この時節、会うこともままならないので、
ドイツの孫と文通している。
ドイツの四月は気候が変わりやすく-20℃になった日も有ったとか。
いろいろ書いてくれる。
こちらも手作りの封筒を作って何かしら書いている。
最近、貰った菓子の包装紙で作ってみたが、切り方を失敗して
隙間が出来てしまった。
そこで、隙間を埋める紙を貼ることにしたのだが、
藤原実方朝臣の
かくとだに えやはいぶきの さしも草
さしも知らじな 燃ゆる思いを
のシールが丁度良いと選んだ。
と、意味がよく分からないので調べる事に・・・。
さしも草はヨモギの事か!
”もぐさ”の材料。
伊吹山は延喜式(平安中期)に国内随一の薬草の産地としてしるされており、
特にモグサは有名だったとか。
係り結びとか序詞とか掛詞とか・・・
歌自体技巧が多く難解な歌だそうだ。
私に分かるわけがない。
ついでに実方の生涯も。
源氏物語のモデルだったとか?
宮廷で問題を起こし、左遷された陸奥の地で亡くなり
怨念で雀に転生して京に帰ったとか・・・いろいろ。
面白いなーと思う。
家の雀も、誰かの転生❓
群れから離れて一羽だけ家で住んでるらしい子がいる。
手紙を書くつもりがついつい横道にそれてしまった。
でも、こんな歌を幼い孫に送って良いものだろうか・・?
まあ気にも留めないだろうけど。
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