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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五感俳句048・質感=堅02・河野多希女

2011-07-04 00:07:37 | 五感俳句

●五感俳句048・質感=堅02・河野多希女

○「蛇の艶見てより堅き乳房もつ」(河野多希女01)

○季語(蛇・夏)

【鑑賞】:体を光らせて蛇が草村を這っていくのを見ました。その直後、自らの乳房が堅くなったような気がしました。

 

河野多希女(こうのたきじょ)

○好きな一句「葡萄大房みるみる両手湖となる」02

○季語(葡萄・秋)

【Profile】:1922年神奈川県横浜市生まれ。1943年「獺祭」入会、→吉田冬葉に師事。同編集長の→河野南畦と結婚。戦後南畦が「あざみ」創刊、夫と行動を共にし、のち主宰を継承。現代俳句協会幹事。2006年4月、主宰を息子の河野薫が継承し名誉主宰に。あざみ賞、文學の森俳句大賞、横浜俳話会大賞特別賞。


河野多希女掲載句
03野紺菊眦色を崩しけり(野紺菊・仲秋)〈五体548・眦(まなじり)2〉2021/9/13


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