VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

逗子『ENISHI』にて、‘夜回り先生’現る

2009年03月09日 | 湘南・逗子の暮らし
地元逗子市で市民活動の団体「歩行者と自転車のまちを考える会」会長でもある私。
今日はその幹事メンバーの一人が、横浜市に転居する事となり
送別会を兼ねた幹事会を逗子駅前・なぎさ通りにある『ENISHI』で行った。
元うなぎ屋の店舗を、雰囲気のあるダイニングBarにリノベーション。
吹き抜けのカウンターや中二階~三階へとシーンの違う個室が面白い。
  
お料理は和の創作料理、玉子焼きは中に半熟の黄身が2個巻き込まれていて驚き。炭火焼の焼き鳥と。
 
海の幸と野菜も美味しい。 私たちは座敷の個室でゆっくり寛げました。
  
デザートにはシャーベットを餅で包んだ大福風。 
実は今日、送別するはずの本人は息子ちゃんが発熱し欠席・・・残念!
転居する理由も、来月入学する予定の小学校に学童保育が無い事。逗子では育児が難しい事を目の当たりにし考えさせられた。
そんな夜に、このお店のカウンターで一杯やってた‘夜回り先生’こと水谷修さんに遭遇。
サッカーの岡田監督とのご縁で逗子に越して来られたという事。逗子を夜回りしていたワケでは無い・・・が、青少年の更正施設を作る夢もあられるようだ。
  (ちなみに、ウチのTimさんが中学校で教えたいた数年前、岡田監督の娘さんも生徒で良い子だと言っていた)
子育てにとっても、この自然環境は素晴らしい街に違い無いが
夜回り先生のお世話にならない為にも、親としては子供と過ごす時間ができるだけ長い方が良いというのも事実だろう。
「子供が成長したら、また戻ってきてね」と、今回は仲間を送り出すことになった。

逗子市ほととぎす隊

2009年01月18日 | 湘南・逗子の暮らし
地元逗子市でまちづくりの市民活動に私が参加している団体の一つ「ほととぎす隊※」は   
[逗子市まちづくり基本計画]を遂行するめに、行政と協働する市民組織。
今日は総会と新年会を、葉山の関東学院大学セミナーハウスで実施。 ※逗子市の花&逗子縁の徳富蘆花「ホトトギス」から
 
議題の一つにフォレストベンチ研究会の栗原光二氏による「フォレストベンチ工法」の紹介があった。
国土の70%が傾斜地の日本で、国が災害対策として進める‘コンクリート擁壁’固めは
緑の自然景観をどんどん失われていく工事で、多くの市民が危機感を感じている。
そこでこのフォレストベンチ工法は、斜面地を安全で活用できる緑のベンチ(階段)状に造成する手法として事例紹介。
 ザル状のネットで引っ張り支える、
水も透過するので水圧がかからずコンクリートより安全という側面も紹介された。

以前、住文化研究協議会のシンポジウムで東洋文学研究者のアレックス・カー氏が、
川も海も山も全て護岸・擁壁工事でコンクリートに固めてきた、日本(建設省)の土木事業を非難したのを思い出した。

さて、新年会の部に。 
今井ほととぎす隊会長の挨拶に始まり、平井逗子市長はじめ市の幹部も参加。乾杯は喜寿の梅村さん。
   
地元選出の近藤神奈川県議会議員や伊藤副市長、村上教育長も今日はカジュアルルックで登場。
  
このような市民活動組織は、リタイアした元気なオジサマ(オジイサマ?)が中心。副会長とは言え私などは浮いた存在・・・
市民活動が活発な逗子市の歴史は、約30年前の池子米軍住宅建設問題で市民の結束が高まり
以降、環境やまちづくりなど行政への市民参加が定着しているようだ。
  
 
そんな逗子の歴史をメンバーの方々に教えて頂きながら
新参者の私も次の30年に向かって、皆さんと理想を掲げながらまちづくりに関わらせて頂いている。
地元での活動は、東京での仕事とはまた違った面白さや充実感が得られるものである。

[歩行者と自転車の会]も新年会

2009年01月14日 | 湘南・逗子の暮らし
昨年秋に地元、逗子市で立ち上げたまちづくり市民団体「歩行者と自転車のまちを考える会」。
幹事メンバーと新年会を、近所のお好み焼き屋「来楽(くら)」にて行った。

