VIVIEN住生活総研

住生活ジャーナリストVivienこと藤井繁子が、公私を交えて住まいや暮らしの情報をお届けします!

YKK-APの2010年は

2009年12月23日 | 住宅業界
YPP-APの記者懇談会。(@秋葉原の本社、司会の山内広報)冒頭で2009年の総括と2010年について田忠裕社長がご挨拶。

85%が海外売上のファスニング事業と逆の、85%国内売上の建材事業。2009年度は国内外どちらも落ち込み厳しい環境。
建材事業は営業利益が53億円に赤字が拡大する予測。(YKKグループでは経常利益99億円予測)
そんな中、第二次国内建材事業構造改革で「売上が伸びなくても利益を確保する体制づくり」を方針に
製造拠点は34か所から24か所への再編を前倒しで終わらせ、営業業務も標準化と多能工化で効率を高める。

2009年に東北限定で発売した樹脂窓「APW30」は、省エネ性やデザイン力が評価され好調で2010年はその販売エリアを拡大。
また海外建材事業も拡大分野、2009年にスタートしたブラジルの成長に期待。現在は7カ国で展開する事業に新規進出国も模索中。
シンガポールのYKK-APファサード社は世界の大型プロジェクトを担う組織として、厳しい市況下で体制固めを進めていると。

懇親会では役員11名も加わり、記者と懇談(左端の女性は河合広報)。いつも率直にお話をして下さる田社長ファンの私たち!

住宅エコポイント制度では国の補助予算1000億円争奪戦。
リフォームでは窓が中心商材になる大きなチャンス。【TDY】アライアンスでもYKKーAP中心に盛り上がりそうだ。


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