●次元俳句640・超次元53=彼岸3・折笠美秋04・2024-03-17(土)
○「菜の花継げば彼岸にとどく物干竿」(『君なら蝶に』1986)(→折笠美秋04)
○季語(菜の花・晩春)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5・忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【お知らせ】:春彼岸の日に「俳句の箱庭」を再開致します。半年間ほど妻の喪に服しておりました。またいつ中断するかも知れませんがともかくも一歩足を踏み出すつもりで再開してみます。
【鑑賞】:「継ぐ」は「菜の花」と「物干竿」の両方に掛かっているように思われる。菜の花の黄色を奥へ奥へと継いでいけば。日々の一人の洗濯の物干竿どんどん継ぎ足していけば。それは妻の彼岸まで届く。そんな思いで哀悼の日々を重ねていく。
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