お好み焼きにウルサイ関西人の私は、東京へ出て10年以上になるが‘美味しい’お好み焼きに出会った事が無かった・・・
こちらのお店は、お好み焼き、焼きそば、焼き飯と全て自分で焼く方式(関西ではお店の人が焼いてくれる方が多い)。
大庭ママがもんじゃ焼きに挑戦!土手を作って上手・・・江戸っ子でも無いのに。
  
お好み焼きの味に関しては、関西人として「やっぱ、こんなもんかな・・・」という感じでしたが

話の方は、早退した大庭ママの他に菊池社長・松本議員・谷建築士と、
今日はこの分野の専門家、三浦氏を迎えて盛り上がった。

11月に主催した市民向けシンポジウムの来場者アンケートを基に、来期の活動計画を話し合い
小学生向けの自転車マナー講習会や市内サイクリングツアー、そしてカーフリーデーなどの企画を検討することにした。

車社会からの脱却と共に、徒歩・自転車のスピードで街並みや花木を眺め・耳を澄まし・香る・・・・
そんな暮らしの豊かさを実感できるような社会実験に挑戦していく予定である。

お餅つき大会&どんと焼き芋

2009年01月12日 | 湘南・逗子の暮らし
地元、逗子市の山の根自治会では、小さな無人の熊野神社で色んなイベントを開催してくれる。
今日は恒例の餅つき大会。数年前、ノロウィルス予防で中止になった事もあり、お天気で無事に開催され何より。
ご近所の鈴木自治会長も杵を! ご近所の方々と顔を合わしてご挨拶できる良い機会。

子供用では次々と子供達が餅つきに挑戦! お母さん達が[あんこ・海苔・おろし・きな粉・納豆]と5種類作ってくれる。

お漬物や佃煮昆布も出て、テニスのお友達美智子さんと「美味しいねぇ~」。Timの横でBethは大人しくお座り。

お餅の後は、テニスコートへ行きゲームをして・・・2時に神社へ戻ると
正月飾りや御札と一緒にどんとで焼かれた‘焼き芋’が配られた。美味しそうな黄色のホクホク焼き芋を頂く。

今年はお餅も焼き芋も頂けて、Luckyな1年の予感。 最低、食いっぱぐれは無さそうだ・・・・


消防出初式、そろそろ火災警報器を

2009年01月10日 | 湘南・逗子の暮らし
今日は逗子テニスクラブが始動の日。逗子市第一運動公園のコートでゲームを楽しんでいたら
コート前のグランドで、消防の出初式が始まった。 市長から表彰を受ける消防隊員の方が並ぶ(右)。

消防車も勢ぞろい!圧巻。その中に顔の違う消防車が・・・米軍住宅地所属のUS・Fire engineも友情出動。

式典の中で、逗子開成高校の和太鼓演奏が演じられ、その音に震えまくる愛犬Beth。(いつも私のテニスに同行)

一斉放水は青空の中にはしご車から放たれたが、今日は風も無くテニスコートにまでは水が降ってこずヤレヤレ。
昨日久しぶりの雨が降ったものの、火の元に注意し火事の無い様祈りたい。

逗子市における既存住宅への火災報知器の設置義務は平成23年6月1日からになっており
そろそろ、ウチも設置を考えないといけない。 
ちなみにVivien研究員の自宅は大学時代に火事で焼失・・・煙の怖さは体験済み。
皆さんも、早めに設置をご検討下さい。 (合わせて悪徳訪販にもご注意を)




逗子市も賀詞交換会、米海軍少尉に住宅事情を聞く

2009年01月09日 | 湘南・逗子の暮らし
地元、逗子市でも賀詞交換会が市役所で行われた。 (デジカメ忘れ・・・携帯写真は小さい!)
平井逗子市長の挨拶では、「長年否認され続けていた機構改革が承認され
4月には‘子育て対策・市民協働部設立・スリム化’を実現。」と
加えて、景気悪化で法人税収減に苦しむ他自治体と比べ、
法人税の財源シェアが数%と低い逗子市は、その問題が無い事にも触れ
今年は、積年の課題である‘総合病院建設・ゴミ問題・米軍用地一部返還’を推進すると。
高野毅市議が乾杯の音頭
米軍代表の他、警察署長、国会議員、県会議員が来賓として並ぶ。選挙ですもんね~
会場の市役所1階は大勢の来場者で一杯。

