VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

B・カトラン展、彫刻の森美術館にて

2008年11月01日 | 社会・文化
紅葉には少し早い箱根を登山鉄道で登って、「箱根 彫刻の森美術館」へ。

今日は銀座・吉井画廊からご案内頂いた『ベルナール・カトラン回顧展』、オープニングパーティに伺った。

日仏交流150周年でもあるフランス大使館からエレーヌ女史がお祝いを述べられ、カトラン未亡人がご挨拶に立たれた。


1966年、吉井長三会長36歳の時にパリで初めてカトラン氏の作品に出会ってから40年以上。
その間のご夫妻との交流や「私は彼の赤が好き」と、見るものを元気にさせる作品の魅力を語られた。

パーティでは気軽にお話もして下さったレジーヌ夫人。
「これイッセイですね!」とお洋服のことに触れたら「そう好きなの。昨日もお店で買っちゃったワ」とストールをご購入!
豪州人キューレターとも面白話

さて会場ホールを見学に・・・Bernard Cathelin氏の写真に迎えられる。(2004年没)
大人のピンクに魅せられた
パリノートルダムの屏風絵や、大きなタピストリーも数点展示されて素敵!

おっこれはムッシュ吉井? 日本各地をご夫妻は巡り、「俳諧十撰」と題された俳句にまつわる絵画集も。


展覧会を出て、彫刻の森に足を伸ばしてみた。関西在住の頃、10数年ぶりだ・・・
マイヨール、ロダンからピカソまで。箱根の山に囲まれ気持ちの良い散策に。


途中、カフェでエスプレッソで休憩。 外には足湯場が設けられてくつろぐ観光客も。久しぶりに芸術の秋を楽しんだ。
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日米PPPフォーラム @東洋大学

2008年09月29日 | 社会・文化
塩爺こと、塩川正十郎が総長で日本ではじめてPPP(Public-Private Partnership、公民連携)スクールを開設した
東洋大学の白山キャンパスで「第3回 日米PPPフォーラム」が開催された。

以前、勉強会で講師に来て頂きお話を伺った、サム・田渕客員教授(フロリダ州経済開発局日本代表、左)が司会進行。
塚本理事長が開演のご挨拶
10/1に民営化される日本政策投資銀行の藤田部長は、PPPファイナンスの現状をプレゼンテーション。
右、PPPの想定領域(赤円)をPFIと比較説明。

米国バージニア州のロイド・マグワイヤウッズコンサルティング社上級副社長が、
PPPA(Public Private Education Facilities and Infrastructure Act)の成功事例を紹介。

米国フロリダ州からはロバートソン・グレン・ロバートソン&アソシテイツ社代表が「政府のアカウンタビリティと地域経営」を1994年に施行された法律などから解説。

最後に根本祐二教授(公民連携専攻主任)が「自治体行財政とPPPの将来を予言する」と題して、
日本のPFIプロジェクトの検討・決定プロセスへの課題と提案があった。

今後、従来のPFIに止まらず資産移転を伴うPPP、民営化都市が出てくる事を予測された。

発表者の皆さんが登壇してパネルディスカッションも開催された。
(次のアポイントがあって、最後まで聞けなかった・・・)

日本では深刻な財政問題を抱える自治体が多く、今後、老朽化した公共施設の建替えや修繕に対応してゆく為にも
米国で先行しているPPP手法に注目が集まることだろう。
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赤坂サカス界隈

2008年09月04日 | 社会・文化
今年3月にオープン後、まだ足を踏み入れていなかった[akasaka Sacas (赤坂サカス)]に知人を訪ねて行ってみた。
TBS放送センター(左)の前に、低層の赤坂ATCシアター・赤坂BLITZ(ライブハウス)を挟んで、超高層の赤坂Bizタワーがそびえ立つ。
    赤坂Bizタワーの1階は、インターロッキングの舗装がヨーロッパ調の街並みを醸し出されたショップ。
三井不動産の開発

さて、その某局知人に連れて行ってもらったお店は、赤坂サカスを抜けた一ツ木通り側。
やはり、リーゾナブルPriceで美味しいのはコッチ側! みやざき料理「でんでん」。
サラリーマン&OLで満員!
お刺身や郷土料理が、地酒や焼酎で愉しめる。私は、ゆず酒を素敵な切子グラスで頂きました。閉めは名物“冷汁”、ごはんに混ぜて!


