夢追(老)人留学生モー吉の誕生ー夢に向かって 9月1日(土) 晴れ
この春のパースでのロングスティから、日本に帰還して3ヶ月以上が経った8月31日、三度目のパースへ旅立ちました。
今度は、留学という大きな夢に向かった旅立ちのため、その準備のため、慌ただしく、あっという間に3ヶ月が過ぎました。
留学の準備には本当にたくさんのことが必要で、この3ヶ月で経験したことを綴れば、一冊の本が書けるほどです。それは、老後の楽しみにして、ここでは、今回の留学について、綴りたいと思います。
今回の留学は、この春の2ヶ月余りのロングスティで学校などを見学し、決めてきました。
日本に帰ってから、オーストラリア留学センターとメールのやりとりをしながら、ようやく、留学の手続きをほぼ終わり、8月31日に日本を立ちました。
この留学では、西オーストラリア州立職業専門学校の語学とフォトグラフィーのコースを三年間程勉強する予定です。フォトグラフィーは二年間でディプロマの資格がとれ、写真関係の仕事は何でもできることとなります。
学校はシティの街中近くにあり、とても便利で,設備もとてもすばらしく、気に入っています。若い人たちと勉強することとなりますので、不安もありますが、とても楽しみにしております。
家族三人ともども、このパースで暮らすこととなりますので、その点は心強いところです。
今回の留学を決めたのは、何よりも,この地の人たちがとてもフレンドリーであること、自然が豊かである
こと、そしてこの街が、とても美しく,暮らしやすく、気候がよいことが、後押ししてくれたからです。
こと、そしてこの街が、とても美しく,暮らしやすく、気候がよいことが、後押ししてくれたからです。
8月31日、飛行機の中から、翼の下に広がる雲海を眺める気持ちは、今までの二度の旅で感じた気持ちと少し異なっていました。今回は今までの短い滞在と違い、母国を離れ,異国で長く暮らすことになるからかも知れません。
寂しい思いと、新たな夢に向かった旅立ちのため、期待を胸に膨らました楽しい気持ちが混ざり、複雑なものでした。
古の旅人たちが新天地へ旅立ち、荒波の大海で感じた気持ちは、計り知れない程の不安が会ったでしょう。私の感じた気持ちも、大きさは違っても、似た気持ちだったからでしょうか。
古の旅人たちが、夢を追って大海に船出したように、私も、留学という夢に向かって,大海原に旅立つこととなりました。夢を追ってと言う意味では、大きさは違っても同じ「夢追人」ではないかと、翼の向こうを見ながら思ったものです。
また、五木寛之氏の小説「青年は荒野をめざす」を持って、大学生活に出発した時の心境も、この時思い出したものです。
このあたりの心境を綴ったページを、モー吉のホームページ「達真館」の「あの日を旅する」でアップする予定にしています。
今の私の年代からすると、「夢老人」というべきかも知れませんが、夢に向かって旅立った、今がその時と思っている今日この頃です。
そして、9月1日到着したパースの空は、澄み切った青空が広がっていました。
そして、今回訪れたパースの街には、今日もカモメが飛び交い、アートで陽気なオージーたちが、私たちを迎えてくれました。