釣竿は基本的に円筒形の棒です。
この円筒形の棒に釣糸の通るガイドを
糸で巻き付け、その糸をエポキシや漆で塗装して
強度を持たせます。
ガイドラッピング・塗装という工程です。
円筒形なので、塗料を塗ると垂れます。
どう置いても、垂れます。
また、ロッドにスペックやネームを書き入れるのですが、
この部分の塗装面は広く、やはり垂れたりムラになったりまします。
この塗料の「垂れ」や「ムラ」を防ぐためには
「乾くまで常時回転」させる必要があります。
回転させて塗料が片寄らないうちに乾燥させるわけです。
そのためにロッドモーターという道具があります。
これにセットすると低速でロッドを回転させ続けることができます。
(これにセットしても完全にムラをなくすことは困難なのですが)
正月休みの空いた時間に二台、モーターを増設しました。
少し作業の効率が上がるはずです。