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本日は、埼玉からお申込みのあった押絵・木目込みの「山下千慶(せんけい」さんのお品をご紹介いたします。千慶さんは『押絵』の魅力をもう少しいろんな方に知ってもらうために「まずは見てもらいたくて」と店主に会いに来て下さいました。その時に見せてもらったのが、「浮世絵押絵」
押絵と言えば、飾り羽子板を思い出す方は多いのではないでしょうか。とはいえ、じっくり見たことも無いな、という方も多いのではないでしょうか?
押絵は、芯材となる厚紙に薄く綿を引き、布でくるみ、立体感を出した部品を組合せて描く手芸。デジタルの無い時代に考えられた、伝統的な「3D」表現。
単純に貼り重ねるだけだと、端っこに断崖絶壁のような段差が出来ますよね。それでは美しい絵にはなりません。
平面意匠をながめつつ、一つ一つの層に切り分け、そこに厚みや色合いが加わり…1センチの奥行きに、果てしない奥行きさえ詰め込めるのが押絵の面白さ。そして、作り手のセンスの現れるところ。
山下千慶さんは、お母様の代から木目込みや押絵を作り、教えてきた方。長らくやって来た方ならではの遊び心で、人形絵みたいなところを越えて、様々なものを押絵で表現する作家さん。
これがなかなかに味わいのある風情。
数ある作品の中から、歌川広重の木曽街道六十九次「上ケ松」をお預かりいたしました。小品もいくつかございます。
店頭で、ぜひ実物をご覧いただけたらと思います。
眺めていて飽きない押絵絵画。
※もっとたくさん画像をご覧になりたい方は【こちら】
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先日ご紹介した木目込みのお雛様も千慶作。
初節句のお祝いにと既にお嫁入り。
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和の心を贈る、伝統工芸と和雑貨の店
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