和小物、和のもの、日本の心を贈るなら

和物、和柄が好きな方。ギフト、プレゼントにおすすめの伝統工芸と和雑貨の店、通販もやってます。江古田に実店舗あり。

【大人の文房具】宝石の輝き、ガラスペン 3

2016年07月10日 | くつろぐための小道具

本日7/10限定「投票してきたよ!」のお声掛けで¥300割引いたします。

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環の店頭をキラキラと飾ってくれているガラスペン。

本日はこのガラスペンを作っている「がらす工芸札幌」をご紹介。

代表の藤岡幸雄さんは、理化学の実験に使用する、精密ガラス器具を作り続けてきた職人さんです。実験用の器具は、一つ一つが特別な要件を満たさなければならず、かつ、今存在しないものを作るという繰り返し。

ガラスは、熱で溶けた状態で加工して、冷えて固まった状態で使用する。状態が異なる訳ですから、素人がいきなり出来る、気楽なモノづくりではないですよね。

使用目的がはっきりしているので、その用途に使えないとなると、どんなに美しくでもダメ出しされるのでしょうから、54年のキャリアと聞いた時に、ただただ凄いなと思いました。

人の期待に応え続けてきた重み=藤岡さんの技術の価値ではないでしょうか。

そんな経歴がある藤岡さんのガラスペンの中で、店主が面白いなと思って見ているデザインは「画像の砂入り」

発想が、どこか理化学のガラス製品を思わせます。サーッと流れる色砂の動きは、手慰みになるというか、時を忘れます。

店主、ガラスの現場は見たことがないので、バーナーワークの難しさとは?という質問をしてみたところ、「両手を同時にバランス取って動かすことかな?」と奥様。

溶けたガラスは重力で下に落ちていこうとしますから、回転させたりしながら、形を作ることは、確かに難しそうです。刻々と変化するガラスに目配りしながらディテールを作るのは、タイミングとスピードも必要でしょうからね。

店主、若い頃はバイク乗りだったのですが、この話を聞いた時に、コケたら死ぬかもと、たまに頭によぎっていた感覚が浮かんで来ました。

アレです、「注意一秒、怪我一生」

藤岡さんの作業する動画を見たことがありますが、淡々としているし、動きもセカセカしたところがなくて、却ってのんびりしているかのように見えたほど。あれは、瞬間を狙っている集中力と、無駄のない動きのたまものだったのだなと、後になって分かりました。

そうそう、藤岡さんの工房は、奥様はじめご家族で製作されている工房なので、一家がガラス職人さん。家族ならではの協力体制と、身内ならではの厳しい目でモノづくりを進めている工房です。

※店頭で試し書き出来ますよ!クリック!

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【注染手ぬぐい】夏柄いちおしはうなぎ

2016年07月06日 | 住まいを彩る小道具
本日は、超個人的な雰囲気の投稿をしてみます。

フェスタ仲間のあっちゃんへ。
フェスタは店主が通う美容室

素敵、夏柄手ぬぐい揃いました。
前に、手ぬぐい見に行きますねって言ってたから、ここで大っぴらに伝言、公開。
いちおしは「うなぎ」柄です。
土用の丑の日って言うじゃない?
今年は、7/30(土)が土用の丑の日。

土用の丑の日の解説入れときますね。

土用とは、立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間ぐらいの期間を指します。夏だけじゃないの、4回巡ってくるの。

その中でも、丑の日ってのが数回ある訳です。
丑は十二支の丑で、12日に1回やってくる計算。

土用は概ね18日間だから、最低でも1回は丑の日が入ります。珍しい日とかいう意味合いではないから、そこは間違えないでね(笑

うなぎのぼりとかいうじゃない?あやかって、もりもり頑張ろうとか、うなぎ美味しい~にあやかって、うまくいくとか、縁起担ぎは私がいっぱい考えて置きますね!

