営業中。読みたかった本、貸してくれた方がいて休店日に大満喫。
十二国記を知ったのは、最初はNHKのアニメだったかと思います。
どこが1番好きかといえば『都合の良い世界ではないところ』
俺tueeeの爽快感はないが、『この現実と向き合いもがく姿や成長する姿に不思議と励まされるところ』
これは私の物語でもあるなと。
私は、私の神様を『見守る存在』と思っていて、何とかしてあげたくてやきもきして人の世を見ていても、神様は人の次元には干渉できないので、憐れみ、見守る、そんな存在に思っています。
そんな宗教観だから、十二国記を見ると、神様もこのように不自由な気持ちなんだろうかなと思います。
登場人物、端役でさえ意味のある存在として描かれているのも凄い。
1人のひと言を聞いた誰かがもしかしてと心揺らすような描写に繋がったり、登場人物全員に気を配って読み進めるのが大変なところもありますが、
名詞の字面ひとつ、隅から隅まで味がする作品。読み返してまた味が変わるところも多いです。
小野不由美氏が、蓬莱から戻った泰麒がそのまま屈託なくリスタートして幸せに、なんて無いと思ったという言葉通り「白銀の~」は重いし長いし、でも最後で大感動だったし…あれを読み返す気になるのは数年先かな。
まだまだもっと続編が読みたいです
(私は尚隆と六太推し。楽俊のその後も読みたい)
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