Aonsiwate Blog

フライロッド・漆器製作と岩手のくらし覚書

遊漁証

2015-01-24 23:02:44 | フライフィッシング

  

  毎年購入してる県内共通遊魚証。

  これがあれば、岩手県内ほとんどの川で釣りをすることができる。

  とても便利。価格は1万円強で一年間有効。

  前に住んでいた神奈川にはこういった共通券がなく、

  毎年河川ごと(忍野、千曲川、道志川、相模川)に年間券を買っていました・・・

 

 

 

  釣りをしないとわからないのだけれど、

  川には漁業権が設定されていて、管理されている。

  釣りをするためにはその川の管理者(漁協など)に

  遊魚料を支払わなくてはならない。

 

  遊漁というのも変わった言葉で、

  川の漁師の職業としての「漁」に対して、

  個人の趣味の釣り(漁)を遊漁と呼ぶらしい。

  職業としての川の漁がほとんど行われていない

  現代では、少し不思議な言葉だと思う。

  

  で、遊漁証にも二種類あって、

  鮎を含む全ての魚を釣ることができる「全魚種」と、

  鮎以外の全ての魚を釣ることができる「雑魚」。

  鮎釣りはとても人気があって、収益が高く、

  別格の扱いで値段も高め。

  

  

  私はヤマメ・イワナを釣るので「雑魚」。

  昔は「雑魚」の字が大きくて、背中につけて歩くのはなんかなあ、

  自分はザコじゃないぞ、と思ったものですが、今は全く気になりません。