ヘルシーなお料理と、店員さんの気持ち良い接客で宮崎を満喫。大満足のお店でした。
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銀座の吉井画廊

2008年08月25日 | 社会・文化
銀座で老舗の吉井画廊、リクルートと同じ通りにありながら敷居が高くて今まで入った事もなかったが
先日、テニスがご縁で吉井社長と知り合い、早速ギャラリーへお邪魔することにした。
[GALLERIE YOSHII] の看板が上がる銀座外堀通り

吉井長三会長縁のジョルジュ・ルオー(Georges Rouault)がギャラリー一杯に展示されていた。

満月が描かれた下の絵は、何度も塗り直したのか?立体的にしたかったのか?絵の具が盛り上がっていた。
    侍を描いた珍しいポスター画は人気の作品。 
東山魁夷の絵が搬入されるのを確認中の吉井篤志社長。 右は商談室にて。


吉井社長にお昼をご馳走になった後、お向かいの外堀通り1階にある新館も覗いてみた。

仏人画家(名前を忘れた・・・)によるコラージュ・アート。 自筆の文章が書かれた紙面をコラージュしたり面白い。

右は吉井社長から頂いた、写真家デヴィッド・ダグラス・ダンカンによるパブロ・ピカソの写真集。
パンツ(下着)一枚で描く姿を、一筆目から完成までのプロセスを撮影した貴重なもの。緊張感のあるダイナミックな空間が魅力的。

今度はパリ・シャンゼリゼの[GALLERIE YOSHII]へ伺うのが目標だ! 
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Vivien研究員も北京オリンピック?!

2008年08月05日 | 社会・文化
いよいよオリンピック! 私も北京に行った気分で、JAPAN代表ジャケットを羽織って写真撮影。(@八重洲地下街)
ミズノのプロモーションで、代表ユニフォームが展示されていた。
 
開会式で着用される黒のジャケットスーツと各種目のミズノ製ユニフォーム。星野Japanから、柔道着もミズノなんだ~
  
等身大の愛ちゃん、ガンバレ! 陸上陣やバレーチームのサイン入りユニフォーム&シューズも展示。
  
この盆休みは、TVとテニスで忙しくなりそうなVivien研究員です。
皆様は、どうお過ごしでしょうか?
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世界遺産と癒し、池田綾子ライブ

2008年07月31日 | 社会・文化
Architect Café(アーキテクトカフェ)汐留で、世界遺産がらみの癒しイベントを開催するというご案内を頂き参加した。

まず、ヘルスツーリズムカフェトーク「パワースポット熊野古道を歩く」と題して
和歌山県の広報室、日根課長補佐によるお話。 「当日の朝採りです」と、ひのきチップの香りを運んで下さった。
  
2004年、世界遺産に登録され注目を浴びている熊野路について、そのヒーリング効果の研究結果などを含めて紹介。
 

続いてはメインイベント、池田綾子さんによるディナー・ライブ。
今回のライブは、10月15日に世界遺産の屋久島にて開催される【やくしま森祭り】のシークレット・プレミアム・プレイベント。

私にイベントのご案内を下さった、Architect Caféを運営している主催者in.store.mediaの西野氏がご挨拶。
  屋久島の会場を照らすキャンドル

【やくしま森祭り】の中心人物である池田綾子さん、正しく癒し系の美声で情感豊かな歌を披露。
 
【やくしま森祭り】は地球を守る・自然と共生する・森を守るをテーマにしたグリーンハートなイベント。
昨年は、絢香・石井竜也・小柳ゆきがボランティアで参加されたという。