そうそう、東海道中膝栗毛で、山芋がうなぎになるなんて表現がされていたようですが、うなぎって未だ生態不明だし、昔なんてもっと分からなかったから変な魚だなと思われていたみたいです。

アイヌの神話で、シシャモは女神様が飢えている人間を慮って柳の葉からシシャモを作り与えてくれたとあるようだけど、うなぎも神様からもらった魚だから神秘的な生態(よく分かんないのかもしれないですね。

ところで。
うなぎ食べるなら、江古田ゆうゆうロードのうなぎの「なかや」さんおすすめですよ。

椎名町からやってくる方が言ってましたけど、「なかやのタレは砂糖甘くなくて辛め。だけど、それが美味しいのよ。かつ、あの味なのに、めっちゃお安いから、他所で食べる気がしない。ぬか漬けがまた、絶~品ーー!」

今日、不在者投票の帰りに、スクラッチくじを1枚買いました。当たったら、おごるから、なかやへうなぎを食べに行きましょうね(笑

近いうちに、ぜひ手ぬぐい見に来て下さいね。

かしこ
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【大人の文房具】宝石の輝き、ガラスペン 2

2016年07月05日 | 大人の文房具
ガラスペン、その2。
今日は、材料の硬質ガラスについて、豆知識ご紹介。

ガラスペンに使われているガラスは、硬質ガラス。
学生の頃、理科の実験でお世話になった、ビーカーやフラスコなんかも、硬質ガラスです。ご家庭ではパイレックスという耐熱ガラスがおなじみかと思います。

硬質ガラスの性能は、軟化する温度が高く、熱膨張率が少ないガラス。つまり、急激に温度を高くしても、割れにくいガラスです。

ここで意味がよく分からなくなった方、いらっしゃるかもしれませんね。

熱したところが、部分的に膨らむと、歪みでガラスが割れるイメージ。冷える時も同じことが起こりますね。膨張率が少ないということは、温度変化での歪みが少ないということなので、割れにくい、と言われる訳です。

丈夫なのはありがたいことですが、軟化する温度が高いので、高温危険。「丈夫なんだけど、とても加工しにくいガラス」な訳です。

材料の形状は管状の管ガラス。
日本では、アメリカのパイレックスを始め、欧米メーカーからの輸入品が主流だそうです。

面白いなと思ったのが、同じメーカーの同種のガラスを使わないと、「混ざらず割れる」そうです。ガラス工芸は、材料メーカーに依存した工芸とも言えますか。

店主の大好きな漆も、輸入品が主流で、海外生産分が手に入らなくなると、作りたくても作れない日が、やって来ないとも限りません。クラフトや工芸の世界も、グローバル化が進んでいるということで、世界が平和でなくなれば、手工芸の世界って、あっという間に閉じてしまう危険性を秘めているなと、時に感じることがあります。

いけない、話が反れました。戻る。

硬質ガラスを軟化させる道具は「酸素バーナー」
ガスと酸素ガスを混合させて燃焼させるバーナー。その作業温度たるや、2000度近い高温。

もちろん輻射熱も相当なもの。

「がらす工芸札幌」では、春先ともなると、作業中に30度を超える室温はざらだとか。爽やかな季節を味わうどころか、一足飛びで真夏のようだとか。藤岡幸雄さんの奥様と「北海道なのに!」と笑ってしまいました。

次回は、「がらす工芸札幌」のご紹介をしたいなと思います。

※店頭で試し書き出来ますよ!
 画像の商品は【こちらからどうぞ
 
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【大人の文房具】宝石の輝き、ガラスペン

2016年07月04日 | 大人の文房具
本日から数回に渡って、大人の文房具「ガラスペン」をご紹介いたします。

スマホやパソコンでのテキスト入力が当たり前で、手書き文字を書くことが減った現代人。パソコン病などと言いまして、読めるけど書けない方、ほんとに多いですよね。

多分、そういう方には無用の長物、ガラスペン(黒笑
Webでご紹介して反応があるだろうか…と若干心配(ゲフ、ゲフン

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画像をご覧いただけば分かると思いますが、宝石のように美しいでしょう?眺めていると、時を忘れる美しさ。 

ガラスペンは、自分のために日記を綴る、誰かに想いを伝える時に、文字や言葉に想いがこもると信じる方におすすめ。

ガラスペンは、明治35年に風鈴職人がガラスでペン先を作り、それを竹などの軸にはめ込んで筆記用具として作ったのが始まりとか。当時、輸出品として、人気が高かったそうです。

