SNSにアップする前に、第1弾入荷分が売り切れてしまった「ふじ子さんのうさぎ雛」本日第2弾が入荷いたしました。
ふじ子さんとのおつきあいも、2013年から数えて4年経ちましたか。早いものです。
店主も曖昧になってきましたが、確か当年で93才になるのではないかと思います。年齢を感じさせない、いえ、もはや年齢不詳な感じでお元気で明るいふじ子さん。
ふじ子さんとは誰?という方もいらっしゃると思うので、簡単にご紹介をば。
ふじ子さんは石巻出身。
先の震災の津波で、二階の室内に流れ込む水に胸まで浸かり、隣家が倒壊するのを目の当たりにしながら、たまたま生きながらえたふじ子さん。
東京のご親族を頼って上京した訳ですが、家族以外顔見知りの無い土地での生活。土地勘がないので出歩くのも不案内だしで、手持ち無沙汰だったかと思います。そもそも、普通に生きていても友達が鬼籍に入り尽くしているようなお年頃ですよね。
そんな時に、主婦Wさんと知り合い、そこを糸口に、地域で震災支援活動をしている、たくさんの方と出会います。店主も、主婦Wさんがお声掛け下さったおかげで、ふじ子さんと知り合いました。
ふじ子さんは「出来ることに限りがあるんだけど、人の役に立つこと、喜ばせることを、生きてる間はやりたいな」と言います。
店主は、ふじ子さんの素直な命の力と、Wさんの思いに引っ張られて、小売店という立場での協力をしております。具体的には、売上は、次の創作活動の材料費として、ふじ子さんにお渡しております。
店主、被災者ふじ子さん・ひとりを応援して、自己満足いい気分、というつもりはございません。
ふじ子さんは店主にとって象徴なのです。ふじ子さんのように、何もかもを無くしてしまっても、生きる意欲を失わず、世間・世界を信じて先へ歩みを進めようとする方がいて、わたくしが、微力でも手助け出来るようなら、行動したいなという現れなのです。
ふじ子さんのうさぎ雛をご注文された方は、ふじ子さんの強運や活力、健康、人に愛される愛嬌などなど、我が子もあやかって欲しいなと思い、選ばれるようです。
そして、5年目になったら、少しは世の中に浸透してきたのでしょうか?HPにUPした途端、パタパタとオーダーが入りまして、FBでのご紹介が2回目の入荷からとなってしまいました(喜ばしいことです。
※ふじ子さんのおひな様、初節句の贈り物にどうぞ
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