昔から果樹には、”表年”と”裏年”というものがあるとよく言われています。
”表年”とは収穫量が多い年、”裏年”はその逆で収穫量がとても少ない年のことです。
そしてそれは1年ごとに繰り返されると言われています。
特にミカンや柿が表年、裏年があると有名です。
思うに、表年で実がつきすぎてしまうとその木が弱ってしまうから、次の年は実がつかなくなってなってしまうのでしょうね。
近所にある「キンカン」の木です。
この木は表年、裏年など全く関係ないように、毎年たくさんの実をつけています。
畑の隅の道路に面したところに植えられていて、特に手入れをされているようにも見えないのですが、大きな木にいつもこのようにたわわに実が生っているのです。
緑の少ないこの時期、青々とした葉ととオレンジ色の実のコントラストがとても素敵です。
手の届くところにあるので、ちょっと実を採ってみたい気になってしまいます。
学名 : Citrus japonica
英名:Kumquat、Cumquat
別名:キンキツ(金橘)
科名・属名:ミカン科 ミカン属
原産地:中国