梅が見ごろを迎えています。
ウォーキングコース途中には3ヶ所、小さな梅林があります。
そのうちの2ヶ所は白梅の木ばかりで、近くを歩くとほんのりと甘いような香りが漂ってきます。
ところがもう1ヶ所の梅林には白梅だけでなく、違う花色の木もちらほらと見られたのです。
小さな梅林で、フェンスで囲まれていたため中には入れず、外側からしか見られませんでしたが、それでも数種類の梅の木を確認できました。
それを貼っていきます。
一番多かったのが白梅の木。
所々にはピンクの八重の花が見られました。
同じピンクでも少し濃い色の花、真っ盛りでした。
蕾の時はピンク、開くと白っぽい花弁になる品種も。
この木はまだまだ蕾ばかりで、遅咲きのようです。
1本の枝に紅白の花が咲く、『源平咲き』の木もありました。
※ 源平咲きとは---平安時代の源平合戦時に源氏が白い旗を、平氏が赤い旗を用いたことから、1本の木に紅白の花が咲くことを言います。
梅だけでなく、ボケやツバキ、桃、ツツジなどにもこの現象が見られ、元々は赤い花が咲く木なのに、色素ができなくなって白い花になってしまうようです。
この2本の木は枝ごとに花の色が違っていました。
濃いピンクと薄いピンクの花が咲いている枝と白梅が咲いている枝。
これは源平咲きとは違って、接ぎ木したものかもしれません。
最近では梅の木を増やすためには接ぎ木が一般的になっているようなのです。
だからこの木は元の木の花と接ぎ木された木の花の両方が咲いているのではないかと----想像です。
梅林の外側だけから見えた木でもこれだけ種類がありました。
中に入れたらもっと違う種類の梅の木を見つけられたのかもしれません。