俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■五体俳句548「野紺菊眦色を崩しけり」(河野多希女)

2021-09-13 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句548・眦(まなじり)2・河野多希女03・2021-09-13(月)
○「野紺菊眦色を崩しけり」(→河野多希女03)
○季語(野紺菊・仲秋)(「二十世紀名句手帖③花と樹木の饗宴」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(くけすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:掲句の解釈は「眦色を崩す」にかかっている。まなじりとは目尻のあたりであるが。「相好(そうこう)を崩す」という言葉がある。相好とはかおつき・表情のこと。顔をほころばせるという意味。ともかくも筆者は思いがけない野紺菊の発見に喜んでいるのだ。


コメント    この記事についてブログを書く
« ■次元俳句548「鳥類の輪廻速... | トップ | ■五感俳句548「夜の気配まと... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

五体俳句」カテゴリの最新記事