VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

テーブルウェア・フェスティバル

2008年02月08日 | 社会・文化
今年で16回目の開催となる「テーブルウェア・フェスティバル2008」が東京ドームで開催された。
入場料は当日券2000円にもかかわらず、昨年も10日間で30268人とスゴイ集客力である。
東京ドームのグランドに陶器やインテリアグッズなどのブースが立ち並ぶ。
 
海外特集は今回[ウィーン(オーストリア)]、入口に飾られたのは1873年万博に出展された有田焼の大花瓶。
中は撮影禁止でしたが、アウガルテンやロブマイヤーなどのテーブルコーディネートが紹介されていた。

大倉陶器やノリタケも歴史あるシリーズから新作までコーディネート展示。 有田焼コーナーには陶器の雛段飾りも。
  

「テーブルセッティングによる食空間提案」コーナーでは、有名人が‘おもてなしの心’をテーブルセッティングで紹介。
石坂浩二、黒柳徹子(エドワード調のプレゼンテーション足元にコーギーが!この頃から既に王室犬?)
 愛犬Bethと同じなもんで・・・ついつい 
  
面白かったのは、バーバラ寺岡。活力料金研究家で様々な食器・ツールを開発しているらしく、それらを利用した災害サバイバル的な食卓と。
ジャパンポップカルチャーにも通じる世界…
  
見よ!ヴィトンのモノグラムに自分でトールペイントしちゃってる!? バーバラ・ワールド満開。

ローラン・ボッシュ氏(仏)によるフラワーデモンストレーション。「暮らしの美学」がテーマ。


[テーブルウェア大賞]コンテストでは、こちらの和風作品が大賞に。真ん中には和紙の川が流れて魚が泳ぐ。
 
スゴイ数のブースが並ぶ中でも一目見て「決まり!」と思える素敵な作品。

さて、住宅関連業界からも東京電力が協賛していた。
IHクッキングを体験中の奥様方。 東京電力の山川女史と偶然久しぶりにお会いした。200Vオーブンに興味を持った私。
  

おばさま層を中心に、このテーブルウェアに西武ドームのバラなどエンドユーザーを集客するパワーのあるイベントは多い。
今後のストック市場にとっては、住宅産業との垣根はより低くなっていきそうだ。
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ペニンシュラ東京でアフタヌーンTEA

2008年02月08日 | 社会・文化
ホテル雑誌の編集長に「最近オープンのホテル、どこが良いですか?」と聞いた所
ペニンシュラ東京が面白いという事だったので、宿泊する余裕は無い私は見学がてらアフタヌーン・ティー
三井ホームの雅子さまを誘って行ってみることしにた。

昨年9月に東京・日比谷にオープンした日本初のペニンシュラホテル。
私は過去に滞在したホテルの中で、香港のペニンシュラほどホスピタリティに感動したホテルは無い(そんな出来事があった・・・)。
  
何と平日なのに「ザ・ロビー」には待ちが・・・2組目なのでお喋りをしながら15分ほど待つことに。優雅なオバサマ方はここにも沢山・・・
ロビー上吹き抜けの上段から、ピアノと弦楽器の生演奏が流れる(左)。さて、お勧めのアフタヌーンティ・ブレンドの紅茶を選び
  
本格的なホテルのアフタヌーンティは、15年前のLondonハイドパーク近くのホテル以来。
  スコーンにはクロテッドクリーム
ウエイトレスさん達は、香港と同じ白の制服で清楚に。(でも香港のように親切では無かったかな)
サンドイッチからケーキまで食べ尽くし・・・ホテル共用部の内装を見学に。階段下には枯山水、階段パネルには江戸模様
  
照明も和紙や木の素材を生かしたデザインと、外国人に日本文化を堪能してもらう設え。
 壁のストライプ柄も2色の木で貼られている。
客室は更に日本の伝統職人を活用した造作の内装になっているようで・・・外国人には好感度の高いホテルになっているようだ。
私と言えば、またいつか香港のペニンシュラの方に泊まりたくなった。
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ベネトン、FABRICA