ライブ後は各テーブルを回ってお話をしてくれた池田さん。屋久島のイベントの成功をお祈りしています!
ご一緒したMiele社(ミーレ・ジャパン)のお二人と。

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モビリティウィーク&カーフリーデー

2008年07月24日 | 社会・文化
ヨーロッパを中心に世界2016都市が参加する[ヨーロッパモビリティウィーク&カーフリーデー]の説明会に
逗子市でまちづくり活動を一緒にしている谷さんの案内で参加した。
 
毎年9月16日~22日に世界各地で[Europian Mobility Week]として様々なイベントが開催されている。
1997年にフランス、ラ・ロッシェルで始まり2002年からはEU(欧州委員会・環境総局)のプロジェクトとなっている。
2008年今年のテーマは『CLEAN AIR FOR ALL!(みんなにきれいな空気を!)』。

日本ではカーフリーデージャパンの望月真一氏(左)がこの日本担当コーディネーターとして活動を推進している。
 
環境問題からもCO2排出量における運輸部門は約21%、その内自家用車は約49%。全排出量の約1割がマイカーによるもの。
 
その上、「クルマと都市空間」を考えると、物理的に占有されるスペースは
歩行者や自転車の、10~40倍(移動時)・10~20倍(停止時)もあり、運転利用時間が一日1時間とすれば
1日23時間分の駐車スペースは都市空間を無駄にしているという事にもなる。
そこでカーシェアリングや自転車・公共交通の活用促進が、街空間を有効に活用するための方法なのである。

‘車のない日’発祥の地、フランス西部の港町、ラ・ロッシェルは人口8万人。
富裕層が暮らす、ヨットハーバーなどを備えた小さな街・・・我が逗子に共通点も有りそうで訪ねてみたくなった。
 
右は、EU本部のあるブリュッセル。市街地32k㎡をカーフリーゾーンにし、市域フリンジ部分に車を駐車し本格的。

車社会が先行していたヨーロッパでは、量販店の郊外化によって街中の商店が閉鎖され街が廃れてしまう問題
所謂‘シャッター通り問題’が日本より早く現れ、この15-20年間で車に依存しない街づくりに注力し商店が蘇ったと言う。

日本では2004年から横浜・松本・名古屋市が支援参加し、さいたま・那覇・福井市が加わった。
 
その、さいたま市から「さいたまカーフリーデー2007」実施内容の紹介があった。大宮駅周辺3箇所の一般車両通行止め。
 シャトルバスを運行

私は逗子市の「まちづくり基本計画」を推進する為の市民団体[ほととぎす隊]で交通部会の部会長を仰せつかり、
今後の活動の参考にと説明を伺ったが、早速に市民委員の皆さんに共有し市長へ提案したいと思える街文化にとって有意義なイベントであった。
望月氏(右)は谷さんの先輩でもあり、この後、旧交を温めながら情報交換をした。
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「STORY」×「la prairie」×上田実絵子

2008年06月25日 | 社会・文化
光文社の女性月刊誌は、10代の「JJ」から始まって「CLASSY」「VERY」そして40代向けが「STORY」、50代に「HERS」と連なっている。
その40代向け「STORY」がスイス化粧品「la prairie」(ラプレリー)とタイアップ・イベントを開催。
 
‘エイジング・ケアの最高峰ブランド’という事で、40代がメインターゲットなのだろう。高価そうな基礎化粧品のラインナップ。

イベント冒頭では「STORY」編集長の男性がご挨拶。そして現れた上田実絵子さんと言うエステシャン(?)。
私は美容オンチなので初耳でしたが、独自にあみ出したリンパマッサージとやらで顔を10歳若返らせる有名な方のよう・・・
  でもナンデそんな格好?

