モー吉の悠悠パース留学絵日記

この日記では、パースでの留学生活での出来事を中心に、心象風景を交えて、写真とエッセイにより、絵日記風に綴っています。

Smilling Cinderella 渋野日向子

2020-01-05 15:26:11 | あの日を旅する
Smilling Cinderella 渋野日向子

 去年の8月5日、英国BBCのニュースを見ていると、"Smilling Cinderella Japanese Hinako Shibuno Win Women's British Open!"とのニュースが流れ、アナウンサーの興奮した声とともに、彼女のウイニングパットの時の映像が流れていました。



 その時、私は、びっくりしてそのニュースに見入っていました。彼女のその時の映像の中の素晴らしい笑い顔を見て、"Smilling"の言葉は大いに納得していました。

 それでは
 なぜCinderellaなのだろう?
 その時、私は、素直にそう思っていました。
なぜなら、私は、その時、彼女の名前さえ知らず、初めてその名前、Hinako Shibunoを知ったからです。
 私も、ゴルフの経験もありましたので、ゴルフ選手の名前はある程度は、知っていました。女子ゴルフでは樋口久子、岡本綾子、宮里藍などなどでした。
彼女の優勝は、日本人では、42年ぶりメジャー優勝だとも流れていました。



 それで、早速、私は、その全英女子オープンの映像と、彼女の国内での戦いぶりなどをネットで調べてみることにしました。

 彼女は、その時、若干20歳で、去年のプロテストを通り、今年から、日本のプロ女子ゴルフツァーに参戦した新人であることを知りました。全英女子オープンまでに国内で2勝をあげ、なんとか、全英女子オープンへの参戦資格を得て、初めての海外の試合に望んだ、正に新人であったことを知りました。
 それで、BBCが"Smilling Cinderella"と呼んだ意味を知ることになりました。
 その後、彼女のあの笑い顔とゴルフスタイルに惹かれ、彼女の試合は全て見るようになりました。




 海外メディアも、観衆も、こぞって彼女のゴルフスタイルとギャラリーへの応対を絶賛していました。それは、ゴルフ場、ギャラリーへの応対、マナーといった多くの点で。
 そして、何よりも、人々を惹きつける彼女の笑い顔、それが人々の心を和らげ、癒していたのだろうと思いました。
 そして、私も、彼女のプレースタイルや、その笑い顔に大いに癒された一人になりました。

 それは、私の前のブログ"微笑みのSheriie"の中で書いた、彼女の"微笑み"とあい通じるものがあり、私は、この異国の地で、彼女たちの笑い顔に接することによって、大いに癒されてきたものと実感しました。




 言語は、人々をSeperateし、人種間の理解を阻害していますが、笑い顔は、人々とCommunicateし、彼らとの間を繋げる橋であり、それは世界共通です。
 まさに、それは、Unversal 言語そのものです。
 
 このことは、イメージ、写真にも通じるものがあり、私は、いつも、この地のオージーたちに、そのことを伝えていました。

Language separates people, but image never separates.
Your mind create your images.
So, image is just universal language.
 






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