2008年01月17日 | 社会・文化
ファッションでお馴染みイタリアのBenetton(ベネトン社)は文化・芸術・スポーツなど社会貢献活動に積極的。
そのコミュニケーション・リサーチ・センターであるFABRICA(ファブリカ)の展覧会が、Shiodomeitaliaクリエイティブ・センター(東京港区)で開催中。
1/18~3/2、入場料700円(一般)。

タイトルは【LES YEUX OUVERTS】英語で言うとOpened Eyes、日本語では【将来を見据えた目】と意訳された。
これはフランスのポンピドゥー・センターが企画、2006年に展示後ミラノ、上海と巡回展示されたもの。
パリからポンピドゥー・センターのディレクター、ジュゼット女史(真ん中)が来日しイタリア大使館、ベネトンジャパンなどと記者会見。
 
安藤忠雄さんは、ベネトン所有の文化遺産を修復拡大したFABRICAの施設を手がけた関係でご挨拶。

天井からぶら下がった本は‘国境なき記者団’と企画した「COLORS Notebook」。
世界各国に全ページ白紙の約3000冊を送付し、約1000冊が自由な表現と共にファブリカへ戻ってきたもの。
FABRICAのクリエーター
(中国の囚人、南アフリカの子供、カナダの聖職者、宇宙飛行士、障害者、アーティストや一般人)
  
これはブラジルからだ・・・仏語圏のデッサン風・・・おっ日本語、メトロカードを貼った作品。

この世界地図では「Webのブラックホール」と題され、政府による情報統制がされているエリアを黒く塗った作品。
映像でインテラクティブなメディアを使った作品も多く、日本人でも分かりやすいものが選択展示されている。
写真中はコマ送りになった私の映像、静止画と連続画で時間の感覚を惑わされる。
  
今日ご一緒したのは、イタリア(世界)最大のタイル会社MARAZZI社(マラッツィ・ジャパン)の玉岡さん。





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De'Longhi's

2008年01月17日 | 社会・文化
イタリアのデロンギ社と言えば、オイルラジエターヒーターを中心の家電で日本でも認知度は高いメーカーであるが
昨年秋、「イタリアに触ろう!イタリアと暮らそう!」というコンセプトで『De'Longhi's』というショールーム&レストランを代官山にOpen。

そこでイタリア住宅設備輸入会社インテルイタリア・ジャパンのジャンルカ社長(中)と昼食に。

丁度、デロンギ・ジャパン社長もランチミーティング?  カジュアルだが質の良いインテリアアート。
ユニフォームも上品で可愛い ↓

それもそのはず、オペラ舞台も手がけるイタリア人アーティスト:ダヴィデ・ピッツゴーニ氏が総合プロデュース。
ヒーターの部品をリサイクルした照明器具は櫻井正一氏デザイン。
お料理では、3種類のオリーブオイルをパンで楽しめるところが嬉しい。イタリアン超高級キッチンを販売している高原さんと。

2階は家電商品のショールームにもなっていて、お馴染みのオイルヒーターなどが並んでいて‘触ろう!’を実現している。
 私も一つ使っている。


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RICE BOWL 2008

2008年01月03日 | 社会・文化
連日NFL(米国のアメリカンフットボール・プロリーグ)の中継にヒートアップしているTimを連れ
日本のチャンピョンシップ、RICE BOWL(ライスボウル)観戦に東京ドームへ行った。
 
今年は、社会人王者の松下電工インパルス×学生王者の関西学院大学ファイターズの関西対決。
下馬評通り、インパルスの押せ押せで試合は進み、チアリーダーもマスコット(犬?ウサギ?)と飛び跳ねる!
 
お色気の社会人チアに対し、学生チアは圧倒的な数とアクロバティックな演技で盛り上げる。
  
松下電工のキッカーが49ヤードの長~いフィールドゴールを決め、「NFLでもやれるんじゃないの?」とTimもびっくり。
まだ日本人NFLプレーヤーは誕生していないが、NFLヨーロッパで頑張って本土NFLを狙っている有力WRが居るらしい。
(ちなみに、既に日本人NFLチアリーダーは結構居るのだ)

後半、目が覚めたように頑張ったファイターズであったが、インパルスが52―38で制し3度目の優勝を飾った。

電工さん、おめでとうございます!