平井市長と。昨年は私が主催したシンポジウムにもご登壇頂くなどご尽力頂いた。
市民活動をご一緒している、粟飯原さん・菊池社長・松本市議。
左は村上教育長とケリー在日米海軍司令官。ケリー司令官は昨年、TVニュースでよく見かけたが
「後半は良い事が多かったよ」と。リタイアが近いという事であったが
 こちらは浅尾参議(中)ほととぎす隊今井会長・田中副会長
仕事柄、米国の住宅についてエミー夫人に質問してみた。
「株暴落で貯蓄も激減したのでリタイア後、シアトルの家を建替る予定がリモデルになりそうね。
でもサンディエゴに小さな古い素敵な家を7年前に買っているの。冬はそちらで過ごせるように。
米国でも1920-30年代の家はクラフトマンシップの質が良いもので人気。修理保存にお金もかかるけどね。」
自宅は築40年位のものらしく「あまり質が良くない、もっと古い建物の方がクオリティも技術も良いわ。」と
今、日本が目指す長期優良住宅政策に参考になるお話を伺えた。

今年も司会は湘南ビーチFMでお馴染みの森川いつみさん。
     池子住宅エリアのマーフィ女史とは
今年テニスコートを市民に開放して頂く事になった話をし、
「テニス親善試合にも、基地側がもっと参加するよう広報しておく」と言って下さった。

会の後、市民活動でご一緒しているオジサマ方と君島市議も一緒に「万紫味」で一杯! 
今年も頑張りましょう!


初Hiking&囲炉裏を囲んでお正月

2009年01月02日 | 湘南・逗子の暮らし
お正月が暖かく快晴なので、2日には家に滞在している英国人Jessicaを連れて
大好きなハイキング・コース[二子山](英語でTwin Peaksと訳してみた、笑)へ出かけた。 愛犬BethはHiking大好き!
英国では杉林を見ない為、「恐竜が出てきそうな景色・・・」とJessica。 途中で初めて握ったオムスビを頬張る(中)。

3時間弱、何度かクリークを渡り山を抜けて着いたのは、テニス仲間の新倉ファミリー宅。 
古民家風にリモデルされた和の雰囲気を、Jessicaにも見せてあげたかった。
 
この囲炉裏が冬のインテリアとしてリビングの中心に、人が集まる要素である。昨年お孫さんに裕輝君が加わり、祝!タックンもお兄ちゃん。

Jessicaは‘鶴千年、亀万年’のお飾りを貰ってゴキゲン。炭で焼いた磯辺巻きを3っつも食べた!Timは磯辺焼きがNG、外人も色々デス。

新倉家では昔、外国人のホストファミリーを引き受けた事があったとか
お婿さんである岡部パパが英語を流暢に話すなど、外人もお邪魔しやすい環境。タックンもABCが得意!
今後は、このお孫さん達がどんな人生を歩むのか、これまた年をとるのも楽しみデスネ!?

元旦は富士山を拝む!

2009年01月01日 | 湘南・逗子の暮らし
2009年の元旦、快晴で暖かいお正月。このところ暖房は夕方まで無しで大丈夫。
おせちと白味噌のお雑煮で新年を祝う。Jessicaはおせちもお餅も刺身も大好き。(肉は全く食べない)
菊花かぶらを一緒に作って上出来! 栗きんとんがお気に入り。

朝食後、今度の初詣は延命寺へ。「お寺では手をたたかないのヨ~」と教えながら鐘つき台へ。Bethは鐘の音に怯えブルブル・・・
  

お参りの後、逗子海岸へ・・・富士山を拝みに! 日本の心は分からなくても、この美しさは通じる。
  
江ノ島の向こうに、富士山。頭の方に雲が少しかかっているが、Bethも海岸では大はしゃぎ!
清清しい新年を満喫できました。

Yachtで冬の海へ

2008年12月18日 | 湘南・逗子の暮らし
家で仕事をしていたら、テニス仲間の平野さんから電話がかかってきた・・・
「お天気で風が無いからヨット初心者にはイイ日だよ」とお誘いがあり、逗子海岸へ出動した。
このヨットに乗せて頂きます!

