なんでも人のせい・・・

子供も親も質が変わった・・・
30年前だったら、絶対にないようなことでも
平気で言ってくる、やってくる。

注意すれば、「怒られた」と報告する。
嫌なことがあれば、他人のせいにして
逃げている・・・

先日、ある親が忘れ物を届けに来た時のこと。
教頭が対応したのだが、その際に
母親が愚痴をこぼして去られたんだとか。

「登校しぶりをしています・・・」と。

勉強ができる子供だが、努力するのは苦手。
できれば、避けたい子。
宿題はやってこなくても平気。
やらなくてもそのまま提出してくる。
隣の子といつまでも話をしているので
「今はその時間じゃないですよ」と
注意した記憶がある。
それでも止めなかったので、
席替えをした。
それを「怒られた」と。
たったそれだけだと親は思っている。
丁寧に説明した。
静かにするように指導したけれど
何回も続くので、指導したこと。
そして席替えをしたのだと。

不安がっています・・・とも。
ええ、そうでしょうよ。
力がありながらやらないでいるから、
私に再三、やって提出するように言われている。
それなのにやらない。
自分に非があるにもかかわらず、
やろうとしない、
提出しようとしない、
いつになっても出さないから指導したんだと
これまた説明した。

力があるのにやらないのは、話が別。
何度も言われているから、不安になるんじゃないですか・・・ってね。
この土日に、すべてをやって、すっきりした気持ちで
登校するように話してください。

母親の声のトーンが途中から変わったのを感じた。

そして昨日。
その子は、出すべきものをすべてやって提出した。
残念ながら、完全ではなかったけど。

母親からの連絡帳には
言い過ぎてしまって失礼しました。
よく見ていただいて、ありがとうございます。
残り僅かになりましたが、よろしくお願いします。

そう書かれていた。
担任の話を信じてくれるとありがたい。