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ケミレスタウン、千葉大学

2007年12月12日 | 社会・文化
千葉大学が千葉県・柏の葉キャンパスで研究しているケミレスタウン・プロジェクト
‘chemical less’化学物質を可能な限り減らしたモデルタウンをケミレスタウンと名付けて実験、提案する。

住宅建材や家具、家電などから出る化学物質によるシックハウス症候群を防ぐためにも
実験住宅では積水ハウス、東急ホームなどが参加している。(ケミレスタウン推進協議会

千葉大学では漢方療法や園芸療法などの研究も柏の葉キャンパスでは市民参加の中進められているようで興味深い。
 

今日のシンポジウムは登壇者が豪華!養老孟司さんに東京大学の小宮山総長、千葉大学学長、積水ハウス和田社長。
 
このプロジェクトのリーダーは千葉大学の森千里教授。ナント曾祖父は森鴎外!
文学で有名な森鴎外だが東大医学部出身、東京市長だった時に下水道整備など衛生学から街づくりを行い
インフラから予防医学を推進。今回のテーマとのつながりを森教授が話された。

  
養老孟司さんは言葉よりも物に真実があり、現場医療より予防医療につながる研究にこそ意味があると。
森鴎外と後藤新平が目指したものとアプローチの違いをお話。テレビでは気づかなかったが、養老孟司さんの声が素敵で聞き惚れてしまった。

小宮山総長が「私のアレルギー体験」と題して、ご自宅をエコハウスに新築した紹介を。
 
「複層ガラスによりカーテンのカビも無くなり、太陽光発電オール電化で年間光熱費は5万円ほどに」と、
東大総長にして環境エネルギー研究者のお話とは思えない生活者レベルの体験談をご披露された。
ちなみに車もマークⅡからプリウスに乗り換えたと、素晴らしい。

和田社長は住宅業界の対応や取り組みを住宅産業団体連合会会長としても紹介されたが
千葉大学のコーディネーターからは「住宅業界の方々は17年の業法改正で十分のように思われ、科学物質の影響に関心が低い」と。
「積水ハウスは2030年の街づくりをMITとハーバード大とで研究中」と東大&千葉大学長を前に強調する和田社長・・・

今後、ケミレス実験住宅にはアレルギー患者の子供を持つ家族が滞在して観察調査を行うということ。
医食同源ならぬ“医住同源”を体験し信じる私には、大変興味深い産学共同プロジェクトである。
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流山おおたかの森

2007年12月11日 | 社会・文化
流山市のまちづくり顧問をお引き受けしている私。次回1月の戦略会議においてキーノートのスピーカーを務めるので
その打ち合わせにTXつくばエクスプレス線「流山おおたかの森」駅で待ち合わせ。

丁度、駅直結のフードコートがオープンし東武野田線との乗り換えなど駅利用者に便利な憩いのスペースになっていた。

フードコートと言っても「某スーパーのような雰囲気にするな!」と市長が強く要望されただけあって、奥にはソファやデッキテラスもあり落ち着いた快適空間に仕上がっている。
流山市マーケティング課長の西田さん(左)と、氏のマーケティングの恩師。

これなら、駅利用者以外の集客も期待できそうだ。
また駅前広場を利用したイベントも定着しているようで、今週はフードコートがコンサート会場となるという。
 
フードコート入口にイタリア人アーティストにより描かれたストリートアートが

おおたかの森ショッピングセンターの立派なレストランだけでは不便だったという駅前。毎回訪れる度に何かが新しく生まれ街の機能が充実していく。
それが‘将来性’という新興住宅地の魅力だろう。

私の地元逗子は自然や町並みをどう“変えずに残す”かが、市民のまちづくりに対する思い。
そんなベクトルの違う両市を現場から見る事で、より両者への理解が深まってきたように思う。
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六本木、美術館をハシゴ

2007年12月10日 | 社会・文化
今年六本木にオープンした『新国立美術館』と『サントリー美術館』、
知人から頂いていたチケットが今週まで!?と気づきハシゴをする事にした。
それぞれ、設計が黒川紀章隈研吾というのにも関心があり楽しみにしていた。

まず東京ミッドタウンの3・4階にある『サントリー美術館』へ。 (ちなみに裏庭には安藤忠雄建築もある)
リクルートのワークス研究所 角方主幹研究員をお誘いし(絵も描かれると初めて知った?!)
開館記念特別展「鳥獣戯画がやってきた!ー国宝「鳥獣人物戯画絵巻」の全貌」を見て回った。