平野さんは私より20歳もお年であるが、テニスも性格もかなり若い。
ヨットは学生時代からと、かなりのベテラン。今年は市民大会のレースで上位入賞したらしい。どんどんビーチから沖へ・・・

高級住宅地の披露山を過ぎ、風が無い割りに沖までスイスイと出た。海岸が遠くに・・・

向かうは、西南の方向・・・その先に見えるのは、江ノ島の向こうに富士山! 逗子の海も冬はこんなに透明、ヒトデやハゼが見えた!

平野さんの指導で、私も操縦にトライ! 舵の感覚が少し分かると楽しくなる。ゴキゲン!
 
沖で奥様お手製のおにぎりを頂き、暖かい海の上で1時間ほど過ごした。
ゆっくりと逗子海岸へ戻り、爽快!! 12月なのに海日和。
ウインドサーファーやパドルボード(下、初めて見た)も繰り出して、平日なのに海は賑わっていた。
ボードに立ったままパドルで漕ぐNewマリンスポーツ




「歩行者と自転車のまちを考える会」シンポジウム

2008年11月23日 | 湘南・逗子の暮らし
私の地元逗子市は、目指す理想のまちづくりを「まちづくり基本計画」として昨年末制定した。
これは市民約130名が関わった代物、その中に“歩行者と自転車優先のまちづくり”が[交通]のテーマとして謳われている。

そのテーマに共感した私は、それを実現すべく環境保全を交通システムから考えるまちづくりに取り組むことにし
有志の仲間と『歩行者と自転車のまちを考える会』を10月に設立した。(成り行き上、会長という事に)

今日は、その会の設立と活動の趣旨を市民の方々に紹介する場としてシンポジウムを開催した。
(このチラシを市内の掲示板62ヶ所に貼る作業も、やってみると市内全域を見回れて発見が多かった!)
 文化交流センター@なぎさホール
  
シンポジウムにご支援を頂いた、スターホームの星社長もご家族で来場頂いた。


今回は『カーフリーデー(ヨーロピアン・モビリティ・ウィーク)』を題材に、私が司会をしながら
登壇者は、逗子市の平井市長・神奈川県交通安全対策課の築花主幹・カーフリーデージャパンの望月代表。
 
‘自転車のまち’を推進、坂のある逗子なので【電動アシスト自転車】を来場者プレゼントする企画に!
(地元商店、しまむらサイクルセンターさんのご提供。同じくHIRAKOサイクルさんからは100名分のバイクステッカーがプレゼント)
 
平井市長から「まちづくり基本計画」の内容を紹介、築花主幹からは最近の交通事故で高齢者が関与する(誤作動、加害者含め)
ケースが増加している状況などを発表頂いた。高齢になっても車の運転が必要な街にはしたくない。

望月代表には「カーフリーデー」の社会実験を通じて、車に依存しないまちづくりへの取り組みや
都市空間の再配分という効果を、世界や日本の他都市の事例を紹介しながら解説してもらい逗子での可能性を語って頂いた。
 
私も先進都市の事例として9月にフランスで取材をした、LaRochelle市の公共交通中心の環境交通政策とカーフフリーデーを紹介。
逗子と似た規模や風情の街であり、電気自動車の自動レンタカーシステムや自転車と車の共用道などモデルにしたい施策をプレゼン。

パネルディスカッションでは、神奈川県の電気自動車推進政策の話題や
カーフリーデー含め逗子市でも取り組めそうな施策だと平井市長の前向きな発言を聞くことができた。
  
最後に電動アシスト自転車の抽選会を行い、熱心に最前列で聞いていた小学生の男の子が当選!「お母さんにプレゼント」するそうだ。
(最初の当選者、辞退頂いたほととぎす隊今井会長、有難うございます!)

ホールに展示された新型電動自転車に「最近のはカッコイイのもあるねぇ」と試乗。
  
右、菊池俊一市議が専門家の市民の方を紹介して下さったり、自治会等で活動されている方々とも出会う事ができた。

テニス仲間も来てくださった!Timもご苦労さん。 頑張って成功させてくれた会のメンバーと協力団体の皆さん。
 
協力の市民ボランティア含め、100名ほどの参加総数となり初めてのイベントとしては良く頑張ったという感じ。
何よりアンケートにお答え頂いた71件の感想には、「是非、逗子でもやりましょう!」など積極的なご意見が多く
メンバーの皆さんもビックリするくらい。流石、意識の高い逗子市民!!

