○五体俳句548・眦(まなじり)2・河野多希女03・2021-09-13(月)
○「野紺菊眦色を崩しけり」(→河野多希女03)
○季語(野紺菊・仲秋)(「二十世紀名句手帖③花と樹木の饗宴」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:掲句の解釈は「眦色を崩す」にかかっている。まなじりとは目尻のあたりであるが。「相好(そうこう)を崩す」という言葉がある。相好とはかおつき・表情のこと。顔をほころばせるという意味。ともかくも筆者は思いがけない野紺菊の発見に喜んでいるのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます