Aonsiwate Blog

フライロッド・漆器製作と岩手のくらし覚書

バングル

2018-05-18 23:01:31 | エキチカの漆市

先日大きな漆器で紹介した内記友和氏の製作する漆塗り「バングル」シリーズ。

光沢のある原色の漆。新しい世界観。

 

金属に漆塗り。装着のため金属に少し柔軟性がある。漆の塗装はしなやかで、その柔軟性に追従する。

 

 

太めのもの、細めのものがあり、それぞれ何色かバリエーションがあります。

 

 

非常に丁寧な仕上げ。

漆塗りとしては少し手強い形(塗りにくい)で、おそらく特殊な治具を製作して塗っていると思われます。

裏面は氏得意の黒漆で、こちらも丁寧に仕上げられています。

 

 

私(中高年)には縁のないアイテムだろう・・・と思いつつ、

発色の美しい朱の太いバングルを試着(ちょっと隠れて)。

 

 

重量感・光沢感・金属の冷たさ・他諸々・・ああ、こういうことか!

これはアリ・・どころかとても気に入りました。

うまく説明できないのですが、もし売場にいらっしゃいましたら、是非試着してほしいと思います。

 

「第3回エキチカの漆市」5月17~21日(10:00~21:00最終日は19:30まで)

盛岡駅フェザンおでんせ館BF カワトクキューブミニ特設会場 後援:岩手県

お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。


今日から「第3回エキチカの漆市」

2018-05-17 23:51:38 | エキチカの漆市

今日から、盛岡駅フェザンおでんせ館BFにて

第3回エキチカの漆市が開催されました。

 

賛同作家の御厚意で最終的には100種近い漆製品が集まりました。

並べきれない製品もありますので、お探しのものがありましたら、

お気軽におたずねください。

 

 

 

 

カワトクキューブミニさんが撤退されるということで、この場所で行える市は最終回となります。

月曜日21日までの開催となります。お時間ありましたら、是非お立ち寄りください。

 

 

 

 

 

 


師匠

2018-05-16 07:08:54 | エキチカの漆市

安代漆工技術研究センター(通称漆器センター)で指導にあたる冨士原文隆氏。

毎年技術を持った人材を送り出しています。我々の師匠

下画像は「合鹿椀」

漆塗面の光沢感(漆の硬化速度調整と乾燥風呂の湿度調整)

すらーと流れる刷毛の流れ(刷毛の状態を維持する技術と刷毛を持つ手の技術)

研修生はこれを目標として練習します。

 

下画像は「四つ椀」

 

塗りの精度を見ると、自分の未熟さを感じてしまいます・・・

 

下画像は「クルミヌ器」

木地にクルミの木の中身を抜いた皮を使用。

ロクロで挽く木地を使用しないという画期的な手法で、

日本クラフト展で最優秀賞を受賞しています。

 

 

 

 

 

 

明日より開催の第3回エキチカの漆市で展示販売予定です。

長年八幡平市で指導にあたられた師匠、

教えを受け、それぞれの得意分野で教えを深化させてきた10人の研修修了生の

仕事を展示いたします。

 

「第3回エキチカの漆市」5月17~21日(10:00~21:00最終日は19:30まで)

盛岡駅フェザンおでんせ館BF カワトクキューブミニ特設会場 後援:岩手県

お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。


カエル

2018-05-15 10:14:16 | エキチカの漆市

盛岡市在住の作家長山久美子氏。

 

研修時より大のカエル好き。上画像は今回展示のみですが乾漆で製作されたカエル。

漆で表現された、マットでありながらウェットな皮膚感、重さ。

 

今回は下画像の檜葉箸を出品。

とても軽いお箸です。

 

どちらも「第3回エキチカの漆市」5月17~21日にてご覧いただけます。

盛岡駅フェザンおでんせ館BF カワトクキューブミニ特設会場 後援:岩手県

お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。


2018-05-14 20:58:06 | 写真

散歩道に咲いた花。去年はなかった。

 

 

可憐な花。撮っていてとても楽しい

 

 


 

10日ほど前の話。漆山の作業の合間にカタクリの群生地を撮影

 

去年はカタクリの花を撮れなかったので、今年は撮れてちょっと嬉しい