片付け後、近くのスペイン料理店で望月代表を囲んで、お疲れ様&意見交換会。
 
この後、望月さんは逗子の街を見学に回られた。
会の活動は始まったばかり、今回も短期間で少々無理を強いて敢行したシンポジウムであったが
一歩踏み出してみて、期待されている事ややるべき事が少しづつ具体的に見えてきた。

何年後かに、逗子が車に依存しない生活を実現した環境交通の先進都市として注目されるような夢を持って頑張ります。

逗子でも古家リノベーションの居酒屋

2008年10月07日 | 湘南・逗子の暮らし
JR「逗子」駅から約10分と少し離れた住宅街にある、小さな古い平屋。そこが『丸久』(046-871-2340)という居酒屋。
所謂、保存したい素敵な古屋と違って・・・昭和の陳腐な家屋を、手作りでリノベーションした風の外観。

中に入ると、意外にインテリアは洗練された空間になっている。
広くは無いスペースを、デザインの違う椅子で雰囲気を分け、場所を選ぶ楽しさがある。
私達は、囲炉裏のある和室で炉辺焼きの雰囲気で!

今日のメンバーは、まちづくりの市民活動「歩行者と自転車のまちを考える会」の発起人達。
このテーマは逗子市の[まちづくり基本計画]にあるテーマの一つ。
私が会長を仰せつかり、現在、テーマ型まちづくり計画の制定に向けて活動する協議会として市から認定を受ける準備中。


お料理の方は、焼き鳥や串焼きがメインでとても美味しかった・・・ので写真を撮るのを忘れて食べてしまった!
最後に、豆腐の味噌焼き(?)、そぼろの親子丼で閉め、リーゾナブル・プライスが嬉しく隠れ家にしたいお店だった。

逗子で環境を考える

2008年08月09日 | 湘南・逗子の暮らし
週末、逗子海岸のビーチクリーニングに参加していると言う東京在住の友人、小川さん。ビーチに行く前に、我が家へ寄ってくれた。
Bethもご挨拶!

小川さんのように逗子在住でも無いボランティアの手によって、ビーチの環境が維持されている事を知り感謝。

 
今日は、この後も環境系の勉強会があり参加した。
私も会員である、[NPO逗子文化の会]主催のフォーラムで『サミット後の環境対策』と題して
地元逗子在住で、まちづくり活動にも参加して下さっている、外務省(地球環境問題担当の特命全権大使)小町恭士氏(右)がご講演。
司会進行、喜多さん   

[気候変動問題に関する最近の国際交渉]という外務省(国際協力局 気候変動室)の資料をご紹介頂きながら
洞爺湖サミットの裏方として動かれたお話を交えて、環境問題の世界情勢を冷静に解説下さった。

CO2排出量は、米国や日本は人口1人あたりにすると先進国が多いが、
GDPあたりでは少なくなり、逆にロシア・中国・インドが上位の排出国になる数字。
新興国産業シーンにおいて環境技術の導入は急がれるが
全国民生活シーンでは、新興国はまだまだ前近代的な生活レベルが大半という事のようだ。
我々が今のようなエネルギー消費量の大きい生活スタイルを維持する事を前提にするべきなのかは、やはり疑問を持つ。

京都議定書、2013年以降の枠組みについて、先進国⇔途上国がどこまで歩み寄れるか。
その検討プロセスや、洞爺湖サミットの成果などと共に日本の政策[「低炭素社会・日本」をめざして]の内容も要約紹介して下さった。
国として技術開発への投資や仕組みづくりも重要だが
この中でも“地方の活躍”“国民主役の低炭素化”と柱が設けられたように、国民一人一人が何ができるかを考え、行動する事が何よりの解決策である。

今日お会いした小川さんや、集まった文化の会の方々はそんな“Think Globally, Act Locally”が実践できる人達である。



横須賀米軍基地、FriendshipDay2008

2008年08月02日 | 湘南・逗子の暮らし
毎年恒例の横須賀米海軍基地が開放されるNavy Friendship Day。
今年は日本の自衛隊の戦艦にも乗船できるイベントが同時開催されているようだ。
横須賀駅の反対側に浮かぶ自衛隊艦

こちらが米海軍基地に通じる道、入り口には大きな碇が。  基地内のイベント案内図、露店やステージイベント、子供用のコーナーも。
   
色んなAmerican Foodが基地の方々による出店で販売される。ターキー・レッグ(中)は原始人のようにかぶりつく!
  面白いジュース・ホルダー
基地内は米国、右側車線の道路も今日は歩行者天国。
 