早速、「会場を見ますと、皆さん老廃物溜まってますね~」とジャブ。モデルさんを使ってリンパマッサージの実演。
痛いほど押さえて老廃物を、アゴ→こめかみ→首→脇へと流して行くと言う。 「イッタッタ・・・」うめくモデルさん。
  
頬の余分な老廃物が取れるためフェイスラインがスッキイリし目や鼻などのパーツが際立てば小顔になると。
「その状態を形状記憶させるんです!」(合金やシャツやあるまいし・・・ご無体な)

集まった読者50名、40代と思しき女性達が見よう見まねで熱心にセルフ・マッサージをトライ!
その後、会場の銀座「ICONIC」でのランチが用意されているイベント。ローストビーフのランチでした。
 
今回は元「月刊HOUSING」先輩編集長の小野さんが誘って下さった。
残念ながら私はこれから北海道出張の為、バタバタと中座して失礼したのだが
同じテーブルには名古屋からお一人でいらした方もあり、同じ40代でも私とは違って優雅な奥様方の薫り漂うイベントであった。


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環境省、エコ・ファースト制度

2008年06月24日 | 社会・文化
環境省が企業の環境保全に関する行動を促進する為に認定するECO FIRST(エコファースト)制度
各業界のトップランナー企業が環境大臣に対し、環境保全に関する取組[エコ・ファーストの約束]を宣言する。

今日は4社が約束の宣言に、鴨下環境大臣を訪れた。(その取材で、環境大臣室にお邪魔する)
整然とした大臣のデスク

まず1社目は、キリンビール。三宅社長が、ビール缶の工夫点などを説明しキリンビールの約束を宣言。

次に、ライオンの藤重社長が約束を宣言、洗濯洗剤「トップ」のリサイクル図。

そして住宅設備業界から、INAXの川本社長が5項目の約束。カラフルな便器[サティス]を見て、
「随分アートなデザインですね・・・」と鴨下大臣。「我が社は環境と共にデザインに力を入れております」と川本社長。

殿は、住宅業界の積水ハウス。和田会長は約束を読み上げる場面で、自社の取り組みアピールを切々と・・・(早く読んで)
右は、最前列で取材中の私を見つけて驚く積水ハウスの重松執行役員。


この他、先立ってスーパーのユニーやビックカメラが約束を宣言している。
各社は[ECO FIRST]マークを使ってプロモーションを行い、環境リーディング・カンパニーである事をアピールできる。

企業が目標を明確にして、環境保全の取り組みを推進するのは歓迎すべきことであるが
これら企業が本当に業界トップランナーなのかどうか?疑問が無いわけでもない。
約束の内容に違反があれば取り消される事にもなっており、消費者は企業の行動を評価すると共に監視する必要もある。
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コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』

2008年06月12日 | 社会・文化
大阪名物“くいだおれ人形”、でも此処は渋谷のBunkamura。渋谷・コクーン歌舞伎の入口に道頓堀から出張中。
というのも、演目が『夏祭浪花鑑』という事で、大阪の雰囲気を盛上げている。
  
ベルリン、NYでも大好評だった『夏祭浪花鑑』。ナカナカ席が取れないものなのに、仕事の都合で行けなくなった友人が譲ってくれた!
コクーン歌舞伎、初体験の私は[平場席]というのも初めてでドキドキ・・・

平日のお昼間、シアターは優雅なオバサマを中心に満員。私の後ろの客席には舞妓さんも発見。
こちらが[平場席]靴を脱いでお座布団でゆっくり

串田和美の斬新な演出が益々パワーアップしたという今回の凱旋公演。
中村勘三郎と中村橋之助、中村勘太郎・中村七之助・中村扇雀に笹野高史が混じって歌舞伎をフュージョン。

本物の泥水(池)や蝋燭の火を舞台で使ったり、和太鼓や現代音楽も使うい
あっと驚くクライマックスなど、“渋谷・歌舞伎”は観客総立ちで盛り上がった。

私が感動したのは、予備知識無しで入った初めてのコクーン歌舞伎の演目が
私の出身高校ゆかりの神社“高津神社”が舞台のストーリーだったこと、役者さんの大阪弁と共に懐かしさが溢れてきた。
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Aperitifの日

