VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

Panasonic電工、キッチン新商品

2008年07月03日 | 住宅業界
今年10月にパナソニック電工に社名変更を予定している松下電工が、“パナソニック キッチン”「Living Station」を発表した。
従来の4モデル(XIMOなど)を[L-class][S-class]の2ラインに集約、再編成。
 
ミラノサローネで展示した深澤直人との共同企画・デザイン。写真はアイランド・タイプ。

まず、住建事業の取り組みを井戸住建マーケティング本部長が発表。
パナソニックブランドらしい住建商品を連打で発表し、単品ではなく全体使用感の満足度Upを目指す。
 目標システムキッチンのシェアNo1(現3位)

今回の目玉は日本初【トリプルワイドIH】コンロ。松下電器による開発商品を電工のキッチンに独占で搭載する!
(独占・・・大丈夫なのかなぁ松下電器?意外と、他キッチンメーカーからクレームが出るほどの魅力は無いのか?)
他では熱源フリーゾーンのElextrolux社製がある。
左が従来のIHコンロ、ガスコンロありきのキッチン設計から脱却。魚焼きグリルも有りません。
 IH部分は1.9mmと段差わずかに
IHヒーター部分が真横3列に配置され、奥にあった小口コンロの操作性が増す。手前のスペースは配膳などに活用。
 
主婦モニターでも、配膳スペースとしての評価が高かったという事。ダンナ様もお手伝いし易い!?
 
シンクはスキマ無しの成型、フードは水拭きでOK。(有機親水性コーティング技術・撥水撥油コーティング技術)お掃除ラク機能も充実。 

さて、実物に触れて・・・「このスペースで洗いカゴを置くと調理スペースは充分とれますかねぇ?」商品企画開発の乾さんに聞いてみる。
(アイランドキッチンに洗いカゴは置かないか・・・)
   キッチン研究家の黒田氏も質問中

こちらは壁付けのI型モデル、コンロのスイッチは押すと出てくる。P新聞の女性記者もTRY(お料理してね)!
  

「ミラノで見て頂いたプロトタイプの商品化です」とマーケティングの上田さん。アイランドのリビング側はキャビネットに。
 
電工大会議室に飾られている松下幸之助翁のお言葉。
創業90周年、紆余曲折の歴史を経てパナソニックに統合される事を喜んでいらっしゃるように見えた。


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