気付けば、２０時半過ぎ

今日、勤務校では卒業式が執り行われた。

私が子供だった頃は、母親だけが参列するのが普通だったが、
今は、ご夫婦そろって参列するお宅が普通だ。

お母さんたちは、保護者席前方の指定席へ。
お父さん方は、後方でカメラやビデオを回すという
役目の家庭が多かった。
時代の流れを感じる。

さて、今日は、臨時の終会がもたれたのだが、
その席で、校長先生が、「仕事がなければ早めに帰宅してください。」と
ありがたいお言葉を仰ってくれた。

担任をしていると、通信表は終えても、
この時期、指導要録という、１年間の成績や所見書きが
残されている。
また、皆勤賞の賞状作りだったり、手紙をくれた子どもへの
返事だったりと、やることは盛りだくさんある。
わがクラスには、転出する児童がいて、子どもたちが
書いた手紙をまとめたり、写真を印刷したりする仕事が
残されていた。

帰りたい気持ちは大きかったけれど、帰れる方ばかりではない。

私も、帰れない部類であった(笑)。

通信表の出席が変わってしまった児童の印刷し直しや
指導要録のハンコ押し、そして最後の学年だよりの
印刷、学級編成・・・などなどをしていたら、
いつの間にか、時計は８時半を回っていた・・・

それでも、職員室には、７人も残っている。

「こんな時間だから、帰りましょうか！」
そういって、帰宅したけれど、今日も、仕事は持ち帰った。
(この時刻、さすがに終えましたけどね。)

明日は、修了式。
少しは早めに帰れるだろうか。
帰りたい。



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