2008年06月05日 | 社会・文化
今年で5年目を迎えるイベント、『Apéritif(アペリティフ)の日』が六本木ヒルズのアリーナ&TV朝日umuにて開催された。
仏語‘Apéritif’とは食前酒の事であるが、ドリンクだけでなくアミューズ・ブーシュ(一口おつまみ)と一緒にゆっくり楽しむフランスのライフスタイルもさす。

6月の第一木曜日をフランス農水省の提唱で『Apéritif(アペリティフ)の日』と設定し、世界24ヶ国で同時開催され
日本でも、ここ六本木の他に大阪など7ヵ所でイベントが開催されている。

生憎の雨模様・・・夕方になって少し止んできた。私は4時半からの第3部で入場、
フランスのマルシェ風に飾られた屋台に、有名フレンチ店のアミューズ・ブーシュや仏産物が並んで大賑わい!

このイベントに特別協賛しているINAXの広報:大越さん(左)と。キッチン[グランピュアッセLuxe]をブースに仕立てカクテルなどを提供。
 服部幸應先生も
C型のキッチンは、ホームパーティに活躍するレイアウト。カウンターには沢山の人が集まっていた。

アミューズ・ブーシュ(amuse bouche)とは前菜の前の一口ディッシュ、こんなものです。 (有料チケット制で食べ放題ではありません)

ル・プティ・ブドンのブース。クイーン・アリスの石鍋シェフやオテル・ド・ミクニの三国シェフ・・・M.トロワグロ氏など18名の有名シェフが参加。
ご一緒した小野さんと上柿元シェフ

仏バイヨンヌ産生ハムや「PRESIDENT」のチーズに、珍しい仏産パスタのブースも。

そしてドリンクはシャンパンはじめ、日本ソムリエ協会が提供するワインや、日本バーテンダー協会のブースではシェイカーでカクテルを!
 
雨が止んで、アコーディオン演奏とシャンソンが舞台で始まった。

私もフランスの友人宅で、会食の折には‘Apéritif’を楽しんだが
日本人の私には「一体、いつになったらディナーが始まるんだろう・・」と思うくらいゆっくり、アミューズ・ブーシュをつまんでシャンパンを頂く。
おつまみと言っても素晴らしいお料理で次々と食べていたら、それだけでお腹が膨れてしまった失敗も。

今回はイベントという事で、ごった返す人の中立って食べる羽目になり、当地の‘Apéritif’とは趣きが違ったが、
会食の楽しみ方はお国柄や国民性が表れるもの、フランスの事を思い起こした2時間だった。 

これに因んで各フレンチ・レストランでは‘Apéritif’の提案メニューが7月まで実施されているようなので、そちらではゆっくり味わえそうである。

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Public Private Partnershipの取り組み事例

2008年05月28日 | 社会・文化
PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)、公民連携の動きが広がる中で
「地域再生における米国型PPPの可能性」と題して、フロリダ州経済開発局日本代表で東洋大学大学院でも客員教授として
PPPの普及に携わっている、サム・田渕氏を招き不動産ジャーナリスト会議で勉強会を行った。

塩川正十郎が総長の東洋大学は、日本初[公民連携]を大学院の専攻教科として設置し 
PFI(Private Finance Initiative)、指定管理者、市場化テスト、民営化、都市再生、地域再生、商店街再生、企業誘致、ベンチャー育成など官と民に関わる全ての領域を社会人を中心に研究しているようだ。

そして平成19年度の文部科学省大学院教育改革支援プログラムに選定され、何と8000万円も補助金が付いたそうだ。
 
田渕氏からまず、アメリカで80年代財政赤字が拡大した中で、自治体主導で進められた都市再生に
PPPの手法が用いられ、90年代から拡大した経緯が紹介された。

具体的な成功事例として、ワシントンDCのオイスタースクールは公立小学校の建替え費用の創出をPPPスキームで実施した例。
ビスケインランディング市はゴミ捨て場だった埋立地に住宅を含む開発で、ディベロッパーと市が共に利益を得る大規模開発事例。
  