今では世界各国で作られている、美しいガラス工芸です。日本発祥とは驚きですよね。

ガラスペンで書く時には、水性インクを使用します。万年筆のように、カートリッジ分を使い切る必要もなく、色を変えたいと思えば、その場で水洗いして、次の色に挿して書ける気軽さがあります。

今どきは、インクのカラーバリエーションは絵の具並みなので、気分次第で色を変えられることが良いところでしょうか。

インクの目詰りなんてこともございませんし、先端がすり減ることもございませんから、変わらぬ書き味が楽しめます。

では、問題の書き心地ですが、こればっかりは体験していただくのが近道ということで、店頭では試し書きようのガラスペンをご用意しております。

商品も、書き味を確かめてからご購入していただくようにしておりますので、出来ることなら、ご来店いただいて選んでいただけたらなと思っております。

一応、店主の感じたところをご紹介しますと、万年筆のペン先のようなしなり方はしませんが、ガラスの滑る感触は、硬いながらも優しく感じます。

筆圧をかけずともすらすらと書けるので、力を抜いてOK。普段よりも、自由なラインの文字が書けます。

線の太さは細字よりの中字。
ガラスペンは、想像以上に一定の細さで文字がかけますから、漢字という画数の多い文字を使う私達日本人には、線の太さで文字が潰れることがなくて、余白のキレイな文字が書けますよ。
 
次回は、ガラスペンの材料について、ご紹介したいなと思います。お楽しみに。

※美しいペン先に魅了された方は【クリック!

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毎朝、服に悩まない

2016年07月03日 | 日記
【お知らせ】7月休店日は6水 13水 20水 24日
※7月8月は13:00開店です。
※4(月)は18:00閉店します。
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本日は、商品紹介はお休みで、HPブログをご紹介。
画像は先日、としまえんに映画「TOO YOUNG TOO DIE」を見に行った時に乗った電車の、社内広告。

「朝着る服に悩む」
この悩み、今のわたくしには皆無なのですが、サラリーマン時代は悩む日もあったもので、懐かしく思って眺めました。

好き嫌いがはっきりしているので、迷う余地が少なかったわたくし。

なのに、朝の時間が無い日に限って、どの服もダメに感じる時がありまして、服がダメな日は、髪型も化粧もダメダメで、何をどう直したらいいのか分からないぐらい混乱しては、泥のような気分で遅刻出社したり・・・・

今思うと、自分の気持ちが満足してないことが原因で起こる発散行為だったのかなと思います。だから、こんな本を読んで納得しても、何度でも繰り返したろうなと思います。

仕事や人間関係、プライベート。

自分以外の外的要因は、波風立てず受け入れることが大人の対応だと思い込んで、本当は異議申し立てをしたいのに、反論せずに流していい人ぶっていた自分。心のどこかに不満足として降り積もる。

我慢が常態だと、我慢していることに鈍感になる自分。
だけど、心の中では不満が積もり続ける訳です。

で、許容量を超えそうになると、例えば「今日着る服が決まらない」なんて、子どもが駄々をこねるようなどうでもいい事で、「もう嫌だ」と本音を引き出そうとしていたんだなと、そう思っています。

今の私は、自分のやりたいことをやって生きているので、しんどいことも多いですが、満足して生きております。楽しいです。泥のような気分で過ごすことが、時にあっても、週単位なんて皆無です。そこに落ち込む前に、浮上しちゃいます。長くその状態でいると、心が疲労して、嫌になって抜けてしまうのです。

人並みの悩みは、普通にあります。
ただ、他者との関係上で、自分の気持ちを隠していい人ぶるのを止めた→全員から好かれずとも良いし、全員から好かれることは奇跡だと腑に落ちたら、楽になりました。

自分が受け入れたくない事柄や相手を、拒絶してもいいと、自分に許可を出せるようになったのです。嫌われるのが怖いと思っていたのが、どうでもいいと本気で思えるようになったら、楽になりました。

私の場合、この気づきの特効薬は・・・・

※この続きは【こちら
 
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