国宝の絵巻4巻の前には行列の人だかり。平日なのにスゴイ…シニア&オバサンPower!
ジャパニーズ マンガ/アニメのルーツとも言える戯画、平安時代からの変遷を見て楽しんだ。
4階から3階に館内で降りる導線。内装は木を中心に日本の自然素材を使った和モダンが隈研吾っぽい印象。

ところで、角方さんにご一緒して頂いたのは、翌日に私が国交省でレクチャーをする中で
日本の労働環境や将来予測を考慮に入れておきたかったので、その道のスペシャリストに指南をお願いしたのだ。

その後、角方さんと別れて私は『新国立美術館』へ。コレクションを持たず企画展や教育などにも力入れるようだ。
黒川紀章が亡くなるとは思わなかったので、全景を前に何だが感傷的になる。ガラスは堅い素材なのに柔らかく動きそう。

今回は「フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」が開催中。ここも大入り!『牛乳を注ぐ女』をVTRや赤外線写真で解説。

写真禁止の掲示が無かったので撮ってたら館員に注意されました・・・ダメだったみたい。(フランスなど海外は美術館写真OKなのです)

フェルメールは青に惹かれました。最初に目が行くのは光ったおでこでしたが・・・
他にオランダ絵画と版画も展示、メゾチント手法を斉藤カオル画伯に教わったことを思い出し'Mezzotint'を探して鑑賞した。

館内のデザインも斬新で力強さを感じる打ちっ放しの円錐。その上には各階にレストラン(ポールボキューズも)。
VOGUE Cafeで一休み・・・

地下にはミュージアムショップ。手前ギャラリーで『MY TOWN IN MY HOME』展示。
ファッションデザイナー山縣良和とニットアーティストmafuyuによるコラボレーション作品。ニットで出来た家の服!?
和テイストのお土産、買っちゃった!
館内の所々でデザイナーズチェアが置かれていて休憩できる。
スワン&エッグchairで寛ぎ、プレゼントの包装待ち。

レストラン含め、また来て見たくなる気軽な美術館である。
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伊ウンブリア州

2007年12月07日 | 社会・文化
イタリアの真ん中あたりに位置するウンブリア州、州都はサッカーで中田英寿が居たベルージャ。

‘緑の心臓’と呼ばれる自然も豊かな地域から、産業プロモーションで観光局、商工会など方々が来日し
合わせて、クリスマスのテーブル展などが開催されたShiodomeitaliaクリエイティブセンターへ伺った。(色彩豊かな工芸品)

同時にウンブリアのアーティスト、ロセッラ・ヴァスタ女史による『静粛の食卓 寛容の100皿』のインスタレーションも行われた。
お皿によるI-Ching占いを解説する女史。
この100皿は東京を始めに各国を回り、各地で5皿づつ現地アーティストの絵皿と交換してゆくという企画。
お抹茶がイタリア人にもてなされた
白で静粛を表現し、静粛=人の話に耳を傾けることから平和を願う思いが込められている。

クリスマスのテーブル展はウンブリア産の陶器で華やかに彩られていた。


今日ご一緒したのは旅行ガイド誌「ロンリープラネット」編集者の小野さん(左)。汐留イタリアクリエイティブセンターの辻田さんと。

ウンブリア州出身のミシュラン星シェフ、ビスタレッリ氏によるランチビュッフェを頂きました。

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慶應丸の内シティキャンパス 

2007年11月30日 | 社会・文化
慶應丸の内シティキャンパス(三菱ビル10階)では社会人向けのカリキュラムが運営されている。
交友のある慶応SFCの渡邊朗子先生が運営する産学コンソーシアム[ESL(Eco Smart Life の略)プロジェクト]の流れで続くG-ESL研究会で
お話をさせて頂くことになって初めてシティキャンパスに伺った。
 慶応MCCの茂木社長と渡邊朗子先生。

「住宅の未来:住宅市場の消費者動向 ~団塊ジュニアが牽引するマーケットとは~」として、引き続き団塊ジュニアが牽引する住宅マーケットの状況と、それに対する各住宅会社のアプローチや住宅政策、今後のマーケット予測をお話した。
 多業種のメンバーで活動されている。

