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大きくても同じ値段の訳

2015年11月14日 | くつろぐための小道具

店主、Twitterもやっております。たまに思いついて連続ツイートしておりまして、今日は皆さんが気になるであろう「値段の話」をツイートしたので、まとめをご紹介。

題して「小皿の値段はなぜ高い?」

たまにお客様から聞かれることなのですが、漆の小皿を指さして言われるのがサイズの大小の差ほど、値段の差が無いのは何故なのか?ということ。

工業製品の理屈が世の大半を占めていますし、その理屈に照らすと、手工芸の世界は、不思議に映るようです。

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【小皿1】
たまにお客様から聞かれることなのですが、
工芸品の値段のつけ方はよく分からないの、
ということ。高名な作家や職人さんが作ると高いというのは
分かっているものの、何故これとこれが同じ値段なのか、
または価格差がないのか?と聞かれることがあります。
店主も、若い頃はそう思ってました。

【小皿2】
もちろん、高名な作家や職人の作るものは、
実用の他に美術品や芸術品としての価値が加わってくるので、
個人が査定出来るような値段の範疇を越えるため、
分からないのは当然で、これは多分、
売りたくて値をつける人ごとに違ってくるから
分からなくて当然だと思います。

【小皿3】
実用向きのもので、例えばお皿を作るとなると、
工業製品に慣れてしまっている私達は、
材料を使う量が少ないのだからと、
比率で安さを思い描いてしまいがち。
大量生産のものはそれでもいいけれど
手工芸は同じ様に見えて1点ものに近いです。

【小皿4】
材料の話をすると、小さいものを作るために、
大きな材料を削り出す場合は、
結局大きなものと同じ材料を使う分、
完成品のサイズ比率で値段をつけるなんてことにはなりません。
作る手間も、サイズでは変わらない範疇というものがあります。
この辺り、手作りする方なら意味が分かるはず。

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