私達もお腹がすいてきたので、高カロリーのAmericanFoodに挑戦。
チリビーンズがけジャンボ・ホットドックにチーズをトッピング。トルティーヤに山盛りチキン&ポークのせ、ナント100円(or1ドル、今なら円がお得!)。
   
アイスも食べきれない量・・・野外バンドを聞きながら食べる。浴衣のお姉さんもホットドックにかぶりつき。
  

基地で楽しみなのは、食べるのとアメリカン・バンドの演奏。今日はホールに入って艦隊所属バンドの演奏&歌を聴いた。
 
米国人歌手がいきなり「♪私のお墓の前で~~千の風に~♪」と歌い出した、お上手デス。ジャズ&ポップスで会場を盛上げる!
  

今日は基地内のフィールドで、ソフトボールとアメリカンフットボールの日米親善試合が開催されていた。
黒のユニフォームの米軍:HAUKS 対 明治安田生命PIRATES。 やっぱり大きくて強そう・・・と思ったら
  
日本の圧勝でした!(米軍、練習してなさそう・・・)
元気なのはチアのお姉さんだけでした。

そろそろ夕闇がせまってきて、花火見物の人が増え始めた。警備の軍人さんもリラックスムード。そして横須賀花火大会が始まった。
  


逗子市まちづくり審議会@Katsu's

2008年08月01日 | 湘南・逗子の暮らし
私が委員をさせて頂いている逗子市のまちづくり審議会。一期目終了の打ち上げパーティをレストラン「Katsu’s」で行った。
逗子では珍しい、雰囲気の良いレストラン。店頭では“フェアレディZ”がお出迎え。

ご主人はじめ皆さんフットサルチームのユニフォームで

審議会の皆さんには本当に色んな情報を頂き、私も逗子に深入りし始めた・・・

お料理は創作イタリアン、素材を楽しませてくれるお料理でした。少しづつ沢山の種類を出して頂き大満足!


まちづくり条例の策定など10年近く逗子のまちづくりに関わってこられた先生方からは
逗子市民の意識の高さや行動力に期待する励ましのお言葉も頂き、
海と緑の自然と、別荘時代からの趣を残す街並みを守る活動やシステムづくりに皆で力を合せたいと思う。

葉山へハイキング&花火

2008年07月28日 | 湘南・逗子の暮らし
今夜は葉山の花火大会、そこで葉山の三ヶ岡山をハイキングして花火が上がる森戸海岸へ出ることにした。
逗子の自宅を17時頃に出発、逗子駅前からのバスで「旧役場前」まで行きハイキングコースに入る。
 (地図の左側から右側の海へ出るコース) ハイキングコースから見える屋根はF.L.ライトの弟子‘遠藤新’作の加治別荘
   
 まむしは三浦半島の山ではどこにでも居るようだが出合った事が無い。
山というより標高148mの丘、森のようなもの。 でも頂上を越え海が見えてくると嬉しい!
 
右手に海を感じながらどんどん進む、私達のハイキングは休憩無しの早歩きなのでスグ終わってしまう!
  
最後の急な階段続きには驚いたが(これはキツイ、逆側から登れない!)、30分ほどで登って降りた。
 終点は葉山の小さな「熊野神社」
県道、森戸海岸線が見え、目的地の「森戸神社」に到着。花火に合わせて屋台も出ている。
  
葉山の花火見物は森戸神社の崎、海岸の岩場がお気に入りスポット。森戸海岸の浜は見物人が多くて観賞し難い。
広重の絵風景 裕次郎、縁の地
家から1時間強で到着してしまい、花火まで1時間もある・・・持ってきたサンドイッチとチーズ、イタリアン・スプマンテで乾杯! 
 崖の下にも見物客
時間待ちをしている間に、刻々と変わる空の色。感動的な紅に染まった・・・真ん中に江ノ島、写真では出ないが富士山のシルエットも。
 
日が暮れて7時30分、花火が沖で上がり始めた。
 
右は、水中花火。今年は船で観客の前を回遊しながら上げる水中花火が無くて残念!一番好きな花火だったのに・・・
 
波の砕ける音を聞きながら、花火が映る海面の光を見るのも・・・葉山の花火の趣。
  
今年の湘南はこれから、逗子、茅ヶ崎、横須賀、江ノ島、鎌倉と花火の夏が続いてゆく。