私が今後期待されるターゲットや住宅ニーズを書き連ねたので、参加者から「もっと住宅マーケットは厳しいのでは?」と疑問が出た。
前提として新築住宅着工戸数の減少を割愛して話をしてしまったから、ニーズが沢山有るように見えてしまった…

事実世帯数減少前のここ5年位であれば、持家のニーズも住み替えニーズも変わらず潜在しているのだが
今年のように規制強化など内外周辺環境の影響で簡単に足留めされる脆弱なマーケットである。

結果閉めてみると、サブプライムローン問題の震源地アメリカより日本は大きく凹んでしまうのかも…
マーケット的には何か起爆剤として概念が変わるような住宅の提案を、このような研究会から期待したいとも思う。



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横浜の歴史を聞く

2007年11月17日 | 社会・文化
母校、大阪府立高津高校の東京同窓会では卒業生をスピーカーに迎えて講演会を開催。

今回は歴史学者で東京大学名誉教授(日本近代経済史・産業史)、
横浜市の市史『横浜市史 II 』の代表編集委員を務められた高村直助大先輩がスピーカー。
『横浜の歴史と博物館』についてお話し下さった。
    
高村氏は現在、横浜市歴史博物館館長はじめ横浜開港資料館横浜都市発展記念館横浜ユーラシア文化館の4館長。
そしてこれらを運営する横浜市ふるさと歴史財団理事長と、合理化政策による兼務だらけでお忙しそう。

私は大学から東京の方々とは違って、東京転勤後10年程度なので
近くの横浜についても歴史や風土は教科書程度しか知らない。
その史書をまとめておられるような先生のお話を間近に聞ける良い機会であった。
運営をして頂いた雜喉先輩(右から2人目)達と。

原爆投下の候補地の一つでもあった横浜が、外国人居留地としての幸不幸を経験しながら復興してきた歴史は興味深かった。

博物館運営の面では、収益目標値の達成が存続に厳しく求められているようで
子供達の来館促進を学校への出張授業なども行いながら工夫をされているとのこと。

高村氏は71才、ご同期も講演会に集まっていらっしゃったが
ここに出て来られるような方は、皆お元気でダンディーなシニア達。こうありたいものだと
最年少参加者の私は約30年後を想像しながら、皆さんとランチ談義で花を咲かせた。
 鎌倉婦人と一緒に参加。



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イタリア人が食べたいPizza

2007年11月07日 | 社会・文化
某社のイタリア人社長がミラノから帰ってきて昼食をご一緒したのは「表参道」駅近くにあるPizzeria「Napule(ネプレ)」。
彼曰く「ミラノでこんな美味しいピッツア食べられないよ~」と、お決まりのマルゲリータをオーダー(向う側)。
私はお任せで「お肉系?お魚系?」と聞かれ、「お肉系」をお願いしたら2種類のハーフPizzaが来た!(手前)
やっぱりピッツアはナポリらしい。大型チェーンは成功しない職人技なのである。

その職人技が東京のココにあるのである! 
実は「Napule」のピッツァイオーロ(ピッツア職人)山本尚徳さん(左)がWorld Pizza Cup 2007 で優勝されたということ。
窯の前で 
確かにピッツア生地が薄いけどシッカリして噛めば噛むほど味が出る感じ!!チーズも美味しかった!

東京ミッドタウンにも出店され(オーナーは日本人)、先日私が行った時も長蛇の列で入れなかった。
パンチェッタや前菜も食べた上にPizza、イタリア人並みの食いっぷりの私。イタリア人も太鼓判の味に大満足のランチでした!

