑑賞】:電車の乗客のそれぞれの秋の思い。トンネルに充満していた秋思(しゅうし)を一掃するべく電車がやってきます。

 

梶原美邦(かじわらよしくに)
○好きな一句「どの道も雨後あたらしくなる花野」2
季語(花野・秋)(「俳句四季201603」より引用)

【Profile】:1944年、山梨県出身。1972年「青芝」入会、→八幡城太郎・→中村菊一郎に師事。1978年青芝賞受賞、編集同人。2009年副主宰に就任。2011年中村菊一郎より主宰を継承。俳人協会会員。横浜俳話会副会長。


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2 コメント

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Unknown (竹女)
2017-08-17 09:26:08
透次さま
おはようございます。
目にはさやかにではないですが秋の気配を
感じます。秋思よいですね。まだまだ日中は残暑が続きます。ご自愛の程を。今朝も名句のご紹介有難うございました。
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拝啓、竹女様。 (透次)
2017-08-20 11:41:14
拝啓、竹女様。「秋思」(しゅうし)は好きな季語の一つであります。意味も響きもいいですね。「頬杖に深き秋思の観世音」(高橋淡路女)、「おのづから秋思の指のほどけたる」(鷲谷七菜子)、「貝殻の内側光る秋思かな」(山西雅子)など名句が目白押しです。たびたびの書き込み、誠にありがとうございます<(_ _)>。◇Hakoniwa透次ヽ(^ι_^)ゞノ♪◇。
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