和かあさんの日々の記録

親は一生親だけど、一応子育てが終わったので和母さん定年退職。

かくとだに えやはいぶきの さしも草・・・気になる歌

2021-04-27 | 趣味
この時節、会うこともままならないので、
ドイツの孫と文通している。

ドイツの四月は気候が変わりやすく-20℃になった日も有ったとか。
いろいろ書いてくれる。
こちらも手作りの封筒を作って何かしら書いている。


最近、貰った菓子の包装紙で作ってみたが、切り方を失敗して
隙間が出来てしまった。

そこで、隙間を埋める紙を貼ることにしたのだが、
藤原実方朝臣の
 かくとだに えやはいぶきの さしも草
  さしも知らじな 燃ゆる思いを

のシールが丁度良いと選んだ。

と、意味がよく分からないので調べる事に・・・。

さしも草はヨモギの事か!
”もぐさ”の材料。
伊吹山は延喜式(平安中期)に国内随一の薬草の産地としてしるされており、
特にモグサは有名だったとか。

係り結びとか序詞とか掛詞とか・・・
歌自体技巧が多く難解な歌だそうだ。
私に分かるわけがない。

ついでに実方の生涯も。
源氏物語のモデルだったとか?
宮廷で問題を起こし、左遷された陸奥の地で亡くなり
怨念で雀に転生して京に帰ったとか・・・いろいろ。

面白いなーと思う。

家の雀も、誰かの転生❓
群れから離れて一羽だけ家で住んでるらしい子がいる。

手紙を書くつもりがついつい横道にそれてしまった。

でも、こんな歌を幼い孫に送って良いものだろうか・・?
まあ気にも留めないだろうけど。



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