モー吉の悠悠パース留学絵日記

この日記では、パースでの留学生活での出来事を中心に、心象風景を交えて、写真とエッセイにより、絵日記風に綴っています。

留学生活の始まり

2012-09-16 05:15:34 | 今日を旅する
留学生活の始まり 9月10日(月)晴れ

 今日は学生ビザを取得するための健康診断の日だ。
 パースに到着してから既に10日になるが、これまで、とにかく忙しい毎日だった。






 
 到着した日が土曜日で、留学センターは休みであるため、まずは生活に必要なものをスーパーでそろえることから始めた。
 アパートメントホテルも以前に利用したホテルで、従業員も以前からの人がいて、我々を暖かく迎えてくれた。この「City Stay Appertment」は、本当に便利で良いホテルだ。前と同じ間取りの部屋でパースの我が家へ戻ったような気分だ。リビングも一回り大きな部屋を提供してくれていた。二回目の利用だからだろうか。洗濯機も良くなっており、食器類も以前より充実していた。住宅を借りるまでは、このホテルで暮らすことを予定しており、二ヶ月の間に住宅を決めなければなりません。







 留学中の娘と三ヶ月ぶりに再会した初日の1日は、前回からの気に入りの中華街の店で夕食を食べることにした。前回一緒に撮った写真をこの店のおかみさんにプレゼントすると、大変喜んでくれた。
 
 土、日曜日は生活用品を揃えることに費やし、月曜日の3日に留学センターにお土産を持って挨拶にいくと、お世話になっているHさん始めメンバーが暖かく迎えてくれ、我々も大変うれしく話が弾むことになった。
 喜んでばかりはおれず、翌日から学生ビザの申請、健康診断の予約などの手続きのため、留学センターとホテルを毎日往復することとなった。
 私の場合、この学生ビザ申請に際して、移民局からアンケートへの回答要請があり(この七月から始まったもので、アットランダムに対象者を決めるとのことであるが、私が60歳を超えているからなのか?)、これで大変手間のかかることになった。
 すなわち、職歴証明、年金収入、銀行残高証明、固定資産証明、留学の理由書などの書類を揃えることとなり、手元にないため、日本から取り寄せる必要があるものもあった。そのため、前の職場のSさんには、職歴証明書、懇意にしている税理士のNさんには固定資産証明を取ってももらうようにお願いすることとなった。電話とメールでのやりとりになったが、お二人とも大変すばやく、正確に書類をそろえて送信していただき、大変助かり、感謝している次第です。
 留学センターの方も、「さすがに日本人はすごい」と言って,感心していました。ここオーストラリアでは、頼んでも予定通りいかないことが日常的であるからです。
 そして、一番ありがたいことは、パースの留学センターの方たちが、とても親切にサポートしてくれることです。彼女たちは皆、何年か前にこのパースに来て、この異国の地で羽ばたき、活躍している大和撫子です。
彼女たちのサポートなしには、今回の留学はありえなかったと思っています。
 その他に、そろえた書類を翻訳にかけてもらうこと、銀行の現地口座を開設するなどをしていると、あっという間に一週間がすぎました。

 そして、休みの日曜日、パースに来てはじめて、キングスパークを散歩がたら訪れ、シティの街の眺望や咲き乱れるワイルドフラワーを見て癒されました。









 このパースでは、街中へ出るだけで、飛び交うカモメやアートで陽気なミュージシャンや画家のたまごの人たちのアートに心を癒されますが、ここキングスパークは市民の一番の癒しの場です。












 そして、ようやく今日、健康診断の日を迎えることになり、これをクリアーすれば、留学手続きでは、後は学生ビザの認可を待つだけです。健康診断は、日本人スタッフがいないので、娘が通訳をしてくれることになり、大変助かりました。また、イタリア人のスタッフはとても親切で、医者の指示がわからなくて困っていると、親切に教えてくれました。
 これで、後は,健康診断の結果が送られてきたら、それを移民局へ持っていき、学生ビザの認可がおりることを祈るばかりです。
 そして、これからは、家探しを本格的にやらなければなりません。