田舎暮らしの日々是好日

山羊とともにのんびりと農家生活をしながら日頃の憂さ晴らしをつぶやきます。

ハマサンゴの復活

2020-07-22 04:13:52 | 日記
 昨日も
ミナタ海岸を耕して回った。

今年は雨量が多かったせいだろう
干潮時に見られる流水の川が幾筋もできている。

それらの流れをスムーズにするために
土砂を掘り返し 流れを誘導してきた。

 河川敷を想像してもらえばわかると思うが
堰き止められた水が蛇行して
枝分かれしたりしながら
扇状地をつくってきた。

 川の河口近くに都市が形成され発展してきた。
そして 海を埋め立てて工場地帯を作って
日本の東海岸地帯は
ほとんどが埋めたてて発展してきた。



 与論島で埋め立てを大々的にしたのが
与論港コースタルリゾート計画、
着工から十数年が過ぎてから補完工事(砂入れ)がなされている。

 この経過を見ながら、
 また沖縄の人工海浜地を参考にしながら、
 漁港建設のため海の地形が変わっていく様子を観察してきた。

 ミナタ漁港は私が役場勤務最初の頃からかかわってきているので、
 自分を育てた海でもあるので、
 子どもを育てながら環境の変化を観察してきた場所である。


  
 5年前からは環境省の調査が入り、
 私も関係者の一人に入れてもらった形になっている。
 私がここに係るようになった裏話はいつか書くことになると思うが、
 いろいろな方々、
 主に大学の先生方に声をかけられたからである。


   私は

 先生たちが口にした疑問のことを
 わたしなりに解釈して
 一人でやれることを実施してきた。

 一朝一夕にしかできない仕事をすると決めた。

 もう20年ぐらい流木や石ころを海岸で拾い続けている。
 観察からいろいろなことが分かってきた。

 試行錯誤ウィ続けている。

 枝サンゴが黒花海岸から石浜付近に再生の兆しが見えた時
 お世話になった先生方の誰かに語ってみたい。

 論文にしてほしい。