鬼門だらけの阪神タイガース。ファン歴40年の作家が、阪神タイガースが負ける訳を人知れず分析して呟くブログ

東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム、名古屋ドーム等の鬼門球場や聖地甲子園で繰り返される阪神の負け試合を中心にアーカイブ

藪が1992年を持ち出して、守って優勝した歴史はないと言うので比べてみた(打者編)。

2019-01-20 14:13:44 | スポーツ
藪が守って優勝した歴史はないと、1992年を
持ち出して語っていた
ので、検証してみた。

<1992年オーダー>
1番 和田、セカンド
打率278、0本、23打点、1盗塁
2番 亀山、ライト
打率287、4本、18打点、15盗塁
3番 オマリー、サード
打率325、15本、62打点、3盗塁
4番 パチョレック、ファースト
打率311、22本、88打点、0盗塁
5番 八木、レフト
打率267、21本、60打点、8盗塁
6番 新庄、センター
打率278、11本、46打点、5盗塁
7番 久慈、ショート
打率245、0本、21打点、4盗塁
8番 山田、キャッチャー
打率204、4本、31打点、0盗塁

亀山がヘッドスライディングで
勢いをつけた。

オマリーは出塁率460と良く打ち、四球を選んだ。

そんな二人をパチョレックが
勝負強いバッティングでホームに返した。
思いの外、本塁打も打ったし、
2塁打が33本と多かった。

八木も、決して主砲タイプではなかったが
21本、60打点と主軸級の働きだった。

新庄の出現も衝撃的だった。
5月後半に故障しオマリーの代役で出場したが
いきなりホームラン。その後もチャンスに強い
打撃が続いた為、7月からセンターとして定着した。

2番から6番までが
想定以上の活躍をしたことが
躍進の原動力であったのは
藪の言う通りである。

但し、久慈と山田は、
守備はともかく
打撃では期待できなかったので
6番迄で、なんとか点をとっていく
打線だった。

盗塁も、思われているほど多くない。
前年迄が、打てない走れない“貧打の極み”だったので
亀山が15盗塁しただけで、衝撃をもって
受け止められたに過ぎない・・・。

<2019年オーダー予測>
1番 近本 センター
2番 上本 セカンド
3番 糸井 ライト
4番 マルテ ファースト
5番 福留 レフト
6番 大山 サード
7番 糸原 ショート
8番 梅野 キャッチャー

近本は、前評判は良いが未知数だ。
ダメなら、島田、中谷といった
守備力のある選手を使うのだろう。

上本は、守備はイマイチながら、
打席での粘りが、相手チームにとって
鬱陶しいだろうから、故障が癒えていれば
スタメンで使いたい。盗塁も出来る。
間に合わなければ、糸原が
とってかわることになる。

糸井はまだ大丈夫だろう。
本塁打(16)と盗塁(22)については
去年より期待したい。

マルテは期待するしかない(笑)
30本位打って欲しいところ。
ダメならナバーロか。

福留は、休ませながらの起用になる。
陽川、高山との併用か。
この枠で15から20本の本塁打を期待したい。

大山にも、去年の11発を上回る
20本以上を期待したい。
なんだかんだ言われながら、
順調に育っているように感じるので
可能ではなかろうか。

糸原も順調に育っている一人だ。
鳥谷のプレッシャーを受けて
更に打撃・守備・走塁で花開く
ような気がするのは私だけではないだろう。

そして、梅野。
去年は、打率259、8本、47打点だった。
この梅野が矢野ばりの捕手になれば、
優勝は一気に近づくのは言うまでもない。

打線を1992年と比べると、
4番は未知数部分が大きいが
7番と8番は、間違いなく
当時より打者として戦力になる為、
6番打者迄で点をとらなければ・・・という
プレッシャーはない。

切れ目のない今季打線の方が
得点力としては上ではなかろうか。

あとは、矢野監督がどう采配するかだろう。
一番、期待するところでもある。

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