ジョージア州サンデイ・スプリングス市はPPPの象徴的成功事例、2005年に住民投票で市を設立。人口約9万人の市は、警察・消防を除く全事業を民間のCH2M社に委託し、経営予算の半分で契約。
大幅な効率化と市民満足度の向上を同時に実現した、注目を集め隣接市にも広がっているという。
 
日本では岩手県紫波町が関心を示し、財政負担を最小限にすべく東洋大学の研究案件としてPPP手法での民間開発を検討したが
まだまだ議会承認などハードルが沢山あるようだ。
日本の市町村には、財政破綻した夕張市より悪い財務状況のところが150近くあるという(東洋大:根本祐二教授)。

私個人は、まちづくりに関わっている地元の逗子市において、財政問題がそこまで危機的でないものの
高齢化が進む、何も産業の無い市であり、環境を維持しながら何か利益を生み住民負担が軽減されるような開発も必要と考える。 
 田渕氏のアシスタントで同席したのは、古井一匡さんじゃないですか!? 実はリクルートの編集ライターとして私は大阪時代から旧知の人。

ということで勉強会の後、田渕・古井両氏と親交を温めに一杯・・・ご馳走になった。
田渕氏からは、「逗子の市民が何を希望するか、逗子市は今、何が一番問題か、これから10年後、30年後を見据えたら今何をすべきかを考えると答えが出てきます。」とアドバイスを頂いた。

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日本人も07年ノーベル平和賞を受賞?

2008年04月04日 | 社会・文化
省エネのカンファレンスで御一緒して以来、親しくして頂いている西出(社)日本化学工業会専務理事(写真左)。
 今日はその仲間が26人集まった。
化学関連、経産省・JETRO関連、ベンチャー、大学の先生・・・と色んな顔ぶれの中に

何と、2007年のノーベル平和賞を受賞されていた方が!? 日本人で受賞者居たっけ、と皆考えた。
写真左の山辺正顕さん(産業技術総合研究所)は、
ゴアさんと一緒に受賞したIPPC(気候変動に関する政府間パネル)パチャウリ議長から〝22人の仲間との受賞〟と
名前を挙げられた中のお一人なのだ!代替フロンの御研究、パチャウリ議長からの証明書を持って。
  
写真中は、日本女子大の多屋淑子先生は宇宙飛行士の土井さんも着た宇宙服を研究開発(防汚機能が高い)。
写真右は青森ご出身でキープラネット代表理事の川野真理子さん「今度は青森でねぶた祭りの時に開催しましょう」と
多種多様な方々の集まりで、お食事会は盛り上がった。

この会は、桜が咲く頃に開催されるので「お花見の会」という事になっているが
レストランでのお食事なので、私は始まる前に四ツ谷駅傍の土手の桜並木を眺めてきた。
  
場所取りの青いシートが敷かれ、仕事帰りの花見客を待つばかり・・・ 右、駅前ロータリーの枝垂れ桜も満開だった。
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ストック型社会論の概要

2008年03月27日 | 社会・文化
九州国際大学の次世代システム研究所長である岡本久人さんの講演「ストック型社会の概要」を聞いた。
この内容は福田首相の200年住宅ビジョンのバックグランドであり、岡本氏は仕掛け人でもある。
国交省の社会資本整備審議会住宅宅地分科会の臨時委員も務められ、業界からも注目されている方のようだ。

