今日の散歩中に見つけた花---キキョウソウ
「キキョウソウ」って和風な名前なのに帰化植物なんですって。
今までずっとこの花は単に「キキョウソウ」だと思っていた。
ところが、調べてみたら「キキョウソウ」と「ヒナキキョウソウ」という2つの種類があるらしい。
その違いは、「キキョウソウ」はダンダンギキョウ(段々桔梗)という別名があるように、少しラッパ状の花が下から順番に上の方に向かって咲く。
茎の陵に毛が多く、葉は互生で広い卵型で茎を抱く。
写真は紛れもなく「キキョウソウ」。
それに比べて「ヒナキキョウソウ」は多くのつぼみをつけるが開花するのは普通最上部の1つだけ、この花は全開して、ラッパ状ではない。
葉はキキョウソウに比べると細く、茎は抱かない。
これだけならば、「花がいくつか咲いていればキキョウソウで、一番上に1個咲いていればヒナキキョウソウなんだ」、と問題なかったのに、また難しいことが出てきてしまった。
それは、「キキョウソウ」と「ヒナキキョウソウ」の2種類は北アメリカ原産のキキョウ科の1年草の花、ところがそのほかに、「ヒナギキョウ」というものがあるらしい。
もー、紛らわしい。
そして、「ヒナギキョウ」はキキョウ科の多年草。
花は少しラッパ状に咲き、一番上に1輪だけ咲く。
キキョウソウとヒナキキョウソウの形態を合わせたような形状の花なのだけど、葉が違っていて、茎の上部には葉がなく、下部にだけ平たくて細長い葉がある。
結局 ① キキョウソウ ② ヒナキキョウソウ ③ ヒナギキョウ と3種類あるのだとか。
どうしてこのような紛らわしい名前を付けたのだろう?
きっと、最初に①キキョウソウが見つかって、似たようなものがあったから②ヒナキキョウソウにして満足していたら、また同じようなものが現れたから③ヒナギキョウにすればいいんじゃない? とか、適当に決めたからこうなってしまったんじゃないかな?
こっちも適当なことを書いて、名前をつけた人、スミマセン💦
3種類全部見つけていないので、比較する写真がなくて申し訳ない。
分かりにくかったら検索すればたくさん出てくるので、そちらにお任せしたい。
やはり比較するにはビジュアル的なものが一番だと思うから。
ここから追記
「ヒナキキョウソウ」、見つけた。
花は上部に1個だけ、全開している。
あと、「ヒナギキョウ」を探さなければ。
学名:Triodanis perfoliata Nieuwl
英名:common venus' looking-glass
別名:ダンダンギキョウ
科名・属名:キキョウ科 キキョウソウ属
原産国:北アメリカ