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nca@マロニエゲート「ベトナムアリス」

2007年11月01日 | 社会・文化
有楽町駅前(銀座側)へ久しぶりに出たら、「ここは日比谷?」と見紛うような景色に変わっていた。
今日は、その先にOPENしたMARRONIER GATEに向かう。 右下、マロニエ通りの入口、そのままのネーニング。
○I○Iもできた 
MARRONIER GATE内のレストラン「ヴェトナム・アリス」でnichido contemporary art(nca)のパーティ。
 作品で店内はギャラリー風に

興味深いこれら作品は、McCallum&Tarry(米)による公民権運動を題材にしたポートレート「White Wash」。
暴動やKKK本部など、新聞社などのアーカイブから実写を油彩で描き、その上をシルクで覆い
かすんで焦点が合わないように見せている。‘記憶’‘トラウマ’というイメージがダイレクトに伝わった。
壁もアーティストがデザイン、壁全体で表現。
壁紙のパターンは『赤血球と家紋章』、黒人も白人も赤血球にまで行き着けば同じ形。家柄も意味を成さない。

今日は絵画に造詣のある、編集ライターの田中亜紀さんとご一緒した。
作品はレストランのインテリアなのでいつでも見れます。

ncaディレクター(兼日動画廊役員)の長谷川暁子さん(右)と美術雑誌「プリンツ21」の室伏編集長に楽しいお話を伺いながら
上品なベトナム料理に舌鼓、フォーのスープも美味しかった!

また‘アイルランド年’ということでncaではアイリッシュ・アーティストの展覧会を開催。
アイルランド大使館のブレーデン女史が「これは大変上手に入れられています」と言うアイリッシュ・コーヒーが最後に振舞われた。
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東京ミッドタウンDESIGN TOUCH

2007年10月31日 | 社会・文化
東京ミッドタウンで[DESIGN TOUCH]なるイベントが開催され、東京ミッドタウン・ホールのプレオープンを見に行った。

ホールAでは、 DESIGN DNAゾーンとJapan Valueゾーンの2ゾーンで各種プロダクトが展示されていた。
  
フランス・ブースでは、LigneRosetのスタンド照明のデザインが目を引いた。
 
 イギリス紳士の象徴、ステッキがポップデザインに 
Japan Valueゾーンでは、喜多俊之デザインの伝統工芸職人とのコラボ・コレクション(左、今年のミラノサローネで発表)など。
  
一方、外のミッドタウン・ガーデンでは「INADA Stone Exhibition」。稲田御影石を使ってJAGDAがデザイン。
  
東京ミッドタウンはデザインの発信地にと[東京ミッドタウン・デザインハブ]や[サントリー美術館]、[21_21DESIGN SIGHT]など施設も充実しているが、今回のイベント運営などのソフトもこれから充実してくることを期待したい。


ご一緒した高原姉妹と、ガレリア2階の「VINOTECA」でItalianランチ。(築地でお寿司を食べたのに・・・まだ入る私)
 Pizzaが大きくて食べ応え十分!
ワインで四方が囲まれたエントランス。見晴らしの良い窓に面してカーブを描いたカウンターテーブルが面白いインテリアでした。
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流山市のまちづくり顧問に

2007年10月22日 | 社会・文化
リクルートの住宅情報が千葉県流山市長に取材をさせて頂いたご縁から、千葉県にすら何も縁の無かった私が
[流山市まちづくり顧問]をお受けすることになり、今日、第一回流山市戦略会議に出席した。

会議の座長は井崎市長(写真、真中)。米国の大学院卒、コンサル経験などを経てH15年より市長を務められ、
今年2期目を迎え、理想のまつづくりに向けて益々エネルギッシュに推進しておられるご様子。
石原副市長(右から2人目)はじめ各課の関係者が多数参加されていて、その熱心さが伝わる!
企画財政部マーケティング課には民間から採用された西田課長(右端)

第一回目の議題は井崎市長からのプレゼンテーション「流山市の現状と課題」。
現在までの成果と課題に加えて、この会議に期待することを明確に提示された。
顧問は7名、私以外は皆さん各界の御重鎮。右は鈴木教育長
今日の参加者は森ビル顧問の三好氏(元経団連事務局長、左)、東京理科大の塚本理事長、日本イベント産業振興協会顧問の北本氏など・・・

流山市はつくばエクスプレスの中間地点に3駅があり、中でも「流山おおたかの森」は
沿線で‘住みたい駅’のトップに、「北千住」やライバル「柏の葉キャンパス」を抑え選ばれたほど
“都心から一番近い森の街”がキャッチフレーズのまちづくり開発と、その広報が着実に成果を出しているようである。

【子育て中の共働き夫婦】に嬉しい施設や制度が目白押しの流山市、それを日本全国にアピールするのも課題に上がっている。
そのアイデアを出すのが私の役割という事になる。


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