岡本氏は新日鉄八幡から、ローマ駐在ほかヨーロッパ生活の経験が約12年。その経験がストック型社会論のベースになっている。
 

賃金では日本が欧米先進国よりも高いのに、生活の豊かさが何故こんなにも欧州人と違うのか?
それは、高賃金によるストックレス日本社会の悪循環に対し、ストック社会を受け継いで来た欧州人には収入以上の〝ゆとり〟が生活にある。
それを象徴しているのがバカンスという時間であり、
「バカンスは〝人生はこれで良いのか?〟〝会社経営の方向性はこれで良いのか?〟と考え直す重要な時間。」将来を見据えた設計、判断ができるのである。
 
更に日本の賃金高はグローバル競争の中で致命傷になっている上に、その収入の投資先は中・印・米など諸外国に出て行き日本にストックされていない。
将来に何もストックできない、いつまでもアクセク働かなければならない日本人。この悪循環を是正しようとするのが
ストック型社会への転換政策であり、200年住宅はその先駆モデルとして世論形成の役割も担うということ。

ストック型社会政策を考える際に重要なのが、2050年〝達成すべき日本〟の姿からのバックキャスティング。
それを地域レベルで計画し、諸外国へ出ている投資を地元社会に呼び戻せる魅力的な投資先に仕立てる事を説かれた。
これは我が逗子市でも取り入れたい!

ストック型の街づくりの観点も、100-200年先からバックキャスティングし人口減少に対応する街・家づくりをする。
デザインにおいても、文化・社会を受けた風景→景観から街・家をデザインすると。
 壊す予定の家は長寿命にする必要無し

ストック型社会政策、200年住宅ビジョン(長期優良住宅)の次は、4月にも低炭素社会プロジェクトから
持続可能社会モデルの都市が10箇所設定され、福田首相からも次なるメッセージが出る予定という事であった。


ところで、今回の講演は[住まいの産業ルネサンス塾]主催のものであったが
今回で塾としての運営が終わることを事務局の若山氏からアナウンス。毎回名高い先生を呼んで頂き勉強させて頂きました。
 お世話になりました! 
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オリンピック仕様のビエラに小雪&綾瀬

2008年03月06日 | 社会・文化
プラズマTV市場で7割のシェアを占めるPanasonicの「VIERA(ビエラ)」。
オリンピックYEARの今年はフルHDと37V型以上の大画面拡販を狙い、新商品発表会には小雪と綾瀬はるかも登場。
 松下電器産業の西口本部長
想定売価:プラズマPZ800シリーズの50V型【約50万円】、42V型【約37万円】。液晶LZ85シリーズの37V型【約24万円】

オリンピックYearはテレビ売上が増大するが、北京は時差一時間なので決勝がゴールデンタイム放送。
テレビに釘付けにすべくハードメーカーも販売合戦が本格化する。(4月20日発売)
  
パナソニックはその名も「パワーアスリート画質」と名付けられた新世代PDP搭載の‘臨場感’が売りのスポーツ仕様で攻勢をかける。
(比較画像で黒の表現力やハリウッドムービーで培われた広色域対応を確認)

クリアピクチャーパネルで外光の映り込みも低減し、フルグラスフェイスでフレームに段差が無いシャープなデザインになった。

録画やシアター装備への「ビエラにリンク!」では、「番組キープ」ボタンで一時停止から録画開始し
追っかけ再生で早送りして見る機能など、機械音痴の私には到底使いこなせない機能が満載!

住宅機能とも連動し、セキュリティーや来客対応がビエラで確認できる。
 

さてお待ちかねのCMキャラクター、小雪と綾瀬はるかの登場!今回はCMのコスチューム、小雪はチャイナっぽいドレスで
  
はるかちゃんは、応援団チアの設定なのか普段着風ボトムで…並ぶとかわいそう。
歩く姿も、‘女優~!’な小雪と‘隣の妹’的なはるかちゃん。さすがターゲットが広いパナソニックのキャラクターである。
 今回のお土産、北京オリンピック仕様のSDカードが5枚!
カルガリー以来20年間オリンピックオフィシャルスポンサー、Panasonicならではのジャーナリスト大喜びプレゼントだった。
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